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五台山 竹林寺の見どころ完全ガイド|高知で訪ねたい四国霊場第31番札所

五台山 竹林寺の見どころ完全ガイド|高知で訪ねたい四国霊場第31番札所

高知市の五台山にある竹林寺は、四国霊場第31番札所として知られる古刹です。国の重要文化財の本堂、名勝庭園、宝物館があり、巡礼だけでなく静かな寺社散策を楽しみたい訪日観光客にも向いています。参拝前に知っておきたい見どころと歩き方をまとめます。 

ひと目でわかるポイント

一言でわかる魅力

五台山 竹林寺は四国八十八ヶ所霊場第31番札所で、文殊菩薩を本尊とし、夢窓疎石作と伝わる名勝庭園や朱塗りの五重塔も楽しめる寺院。

見どころ

国指定重要文化財の本堂(文殊堂)、池泉観賞式の名勝庭園、高さ31.2メートルの総檜造五重塔、文殊菩薩像など17体の仏像を収める宝物館。

アクセス

JR高知駅前「こうち旅広場」からMY遊バスで「竹林寺前」下車徒歩約2分、車なら高知ICまたはJR高知駅から約20分。

拝観料

庭園・宝物館共通券は大人800円・中学生以下400円、庭園のみ大人500円、宝物館のみ大人400円、未就学児無料。

所要の目安

本堂と五重塔中心なら約30分、名勝庭園と宝物館までじっくり巡る場合は1時間〜1時間半が目安。

ベストシーズン

新緑の季節に加え、11月中旬〜下旬の紅葉期は朱塗りの五重塔ともみじが重なる景観が写真映え。

参拝マナー

白装束のお遍路さんや地元参拝者も訪れるため静かな空気を尊重し、本堂内陣や宝物館では撮影可否の表示に従う。

※最新情報は公式発表または現地でご確認ください。

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五台山 竹林寺とはどんな寺?

五台山 竹林寺(ごだいさん ちくりんじ)は、高知市五台山にある真言宗智山派の古刹で、四国八十八ヶ所霊場第31番札所として知られています。

本尊は文殊菩薩(もんじゅぼさつ)で、四国霊場八十八ヶ所のなかで唯一、文殊菩薩を本尊とする寺院です。

寺伝によれば、奈良時代の神亀元年(724年)に聖武天皇の勅願を受け、行基菩薩が開創したと伝わる古刹です。

本堂(文殊堂)は室町後期の建立で国の重要文化財に指定され、宝物館に収蔵される藤原期から鎌倉期の仏像17体も国の重要文化財として大切に守られています。

五台山 竹林寺で見たい見どころ

本堂(文殊堂)でまず味わいたい静けさ

竹林寺の中心となる本堂は、室町後期の建築美をいまに伝える落ち着いたたたずまいが印象的です。

参道から本堂へ進むにつれて空気が切り替わるように感じられ、旅の途中でも自然に気持ちを整えやすい場所です。

本堂は国の重要文化財に指定されており、軒の組物や檜皮葺の屋根など、細部までじっくり眺めると歴史の重みが伝わります。

名勝庭園と宝物館をあわせて見る

境内には夢窓疎石(夢窓国師)の作と伝わる池泉観賞式の竹林寺庭園があり、2004年に国の名勝に指定されました。

書院の縁側に腰を下ろして庭を眺める時間も、竹林寺らしい魅力のひとつです。

宝物館では、藤原時代から鎌倉時代にかけて造立された木造文殊菩薩及侍者像をはじめ、釈迦如来や薬師如来、大日如来、千手観音など、国指定重要文化財の仏像群を拝観できます。

