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竜頭ノ滝の見どころと遊歩道の歩き方を初めてでもわかりやすく紹介

竜頭ノ滝の見どころと遊歩道の歩き方を初めてでもわかりやすく紹介

竜頭ノ滝は、奥日光を代表する滝のひとつです。二股に分かれる流れの由来、観瀑台と遊歩道での見え方の違い、春から秋にかけての景観の変化、バスでの行き方、周辺での立ち寄り方、初めてでも迷いにくい見学の順番まで、外国人旅行者向けにわかりやすく紹介します。 

ひと目でわかるポイント

一言でわかる魅力

奥日光三名瀑のひとつ「竜頭ノ滝」。溶岩を流れる白い水が二筋に分かれ「竜の頭」に見える迫力の景観が魅力

見どころ

約210mにわたって流れ落ちる幅約10mの渓流瀑と、観瀑台から正面に望む「竜の髭」と「竜の頭」の岩組み

アクセス

JR・東武日光駅から東武バス湯元温泉行きで約65分「竜頭の滝」下車徒歩約2分。車は清滝ICから約30分で滝上・滝中・滝下に無料駐車場

所要の目安

龍頭之茶屋から続く約210mの遊歩道で滝下から滝上まで徒歩約10分、横から流れを観察できる

ベストシーズン

5~6月のトウゴクミツバツツジ、9月下旬から色づき始め10月上旬~中旬に見頃を迎える紅葉が双璧

混雑とおすすめ時間帯

秋の紅葉シーズンは渋滞・混雑が発生しやすいため午前の早い時間帯の訪問がおすすめ

訪問時の注意点

標高約1,350mで夏も朝晩は冷えるため薄手の上着を用意。冬はいろは坂などで積雪・凍結があり冬用タイヤやチェーンが必要

※最新情報は公式発表または現地でご確認ください。

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竜頭ノ滝はどんな場所?奥日光を代表する滝の基本

竜頭ノ滝(りゅうずのたき)は、華厳ノ滝・湯滝とともに奥日光三名瀑の一つに数えられる、奥日光を代表する渓流瀑です。

標高1,350メートル前後の高原に位置し、男体山の火山活動でできた溶岩(軽石流)の上を、湯川の水が約210メートルにわたって流れ落ちる姿が大きな見どころとされています。

幅は約10メートルほどあり、階段状の岩場を勢いよく下る水流の姿は、中禅寺湖に注ぐ湯川の流れの一部としても知られています。

滝つぼ近くでは大きな岩によって流れが二つに分かれ、その姿が竜の頭に似ていることから「竜頭ノ滝」という名がついたとされています。

竜頭ノ滝は、落差だけを見せる滝というより、流れの形や岩肌との組み合わせ、周囲の自然との調和を楽しむスポットといえます。

竜頭ノ滝の見どころは二股に分かれる流れ

正面から見たときに名前の由来がわかりやすい

竜頭ノ滝の見どころは、正面の観瀑台から眺めたときに最も伝わりやすいです。

観瀑台からは、白い水流が左右に分かれながら大岩を噛むように落ちる様子を真正面に眺めることができます。

大きな一筋の滝とは違い、岩の間を縫うように流れるため、水の勢いと地形の面白さを同時に感じやすいのも特徴です。

左右に分かれた水流が「竜の髭」、その間の岩が「竜の頭」に見えるかどうかを意識して眺めると、滝の名前の由来がより印象に残ります。

華やかさだけでなく、流れの表情を楽しめる

竜頭ノ滝は、滝そのものの高さだけで圧倒するタイプではありません。

幅約10メートルの階段状の岩場を流れ下る水の動きが近くで見やすく、見る位置によって表情が変わる点に魅力があります。

晴れた日には水しぶきに光が差し込み、曇りや雨上がりには水量が増して迫力ある流れになるなど、天候によって異なる表情も楽しめます。

遊歩道を歩くと竜頭ノ滝の見え方が変わる

観瀑台だけで終わらせない楽しみ方

滝つぼから滝上まで遊歩道が整備されています。

龍頭之茶屋から竜頭ノ滝の流れに沿って約210メートルの遊歩道が続いており、滝下から滝上までは徒歩10分程度が目安です。

正面から全体を見たあとに遊歩道を歩くと、水が岩の上を流れ下る様子を横から追うことができ、滝を真横から眺められる観瀑ポイントも複数あります。

初めて訪れるなら、まず観瀑台で全体像をつかみ、その後に遊歩道へ進む順番だと景色の違いを感じやすいでしょう。

遊歩道は滝下から滝上に向かって緩やかな上り坂となるため、歩きやすい靴で訪れるのが安心です。

奥日光散策の途中にも組み込みやすい

滝上を越えると戦場ヶ原や湯元温泉方面へのハイキングコースにつながっており、湯元温泉方面から竜頭ノ滝へ下る場合は、8〜9キロメートル程度、所要2〜3時間程度を見込む行程になります。

