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岩手の絶景スポット10選|厳美渓・猊鼻渓・浄土ヶ浜を巡る旅

岩手の絶景スポット10選|厳美渓・猊鼻渓・浄土ヶ浜を巡る旅
岩手の絶景スポットを、厳美渓・猊鼻渓・浄土ヶ浜を中心に紹介。渓谷、三陸海岸、鍾乳洞、高原、火山の景観まで、初めての訪日旅行でも写真と散策を楽しみやすい場所を自然に巡れるよう整理します。季節ごとの見え方や、岩手らしい旅の組み立て方もわかります。

ひと目でわかるポイント

一言でわかる魅力

岩手の絶景スポット10選。渓谷美・三陸海岸・高原・地底湖・火山地形まで、景観のタイプが幅広く楽しめる

渓谷の見どころ

厳美渓は磐井川がつくる岩肌と甌穴を遊歩道から散策、猊鼻渓は高さ100m超の断崖を見上げる舟下りが名物

三陸海岸の絶景

白い流紋岩の浄土ヶ浜、高さ約200mの断崖が続く北山崎、5列に連なる鵜の巣断崖、奇岩の碁石海岸

自然の造形

日本三大鍾乳洞・龍泉洞の青い地底湖、八幡平の高原と沼、焼走り熔岩流の黒い溶岩原

所要の目安

猊鼻渓の舟下りは往復約90分が目安。冬はこたつ舟も運航

雨の日の候補

龍泉洞は屋内性のある自然スポットで雨の日にも向く。八幡平ドラゴンアイは5月下旬〜6月上旬頃に自然条件が重なると見られることがある

エリア分けのコツ

見たい景色を渓谷・海岸・高原・地底湖・火山地形に分けると、広い岩手県内でも行き先を選びやすい

※最新情報は公式発表または現地でご確認ください。

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岩手の絶景スポット10選を選ぶポイント

岩手の絶景スポットは、厳美渓や猊鼻渓の渓谷美から、浄土ヶ浜や北山崎が連なる三陸海岸、八幡平の高原、焼走り熔岩流の火山地形まで、景観のタイプが幅広いのが魅力です。

初めて訪れるなら、移動エリアを分けて考えると、東北で最も広い岩手県内でも無理のない旅にしやすくなります。

まずは、岩手の絶景スポット10選を景観のタイプで整理します。

スポット エリア 景観の軸 向く旅
厳美渓 一関 渓流と奇岩 散策旅
猊鼻渓 一関 舟と断崖 体験旅
浄土ヶ浜 宮古 白い岩と海 海岸散歩
北山崎 田野畑 海の断崖 展望旅
鵜の巣断崖 田野畑 重なる断崖 静かな旅
碁石海岸 大船渡 奇岩と浜 海辺散策
龍泉洞 岩泉 地底湖 雨の日にも
八幡平 八幡平 高原と沼 自然散策
焼走り熔岩流 八幡平 黒い溶岩原 地形観察
種山ヶ原 住田周辺 高原の稜線 文学散歩

