大久野島(ウサギの島)とは?
大久野島(おおくのしま)は、広島県竹原市にある瀬戸内海の小さな島で、「ウサギの島」として世界的に知られています。
島内では多くのウサギが見られ、訪れる観光客を癒してくれる特別なスポットです。
かつては第二次世界大戦中に毒ガス製造の拠点であったという歴史を持つ島ですが、現在はウサギと美しい自然が共存する観光地として、国内外から多くの人々を魅了しています。
瀬戸内海国立公園の一部に指定されたこの島は、日帰りでも宿泊でも楽しめる広島県の人気観光スポットです。
この記事では、大久野島の魅力や楽しみ方、旅行情報を詳しくご紹介します。

大久野島の見どころ
1. ウサギとの触れ合い
大久野島の最大の魅力は、何と言ってもウサギたちとの触れ合いです。
島内のどこに行ってもウサギが歩き回り、人懐っこく近寄ってきます。
特に早朝や夕方はウサギの活動が活発で、たくさんのウサギに出会えるチャンスが増えます。
ウサギと触れ合う際のポイント
- ウサギ用のエサ(キャベツやにんじんなどの野菜、ウサギ用ペレット)を事前に持参しましょう。島内で入手しにくい場合があるため、忠海港周辺で用意しておくと安心です。
- エサやりの際は、ウサギが驚かないよう低い姿勢で優しく接しましょう。
- ウサギにとって危険な食べ物(パン・お菓子・ネギ類など)は与えないよう注意が必要です。
- ウサギを抱き上げたり追いかけたりするのはケガの原因になるため避けてください。
ウサギたちのかわいい仕草に癒されること間違いありません。
2. 大久野島毒ガス資料館
大久野島は、第二次世界大戦中に旧日本軍の毒ガス兵器の製造が秘密裏に行われていた歴史的な場所でもあります。
島内にはその歴史を伝える大久野島毒ガス資料館があり、当時の資料や写真、防毒マスクなどの装備品が展示されています。
入館料は区分により異なります。
平和へのメッセージを学びながら、島の背景について理解を深めることができます。

3. 自然豊かな景観
大久野島は瀬戸内海国立公園の一部であり、美しい自然が広がっています。
- 海岸沿いの散策コース:島を一周する遊歩道は約4kmで、1時間前後が目安です。青い海と緑の森林が美しく、リラックスしながら歩けます。
- 展望台:島の展望台からは、瀬戸内海の島々を一望する絶景が楽しめます。
四季折々の風景が魅力で、春(3月下旬〜4月上旬)には桜、秋(11月中旬〜下旬)には紅葉が訪れる人々を楽しませます。
4. 宿泊施設とキャンプ場
島内には宿泊施設「休暇村大久野島」やキャンプ場があります。
- 休暇村大久野島:島内唯一の宿泊施設で、地元の新鮮な食材を使った瀬戸内の料理や天然温泉が楽しめます。
- キャンプ場:テントを借りて、ウサギたちと自然に囲まれたアウトドア体験が可能です。
日帰り旅行も十分楽しめますが、宿泊すると朝や夕方の静かな島の雰囲気と、活発に動き回るウサギたちの姿を堪能できます。
5. 歴史的な遺構
大久野島には、かつて毒ガス工場や軍事施設があった名残が島内各所に点在しています。
- 発電所跡や砲台跡:廃墟となった建物が自然に覆われた姿は、独特の雰囲気を醸し出しています。
- 毒ガス貯蔵庫跡:当時の施設がそのまま残されており、歴史の重みを感じることができます。
歴史と自然が交差するこの島は、訪れる人々に多様な体験を提供します。

大久野島へのアクセス
忠海港からのフェリー
大久野島は船でのみアクセス可能な島です。
最も一般的なルートは、広島県竹原市の忠海(ただのうみ)港からのフェリーまたは客船です。
- 所要時間:約15分
- 運航本数:季節などにより異なります。
- 乗船料:大人片道360円、往復720円です。
忠海港へは、JR呉線「忠海駅」から徒歩約7分です。
忠海港には無料駐車場があるため、車でのアクセスも便利です。
三原港からのアクセス
三原港(広島県三原市)からは、予約制の便が運航する場合があります。
JR三原駅から三原港まで徒歩約5分とアクセスが良く、新幹線利用者にも便利です。

旅行者向けの便利な情報
持ち物と注意点
- ウサギ用エサ:キャベツやにんじんなどの野菜、またはウサギ用ペレットを忠海港周辺の売店で事前に購入しましょう。
- 歩きやすい靴:島内は舗装された道と砂利道が混在しているため、スニーカーがおすすめです。
- 水分補給用ボトル:島内の自動販売機は限られているため、特に夏場は熱中症対策として多めに持参しましょう。
- ゴミ袋:島内にゴミ箱はありません。ゴミは必ず持ち帰りましょう。
ベストシーズン
- 春(3月〜5月):桜が咲き、暖かな気候で観光に最適です。子ウサギに出会えることもあります。
- 秋(10月〜11月):紅葉と心地よい気候が楽しめます。
夏場は暑さが厳しく、ウサギも日中は日陰で休んでいることが多いため、早朝や夕方の訪問がおすすめです。
混雑を避けるコツ
春〜秋の土日祝日はフェリーが混雑し、乗船できない場合もあります。
早い時間帯の便に乗るか、平日に訪問するのが快適に楽しむコツです。
確実に乗船したい場合は、三原港からの予約制の便の利用も検討しましょう。
まとめ
大久野島(ウサギの島)は、美しい瀬戸内海の自然と多くのウサギたちが訪れる人々を癒す特別な場所です。
散策や歴史的な遺構巡りを通して、島全体がまるごと観光スポットとなっています。
ウサギと触れ合いながら、日常を忘れてリラックスできる大久野島で、特別な旅の思い出を作ってみませんか。
広島を訪れる際には、ぜひこの島を旅のプランに加えてください。