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鳥取・鳥取城跡|石垣と日本海の絶景を歩く歴史さんぽ

鳥取・鳥取城跡|石垣と日本海の絶景を歩く歴史さんぽ
鳥取城跡は、久松山の斜面に広がる石垣の遺構と、鳥取市街や日本海を一望できる眺めが魅力の山城跡です。この記事では、壮大な石垣や桜・紅葉の名所、洋館・仁風閣の資料館、初心者でも歩きやすいハイキングコース、ベストシーズンと所要時間、アクセスや服装のポイントまで、歴史散策を楽しむコツを詳しく紹介します。

ひと目でわかるポイント

一言でわかる鳥取城跡

鳥取城跡は久松山に広がる石垣の遺構を歩き、鳥取市街や日本海を一望できる眺めが魅力の山城跡。

見どころ(石垣と展望)

壮大な石垣の遺構を巡り、中腹〜山頂では鳥取市街地や日本海を見渡す絶景ポイントに出会える。

資料館で歴史を深掘り

鳥取城跡周辺の「鳥取城跡・仁風閣 展示館」などのガイダンス施設で、城の歴史や城下の暮らしを展示で学べる。

四季の風景

久松公園の鳥取城跡は春の桜・秋の紅葉が名所で、春は約200本の桜が満開になり賑わう。

歩きやすさ(ハイキング感覚)

緩やかな登山道が整備されており、初心者でも自然の中を歩きながら歴史散策を楽しめる。

所要の目安(本文根拠)

石垣の散策と周辺の展示施設見学をまとめて楽しむなら、約1〜2時間が目安。

アクセス(市内移動の要点)

JR鳥取駅からループ麒麟獅子バス約10分「鳥取城跡(仁風閣)」下車徒歩約5分/鳥取ICから車で約15分、久松公園周辺に駐車場あり。

※最新情報は公式発表または現地でご確認ください。

鳥取城跡とは?歴史と見どころを紹介

鳥取城跡(とっとりじょうあと)は、鳥取県鳥取市東町に位置する、山陰地方を代表する歴史的名所です。

標高263メートルの久松山(きゅうしょうざん)の山麓から山頂にかけて広がる壮大な石垣遺構が特徴で、山城から近世城郭への発展の歴史を一度に学べる貴重な城跡です。

鳥取城は戦国時代、因幡国の守護・山名氏の居城として栄え、天正9年(1581年)には織田信長の命を受けた羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)による兵糧攻めの舞台となりました。

このとき鳥取城を守った武将・吉川経家(きっかわつねいえ)は、城兵や民衆の命を救うために自刃し、その壮絶な籠城戦は「鳥取の渇え殺し(かつえごろし)」として日本の戦国史に刻まれています。

現在、鳥取城跡は国の史跡に指定されるとともに「日本100名城」のひとつに選ばれており、周囲の久松公園とともに散策や観光に最適なスポットとして親しまれています。


鳥取城跡の見どころ

1. 壮大な石垣の遺構と天球丸の巻石垣

鳥取城跡の石垣は、戦国時代から江戸時代にかけて築かれたもので、現在でも非常に良好な状態で保存されています。

久松山の地形を活かした高石垣や、山城ならではの堅牢な構造は、当時の築城技術の高さを物語っています。

なかでも注目は「天球丸」にある巻石垣(まきいしがき)で、石垣の崩落を防ぐために江戸時代後期に築かれた球面状の石垣は、全国でも大変珍しいものです。

石垣の間を歩きながら、時代ごとに異なる積み方の違いを観察してみましょう。

2. 山頂からの日本海の絶景パノラマ

久松山の山頂「山上ノ丸」まで登ると、鳥取市街地や鳥取砂丘、日本海を一望できる360度の絶景パノラマが広がります。

天気の良い日には遠く大山(だいせん)まで見渡せ、写真撮影にも最適です。

山頂までは二ノ丸の登山口から片道約30〜40分の登山となりますので、歩きやすい靴と飲み物を用意しましょう。

歴史的な城跡と自然が融合した景観は、訪れる人々を魅了します。

3. 国の重要文化財「仁風閣」

鳥取城跡の山麓には、明治期に建てられた白亜の洋館「仁風閣(じんぷうかく)」があります。

フレンチ・ルネサンス様式を基調とした優美な木造2階建ての建物で、旧鳥取藩主・池田家ゆかりの建築として、国の重要文化財に指定されています。

映画『るろうに剣心』のロケ地としても知られ、館内では鳥取藩や池田家に関する展示が行われています。

仁風閣は文化財保存修理工事のため、長期休館となる場合があります。

休館中も敷地内のガイダンス施設「鳥取城跡・仁風閣 展示館」や宝隆院庭園は見学できる場合があります。

4. 四季折々の風景と桜の名所

久松公園内にある鳥取城跡は、春には桜、秋には紅葉が美しく彩られます。

特に春にはソメイヨシノを中心に約240本の桜が満開となり、県内有数の花見スポットとして多くの花見客で賑わいます。

桜の見頃は例年3月下旬〜4月上旬で、石垣と桜のコントラストは絶好の撮影ポイントです。

四季を通じて異なる景観を楽しめるのが、鳥取城跡の魅力のひとつです。

5. 復元が進む大手門と擬宝珠橋

鳥取城跡では、復元整備が進められています。

内堀にかかる「擬宝珠橋(ぎぼしばし)」は復元され、往時の景観を感じられる見どころのひとつです。

全長約37メートル・幅約6メートルの木造橋で、国の史跡に指定された城跡の復元木造橋として日本最長を誇ります。

また、大手門にあたる「中ノ御門(なかのごもん)」の復元整備も進められており、往時の鳥取城の威容がよみがえりつつあります。


季節ごとの楽しみ方

  • 春(3月下旬〜4月上旬):満開の桜と石垣のコントラストが美しい花見スポットとして人気です。ライトアップも行われます。
  • :青々とした木々の中で涼しい登山や散策が楽しめます。水分補給をお忘れなく。
  • 秋(11月中旬〜下旬):紅葉が城跡を彩り、絶景写真を撮るのに最適な時期です。
  • :雪化粧した城跡は幻想的な雰囲気を醸し出します。積雪時は足元にご注意ください。

