吉見百穴とは?
埼玉県比企郡吉見町にある「吉見百穴(よしみひゃくあな)」 は、古墳時代後期~終末期(6世紀末~7世紀末)に造られた横穴墓群です。
凝灰質砂岩の岩山の斜面に219基の横穴が確認されており、独特の景観が特徴です。
大正12年(1923年)に国の史跡に指定され、歴史散策スポットとして親しまれています。
また、太平洋戦争末期(昭和19年~20年)には地下軍需工場として利用された歴史もあり、戦争遺跡としても注目されています。

吉見百穴の見どころ
1. 古代の横穴墓群 – 219基の穴が作り出す景観
吉見百穴の最大の見どころは、斜面に並ぶ219基の横穴です。
古墳時代後期~終末期の横穴墓で、掘りやすい岩盤を利用して造られました。
一部の横穴は内部をのぞくことができ、当時の埋葬施設のつくりを観察できます。
2. 地下軍需工場跡 – 戦争遺跡としての一面
吉見百穴には、太平洋戦争末期に掘削された地下軍需工場の跡があります。
航空機部品の製造を目的に地下壕が造られたとされ、当時の背景を伝える場所になっています。
地下壕内部は安全面から立ち入りが制限される場合があり、見学方法は現地案内に従いましょう。
3. 国指定天然記念物「ヒカリゴケ」
吉見百穴は、国指定天然記念物「ヒカリゴケ」の発生地としても知られています。
暗い場所で光って見える苔で、昭和3年(1928年)に天然記念物に指定されました。
4. 周辺散策と施設
周辺には資料展示などがあり、歴史を学びながら散策できます。

吉見百穴へのアクセス
電車+バスでのアクセス
- 東武東上線で東松山駅へ
- 東松山駅東口から路線バスで「百穴入口」へ
- バス停から徒歩で到着
車でのアクセス
- 関越自動車道「東松山IC」からアクセス
- 駐車場あり

旅行者向けの便利情報
営業時間と入場料金
- 営業時間: 8:30~17:00(最終入場16:30)
- 入場料金: 大人(中学生以上)300円/小学生200円/小学生未満 無料
所要時間の目安
- 見学は30分~1時間程度が目安です。
おすすめの服装
- 動きやすいスニーカー
- 地下壕周辺はひんやり感じることがあるため、羽織があると安心
Wi-Fi情報
- 周辺にはWi-Fiスポットが少ないため、事前に地図をダウンロードしておくと安心です。

まとめ
吉見百穴は、219基の横穴墓群と戦争遺跡、ヒカリゴケの発生地として知られる歴史スポットです。
古代から近代までの背景に触れられ、散策しながら学べるのが魅力です。
足元に注意しながら、現地の案内に従って見学を楽しみましょう。