そのため、竜頭ノ滝は「滝だけを見て戻る場所」としても、「奥日光散策の起点・終点」としても立ち寄りやすい場所です。

戦場ヶ原や湯滝、湯ノ湖といった奥日光の代表スポットと組み合わせると、自然をより深く味わうことができます。

新緑と紅葉で景色が変わるのも竜頭ノ滝の魅力

5月から6月はツツジと流れの組み合わせ

5月から6月にかけては、赤紫色のトウゴクミツバツツジが咲く季節です。

新緑の中に鮮やかな赤紫色が入るため、水の白さとの対比がきれいに見えやすい時期です。

標高が高い奥日光は、平地よりも開花が遅れる傾向があり、5月下旬から6月上旬にかけてが見頃の目安となります。

9月下旬からの紅葉は奥日光らしい景観を楽しみやすい

竜頭ノ滝の紅葉は9月下旬ごろから始まり、日光市内でも最も早く木々が色づく場所の一つとして知られています。

10月上旬から中旬にかけて見頃のピークを迎えることが多く、モミジやシナノキに彩られた景観を、観瀑台から滝と一緒に眺められるのが秋の大きな見どころです。

紅葉シーズンは渋滞や混雑が発生しやすいため、午前の早い時間帯に訪れるのがおすすめです。

竜頭ノ滝へのアクセスと現地で押さえたいポイント

バスで行く場合の基本

JR日光駅・東武日光駅から東武バスの湯元温泉行きに乗り、約65分で「竜頭の滝」バス停に到着します。

バス停から竜頭ノ滝までは徒歩約2分と近く、初めて奥日光を訪れる旅行者でも公共交通で立ち寄りやすいスポットといえます。

同じバス路線でいろは坂、中禅寺湖、湯元温泉方面にも移動できるため、フリーパスを活用すると周遊しやすくなります。

車で行く場合と現地の設備

車の場合は、日光宇都宮道路の清滝ICから約30分です。

滝上・滝中・滝下に無料駐車場があり、普通車や大型車に対応した区画も用意されています。

竜頭の滝公衆トイレには身障者用トイレがあり、24時間利用可能で冬季閉鎖はありません。

奥日光は秋の終わりから春先にかけて、いろは坂や周辺道路で積雪・凍結が発生するため、車で訪れる場合はスタッドレスタイヤやチェーンの準備が必要です。

龍頭之茶屋で休憩する

滝の目の前にある龍頭之茶屋は、5月から11月は9時から17時まで無休、12月から4月は10時から16時で平日不定休です。

名物のお雑煮や団子、コーヒーなどをいただきながら、滝を眺めるひとときを楽しめます。

見学するときのコツ

滝の正面だけでなく遊歩道側にも視点を移すと、竜頭ノ滝らしい流れの変化をつかみやすくなります。

遊歩道は石段や濡れた箇所もあるため、足元や周囲の状況に気を配りながら、無理のない範囲で景色の違いを楽しむのがよい見方です。

標高が約1,350メートルと高いため、夏でも朝晩は冷え込みやすく、薄手の上着を一枚持参すると安心です。

まとめ

竜頭ノ滝は、二股に分かれる独特の流れ、遊歩道から感じる水の近さ、そして新緑や紅葉による季節の変化を一度に楽しめる奥日光の滝です。

まずは観瀑台で全体を見て、時間があれば約210メートルの遊歩道も歩くと、この場所の魅力がよりわかりやすくなります。

奥日光をめぐる途中で自然景観をしっかり味わいたい人にとって、竜頭ノ滝は立ち寄る価値を感じやすいスポットです。

派手な言葉を使わなくても印象に残る、日光らしい水辺の風景として覚えておくとよいでしょう。

よくある質問

A. 竜頭ノ滝は栃木県日光市奥日光にある、全長約210m・幅約10mの渓流瀑です。華厳滝・湯滝と並ぶ奥日光三名瀑の一つで、滝つぼ近くで水流が二分される姿が竜の頭に似ることから名付けられたといわれます。滝音を近くで感じられる点も魅力です。
A. 竜頭ノ滝は階段状の岩場を約210mにわたって流れ落ち、遊歩道沿いに複数の観瀑ポイントがあるため人気です。一点から眺める大瀑布と違い、歩きながら水流の速さや音の変化を追える点が奥日光らしい楽しみです。短時間でも変化のある景色を楽しめます。
A. 紅葉は例年9月下旬ごろから始まり、10月上旬〜中旬にかけて見頃になることが多いです。奥日光でも早く色づく場所として知られ、モミジやシナノキの色と白い水しぶきの対比を観瀑台から楽しめます。朝は色がやわらかく、撮影にも向きます。
A. JR日光駅または東武日光駅から東武バス湯元温泉行きで約65分、「竜頭の滝」バス停下車徒歩約2分です。夕方は便数が限られるため、帰路は1本早いバスを目安にすると、渋滞や撮影の延長にも対応しやすくなります。
A. 竜頭ノ滝周辺には無料駐車場があり、滝中に普通車19台、滝下に普通車18台分があります。紅葉期は台数以上に来訪が多く、国道120号に待ち列が出やすいため、朝の早い時間に到着する計画が現実的です。滞在前後のバス時刻も確認しておくと動きやすいです。
A. 観瀑台で全景を見てから滝沿いの遊歩道を歩くと、所要時間は30〜60分が目安です。滝上から下るルートなら階段の負担を抑えやすく、最後に滝つぼで二股に分かれる水流を正面から見られるため、景色の変化を順に味わえます。
A. 標高約1,350mの高原にあり、夏でも朝晩は20℃を下回ることがあります。薄手の上着と歩きやすい運動靴を用意しましょう。遊歩道は石段や濡れた箇所があるため、サンダルより滑りにくい靴の方が安全です。紅葉期は足元が濡れやすい点にも注意しましょう。
A. 午前9時前または15時以降は、観瀑台で立ち止まりやすい時間帯です。紅葉期の土日は10〜14時に人が集中しやすいため、早朝の斜光を狙うと水しぶきと紅葉が明るく写り、人混みも避けやすくなります。滝音を聞きながら落ち着いて撮影できます。

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