岩手の絶景はエリアごとに表情が変わる

一関周辺では、磐井川や砂鉄川の流れと岩肌がつくる渓谷美を楽しめます。

沿岸部では、白い岩、青い海、切り立つ断崖が続き、内陸とはまったく違う開放感があります。

旅行者は天候と季節で候補を分けると選びやすい

海岸や高原は天候の影響を受けやすい一方、龍泉洞のような屋内性のある自然スポットは、雨の日の候補にもなります。

春の新緑、夏の青い海、秋の紅葉、冬の雪景色など、同じ場所でも季節によって印象が変わります。

厳美渓・猊鼻渓で岩手の渓谷美を楽しむ

岩手南部の一関市に位置する渓谷は、水の音を近くに感じながら景色を味わえるのが魅力です。

歩いて眺める厳美渓と、舟に乗って眺める猊鼻渓では、渓谷の見え方の違いがわかりやすくなります。

厳美渓|磐井川がつくる岩肌と水のコントラスト

厳美渓(げんびけい)は、磐井川の流れが岩を削り、滝や深い淵、丸くくぼんだ甌穴(おうけつ)を見せる約2kmの景勝地です。

1927年に国の名勝・天然記念物に指定され、遊歩道から眺めると流れの速い場所と静かな水面が近い距離に現れ、写真でも変化を出しやすい場所です。

対岸のロープで団子と代金をやり取りする名物「郭公だんご(空飛ぶだんご)」も、散策の楽しみのひとつです。

春は桜、夏は涼しげな渓流、秋は紅葉、冬は雪をまとった岩肌と、季節ごとの色がはっきり出ます。


猊鼻渓|舟下りで見上げる断崖の景色

猊鼻渓(げいびけい)は、砂鉄川が石灰岩を削ってできた渓谷で、川面から高さ100mを超える断崖を見上げる舟下りで知られる日本百景のひとつです。

歩く観光とは目線が変わるため、岩壁の高さや水面に映る緑をゆっくり感じられます。

舟下りは往復約90分が目安で、冬にはこたつを備えた「こたつ舟」も運航されます。

乗船や運航に関わる情報は天候などで変わる場合があるため、訪問前に公式案内を確認しておくと安心です。


浄土ヶ浜・北山崎・鵜の巣断崖で三陸海岸を巡る

三陸海岸の絶景は、海の青さだけでなく、地形の迫力を一緒に楽しめる点が特徴です。

同じ沿岸部でも、穏やかな入り江、切り立つ断崖、奇岩の浜では、旅の雰囲気が大きく変わります。

浄土ヶ浜|白い岩と青い海が印象的な宮古の景勝地

浄土ヶ浜(じょうどがはま)は、白い流紋岩の岩肌と松、穏やかな海の色が重なる宮古市の景勝地で、三陸復興国立公園に含まれる国の名勝です。

地名は江戸時代に常安寺の僧・霊鏡竜湖が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことに由来すると伝わります。

海辺を歩くだけでも景色を楽しみやすく、三陸海岸が初めての旅行者にも取り入れやすい場所です。

周辺の自然情報を知りたい場合は、浄土ヶ浜ビジターセンターを旅の起点にすると理解が深まります。


北山崎|展望台から眺める三陸の断崖

北山崎は、高さ約200mの断崖が約8kmにわたり続く田野畑村の景勝地です。

展望台から眺めると、海岸線が折り重なるように続き、晴れた日だけでなく霧がかかる日にも独特の雰囲気があります。

階段や遊歩道を利用する場合は、足元に注意し、天候が悪い日は無理に進まない判断が大切です。

鵜の巣断崖|静かに海岸美を味わう展望スポット

鵜の巣断崖は、高さ約200mの断崖が5列に連なる様子を遠くから眺める田野畑村の展望スポットです。

北山崎より落ち着いた雰囲気で、海と崖のスケールを静かに味わいたい旅行者に向いています。

風が強い日もあるため、展望場所では柵の外へ出ず、写真撮影に集中しすぎないようにしましょう。

碁石海岸|奇岩と黒い浜がつくる海辺の景色

碁石海岸は、岩場や浜、松林が組み合わさる大船渡市の海岸景勝地で、国の名勝・天然記念物に指定されています。

海の浸食で生まれた岩の形や、名前の由来となった黒い玉砂利の浜など、歩く場所によって見える景色が変わります。

波の近くまで降りられる場所では、潮や足元を確認し、安全な範囲で散策することが大切です。

龍泉洞・八幡平・焼走り熔岩流で自然の造形を見る

岩手の絶景は、海や川だけではありません。

地下に広がる青い湖、雪解けの沼、高原の湿原、黒い溶岩原は、自然が長い時間をかけてつくった景色として印象に残ります。

龍泉洞|青く澄んだ地底湖を歩いて眺める

龍泉洞(りゅうせんどう)は、秋芳洞・龍河洞と並ぶ日本三大鍾乳洞のひとつで、岩泉町にある自然スポットです。

洞内では、岩の質感と「ドラゴンブルー」と呼ばれる水の色が重なり、水深98mの第三地底湖など、地上とは違う静けさが広がります。

地底湖の水は名水百選にも選ばれており、足元が濡れている場合もあるため、歩きやすい靴で訪れると安心です。


八幡平|高原の沼と季節の自然を楽しむ

八幡平(はちまんたい)は、岩手県と秋田県にまたがる標高約1,600mの高原地帯で、沼や湿原、樹林が広がる自然エリアです。

雪解けの5月下旬〜6月上旬頃には、鏡沼の景色が「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれ、龍の眼のような姿を見せることがあります。