建物を見るだけではわからない寺の奥行きや、土佐の仏教文化の厚みにふれられる時間です。

五重塔や文殊信仰にも注目

竹林寺は文殊菩薩を本尊とし、京都府宮津の切戸文殊、奈良県桜井の安倍文殊とともに「日本三文殊」のひとつとも称される寺として知られています。

境内では総檜造の五重塔も人気の見どころで、1980年(昭和55年)に再建され、高さは31.2メートルと高知県内で唯一の五重塔です。

鎌倉初期の様式を取り入れた優美な姿は、静かな境内散策のなかで強く印象に残ります。

受験生や学業成就を願う参拝者からは「智慧の文殊さん」として親しまれ、絵馬奉納の風景もよく見られます。

初めてでも迷いにくい参拝の流れ

はじめて訪れるなら、山内に入ってすぐ急いで回るより、まず本堂へ向かって手を合わせる流れが自然です。

その後に名勝庭園や宝物館へ進むと、祈りの場と鑑賞の場の違いがわかりやすく、全体を落ち着いて見て回れます。

四国遍路の札所として知られる一方で、観光スポットとしても案内されています。

読経や納経の時間に重なることもあるため、境内では大声を避け、参拝者の動線をふさがないように歩くと安心です。

所要時間の目安は、本堂と五重塔を中心に巡るなら約30分、庭園と宝物館までゆっくり鑑賞するなら1時間〜1時間半ほどみておくと余裕があります。

竹林寺へのアクセスと拝観前の確認ポイント

竹林寺は高知市五台山にあり、JR高知駅前の「こうち旅広場」から観光周遊バス「MY遊バス」に乗り、「竹林寺前」停留所で下車して徒歩約2分です。

車で訪れる場合は高知自動車道の高知ICから約20分、JR高知駅からも車で約20分の距離で、無料駐車場(普通車約100台分)が用意されています。

参拝前に確認したい基本情報

  • 境内の参拝時間は8:00〜17:00です。
  • 名勝庭園・宝物館の拝観時間は8:30〜17:00、最終入館は16:30です。
  • 拝観料は庭園と宝物館の共通券が大人800円、中学生以下400円、庭園のみが大人500円、中学生以下250円、宝物館のみが大人400円、中学生以下200円で、未就学児は無料です。
  • 基本的には無休ですが、行事などで拝観できない場合があります。

時間帯や行事によって雰囲気が変わることもあるため、出発前に拝観時間や行事予定を確認しておくと動きやすくなります。

参拝前に知っておきたいマナーと楽しみ方

寺院では、写真を撮る前に掲示や現地案内を確認し、撮影よりも先に参拝を済ませると流れが整います。

特に竹林寺は白装束姿のお遍路さんや地元の参拝者も訪れるため、静かな空気を尊重する意識が大切です。

本堂内陣や宝物館は撮影禁止の場合があるので、案内表示を必ず確認してください。

また、竹林寺は五台山エリアの散策先としても組み合わせやすく、寺だけを急いで見るより、山の空気や周囲の緑と一緒に味わうと印象が深まります。

新緑の季節や、例年11月中旬〜下旬ごろの紅葉期には、境内のもみじが朱塗りの五重塔と重なる景観が写真映えする時期として人気です。

庭園や宝物館をあわせて見れば、信仰の場としての表情と文化財の見どころを一度に感じやすくなります。

まとめ|五台山 竹林寺を静かに味わうコツ

五台山の竹林寺は、四国霊場第31番札所としての信仰、本堂や17体の重要文化財仏像に代表される文化財、そして夢窓疎石作と伝わる名勝庭園の静けさを一度に感じられる寺院です。

高知観光の途中で立ち寄る場合も、四国遍路の一寺として訪ねる場合も、まずは本堂へ向かい、境内の空気をゆっくり受け取るように歩くと、この場所の魅力が伝わりやすくなります。

よくある質問

A. 五台山 竹林寺は高知市五台山にある真言宗智山派の歴史ある寺院です。神亀元年(724年)に行基が聖武天皇の勅願により開創したと伝わり、四国八十八ヶ所霊場で唯一文殊菩薩を本尊とする「学問の寺」として知られています。
A. 竹林寺は本尊・文殊菩薩の信仰により日本三文殊の一つとされる寺院です。京都・智恩寺、奈良・安倍文殊院と並ぶ智慧の仏様として信仰され、受験生や保護者の合格祈願が多い点も覚えておくと便利です。学業旅行にも相性が良い寺です。
A. 庭園と宝物館の共通拝観券は大人800円、中学生以下400円、未就学児は無料です。本堂や五重塔のある境内のみの参拝は無料なので、お遍路の納経や四国霊場巡拝が目的なら拝観券を購入せずとも本堂参拝が可能です。
A. JR高知駅前「こうち旅広場」から観光周遊バス「MY遊バス」で約30分、「竹林寺前」下車徒歩2分です。MY遊バスの五台山券(1,000円)は路面電車の市内均一区間も乗り放題になり、竹林寺の拝観料割引特典も付くため、桂浜まで行かない日帰り観光に重宝します。
A. 境内参拝は8:00〜17:00、庭園と宝物館は8:30〜17:00(最終入館16:30)です。本堂と五重塔だけなら30分ほどで回れますが、夢窓疎石作と伝わる名勝庭園と宝物館の重要文化財17体までじっくり見るなら1時間半は確保しましょう。
A. 竹林寺の紅葉は、例年11月中旬〜12月上旬が見頃になりやすいです。五重塔ともみじが重なる構図は高知県内でも人気が高く、庭園の池に映る紅葉は朝の斜光が当たる9時前後に撮ると色が出やすくなります。石段周辺は足元にも注意しましょう。
A. 御朱印(参拝記念の墨書き)は納経所で500円で授与されています。「文殊大士」の墨書と梵字「マン」の朱印が特徴で、季節や行事の限定御朱印が出ることもあるため、納経所の張り紙を確認すると楽しみが増えます。
A. 竹林寺と県立牧野植物園は隣接しており、徒歩数分で行き来できます。植物園は「植物園を造るなら五台山がええ」という牧野富太郎博士の遺言を受けて、竹林寺の「南の坊」跡地に1958年に開園した経緯があり、お寺と植物園が地続きになっている全国でも珍しい組み合わせ。

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