久能山東照宮とは?
静岡県静岡市駿河区に位置する久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)は、徳川家康公を祀る由緒ある神社です。
久能山に徳川家康公が埋葬されたことでも知られ、歴史と信仰が息づく場所として親しまれています。
御社殿(本殿・石の間・拝殿)は、権現造(ごんげんづくり)の代表例として豪華絢爛な色彩を今に伝えています。
駿河湾を一望できる景色と歴史的建造物の調和が魅力で、歴史好きだけでなく、美しい景色を楽しみたい旅行者にもおすすめのスポットです。

アクセス方法
久能山東照宮に登る自動車道はないため、自動車の直接乗り入れはできません。
参拝には「日本平ロープウェイ」または「表参道の石段」の2つのルートがあります。
日本平ロープウェイを利用する場合
- JR静岡駅からバス
- 静岡駅前からしずてつジャストライン「日本平ロープウェイ」行きバスで約45分。
- 終点で下車後、日本平ロープウェイに乗車(約5分)して久能山駅へ。
- 車で日本平へ
- 日本平久能山スマートインターから日本平山頂まで約20分。
- 東名静岡ICまたは清水ICから日本平山頂まで約40分。
- 日本平山頂に無料駐車場(200台)があります。
表参道(石段)から登る場合
- 国道150号線沿いの久能山下から、1,159段の石段を登って参拝します。
- 所要時間は片道約20分。
- 周辺にはいちご狩り園もあり、冬から春にかけていちご狩りと合わせて楽しむ方も多くいます。

見どころ
1. 表参道の石段(1,159段)
久能山東照宮の表参道は、海側から1,159段の石段を登る参拝路です。
途中で景色を楽しみながら、山上の社殿を目指します。
2. 御社殿
本殿・石の間・拝殿からなる御社殿は、極彩色に彩られた権現造の社殿です。
鮮やかな漆塗りと繊細な彫刻が施されており、江戸時代初期の建築美を存分に楽しむことができます。
境内には楼門や神厩(しんきゅう)などの文化財建造物も現存しています。
3. 神廟(家康公のお墓)
御社殿の裏手、久能山の奥にある神廟(しんびょう)は、徳川家康公ゆかりの場所として知られています。
神聖な空気が漂うスポットとして、静かに参拝したい方にもおすすめです。
4. 日本平ロープウェイからの眺望
日本平から久能山を結ぶロープウェイでは、駿河湾の景色を楽しめる約5分間の空中散歩ができます。
深い谷を越えるルートはスリルもあり、移動自体が観光になる体験です。

周辺の観光スポット
久能山東照宮を訪れる際は、周辺の観光地も一緒に巡ると楽しさが広がります。
1. 日本平
久能山東照宮とロープウェイで繋がっている日本平は、静岡を代表する景勝地です。
展望スポットからは、富士山や駿河湾などの雄大な景色が楽しめます。
2. 三保の松原
松並木と富士山の眺望が美しいスポットとして知られています。
久能山東照宮から車でアクセスできる観光地の一つです。
3. 久能山周辺のいちご狩り
久能山周辺は温暖な気候を利用したいちご栽培が盛んで、「石垣いちご」としても知られます。
およそ12月から5月まで、いちご狩りを楽しめる季節として案内されています。

見学時のマナーと注意点
久能山東照宮は歴史ある神域です。
参拝の際は、周囲の方への配慮を心がけ、境内の案内に従って静かに行動しましょう。
旅行者向けの便利情報
おすすめの時間帯
朝早めの時間帯は比較的ゆっくりと参拝しやすい傾向があります。
晴れた日には駿河湾の景色が美しいため、天気予報を確認しておくと良いでしょう。
拝観料
- 社殿拝観:大人(高校生以上)700円/子ども(小中学生)300円
- 博物館:大人600円/子ども300円
- 社殿・博物館共通券:大人1,200円/子ども500円
日本平ロープウェイを利用の場合、別途乗車料金が必要です(往復 大人1,250円・小人630円)。
参拝時間
参拝は午前9時から可能です。
閉門時刻は季節により異なります。
受付は閉門時刻の10分前に終了します。
持ち物のアドバイス
- 歩きやすい靴(石段が多いため)。
- 飲み物(石段ルートの場合、水分補給用)。
- 帽子・日焼け止め(日陰が少ない箇所があります)。
多言語対応
受付では多言語の案内プリントが用意されている場合があります。
まとめ
久能山東照宮は、歴史や文化に触れながら、駿河湾の景色も堪能できる静岡の人気スポットです。
1,159段の石段を登って参拝する達成感や、山上で待つ景色は旅の思い出になります。
日本平ロープウェイを使えば、体力に自信がない方でも訪れやすいのも魅力です。
静岡に訪れた際は、ぜひ久能山東照宮に足を運んでみてください。