鳥取城跡へのアクセス

住所

鳥取県鳥取市東町

アクセス方法

  • 電車・バス
  • JR鳥取駅から100円循環バス「くる梨」緑コースで約8分、「仁風閣・県立博物館」バス停で下車すぐ。
  • 土日祝はループ麒麟獅子バスで約9分、「鳥取城跡」バス停下車すぐ。
  • 鳥取自動車道「鳥取IC」から約15〜20分。

駐車場

鳥取県立博物館の駐車場(約20台)が利用可能です。

休日は鳥取県庁の駐車場も無料開放されることがあります。

観光シーズン中は混雑することがあるため、早めの到着をおすすめします。

入場料

鳥取城跡の見学は無料です。

仁風閣は長期休館となる場合があります。


鳥取城跡のおすすめの楽しみ方

1. 石垣巡りで築城技術を体感

鳥取城跡の石垣をじっくり観察し、当時の築城技術や防御の工夫を感じ取ってみましょう。

野面積み・打込みハギ・切込みハギなど、時代ごとに異なる石垣の積み方を見比べることができます。

天球丸の巻石垣は必見で、丸みを帯びた珍しい形状は全国でも大変珍しいものです。

2. 桜や紅葉の風景を楽しむ

久松公園内の四季折々の自然風景を楽しむことで、城跡の新たな魅力を発見できます。

特に桜の時期は、写真映えするスポットが満載です。

二ノ丸跡は桜の木が多く、石垣をバックにした花見は格別です。

3. 展示館で歴史を学ぶ

仁風閣敷地内にある「鳥取城跡・仁風閣 展示館」では、鳥取城の歴史やジオラマ、復元整備の資料を見学できます。

展示を見た後に城跡を巡ると、より深い理解が得られます。

日本100名城スタンプの押印もこちらで可能です。


旅行者向け便利情報

持ち物と服装

  • 歩きやすい靴:城跡散策や登山道に適したスニーカーや登山靴を用意しましょう。山頂まで登る場合は特に重要です。
  • カメラ:四季折々の景観や歴史的な遺構を撮影するために必携です。
  • 飲み物:山頂付近には自動販売機がありません。夏場は特に水分補給を忘れずに。
  • 熊よけの鈴:久松山はツキノワグマの生息地でもあるため、登山時は持参すると安心です。

所要時間の目安

  • 山麓エリア(二ノ丸・天球丸)のみ:約30分〜1時間
  • 山頂(山上ノ丸)まで往復:約1時間30分〜2時間

注意事項

  • 環境保護:ゴミは必ず持ち帰り、美しい自然を守りましょう。
  • 天候の確認:久松山は天候によって登山道が滑りやすくなるため、訪問前にチェックしてください。
  • 多言語対応:一部の案内板には英語表記がありますが、詳細な解説は日本語が中心です。

鳥取城跡は、戦国時代の壮絶な歴史と江戸時代の城郭文化、そして美しい自然が見事に調和した観光地です。

石垣や絶景、四季折々の自然を楽しみながら、日本の歴史の一端を感じてみてはいかがでしょうか。

ぜひ訪れて、特別なひとときをお過ごしください!


よくある質問

A. 鳥取城跡は久松山に築かれた城の遺構で、石垣と堀、山上の曲輪跡が見どころです。山城なので眺望が良く、晴れた日は市街と日本海まで見渡せます。
A. 鳥取城跡(久松公園)は入園無料で、園内は散策自由です。夜は足元が暗い場所があるので、写真目的でも日没前に下山する計画にすると安心です。
A. 公園の平地だけなら1時間ほど、山上の天守跡まで行くと往復で2時間前後が目安です。石段が長いので、登りは会話できる程度のペースを守ると息切れしにくいです。
A. JR鳥取駅から久松公園までは徒歩約25分です。城山の登り口で飲み物の自販機が少ないため、駅周辺で買ってから向かうと安心です。
A. 桜や紅葉は例年、春と秋に久松公園がにぎわいます。花の季節は駐車場が混みやすいので、公共交通+徒歩にすると到着時間を読みやすいです。
A. 日本100名城スタンプは「仁風閣・宝隆院庭園展示館」で押せます。先にスタンプを済ませてから城跡へ向かうと、閉館時間を気にせず散策できます。
A. 山道は落ち葉や砂利で滑りやすいので、スニーカーより靴底が硬めの靴が歩きやすいです。雨上がりは石段が特に滑るため、手すりがある区間では遠慮なく使いましょう。
A. 近くの鳥取県立博物館や、休館中でも無料で入れる展示館を組み合わせると半日コースになります。歩いた後は市街地の喫茶店で休憩し、同じ方向へ戻らず回遊すると効率よく回れます。

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※ 記事内容は執筆時点の情報に基づいており、現在の状況と異なる場合がございます。また掲載内容は正確性・完全性を保証するものではありませんので、ご了承ください。