鏡沼は秋田県仙北市側に位置するため、岩手側から向かう場合も現地の案内や交通情報を確認して計画しましょう。

焼走り熔岩流|岩手山の火山活動を感じる黒い大地

焼走り熔岩流(やけはしりようがんりゅう)は、江戸時代の岩手山の噴火によってできた黒い熔岩が約4kmにわたり広がる、国の特別天然記念物です。

緑の多い岩手の景色の中で、岩手山北東斜面に黒い岩原が続く風景は印象が異なり、火山地形を近くで感じられます。

岩の上は歩きにくい場所もあるため、観察路を外れず、足元を守れる靴を選びましょう。


種山ヶ原|宮沢賢治ゆかりの高原風景

種山ヶ原(たねやまがはら)は、奥州市、住田町、遠野市周辺にまたがる標高600〜870mほどの高原地帯です。

ゆるやかな稜線と草原の風景が広がり、宮沢賢治が親しんだ「イーハトーブの風景地」として国の名勝にも指定されています。

海岸や渓谷の迫力とは違い、広い空と風を感じながら過ごせる穏やかな絶景です。

季節ごとに変わる岩手の絶景の見え方

岩手の自然は季節差が大きく、同じスポットでも旅の印象が変わります。

見たい景色を先に決めると、訪問エリアを選びやすくなります。

季節ごとの景色の傾向を、旅の目的に合わせて整理します。

季節 見え方 合う場所
新緑と花 厳美渓
初夏 雪解けの沼 八幡平
青い海 浄土ヶ浜
紅葉の渓谷 厳美渓
雪景色 猊鼻渓

春から初夏は水と緑の色がきれいに見える

春から初夏は、渓谷や高原の緑が明るくなり、水辺の景色がやわらかく見えます。

八幡平ドラゴンアイのように、5月下旬〜6月上旬頃に自然条件が重なると見られる景色もあります。

夏は三陸海岸の青さを楽しみやすい

夏は浄土ヶ浜や碁石海岸など、海の色が印象に残りやすい季節です。

日差しが強い日は、帽子や飲み物を用意し、岩場では足元を確認しながら歩きましょう。

秋から冬は渓谷と雪景色が旅の主役になる

秋は厳美渓や八幡平で、紅葉の景色を楽しみやすくなります。

冬は雪や凍結の影響が出る場所もあるため、移動前に交通情報と施設案内を確認することが大切です。

写真撮影と自然観光で気をつけたいマナー

絶景スポットでは、よい写真を撮ることよりも、安全と自然保護を優先することが大切です。

とくに三陸海岸の崖、渓谷の水辺、高原の遊歩道では、立ち入り範囲を守るだけで旅の安心感が大きく変わります。

自然の場所で意識したい行動を整理します。

場面 意識したいこと 避けたいこと
断崖 柵内で撮る 身を乗り出す
渓谷 足元を見る 濡れ岩を急ぐ
浜辺 波を確認 潮際へ無理に進む
高原 遊歩道を歩く 植生へ入る

撮影は展望場所と遊歩道の範囲で楽しむ

岩手の絶景は、少し離れて眺めることで地形の大きさが伝わる場所が多くあります。

無理に崖や水辺へ近づかなくても、展望台や遊歩道から十分に景色を楽しめます。

自然の音や静けさも旅の一部として味わう

猊鼻渓の川音、三陸海岸の波音、種山ヶ原の風など、岩手の絶景は音の記憶も残りやすい場所です。

周囲の旅行者や地域の人に配慮し、大きな声や長時間の場所取りは控えめにしましょう。

訪問前に公式案内を確認する

舟下り、道路、遊歩道、海岸利用は、天候や季節によって状況が変わることがあります。

料金、営業時間、通行可否、予約要否などの詳細は、訪問前に施設や自治体の公式情報を確認してください。

まとめ

岩手の絶景スポットは、厳美渓や猊鼻渓の渓谷、浄土ヶ浜や北山崎の三陸海岸、龍泉洞や八幡平の自然景観など、エリアごとに表情が大きく変わります。

初めての訪日旅行では、見たい景色を「渓谷」「海岸」「高原」「地底湖」「火山地形」に分けると、行き先を選びやすくなります。

料金、営業時間、運航、通行可否などは季節や天候で変わる場合があるため、出発前に公式情報を確認し、安全に岩手の景色を楽しみましょう。


よくある質問

A. 岩手の絶景は、渓谷・海岸・地底湖・高原・火山地形に分かれます。厳美渓・猊鼻渓、浄土ヶ浜・北山崎・鵜の巣断崖・碁石海岸、龍泉洞、八幡平、焼走り熔岩流など景観のタイプが幅広いのが特徴です。移動距離が長い県なので、ジャンル別に絞ると東北一広い岩手でも無理のない行程を組みやすくなります。
A. 厳美渓の郭公だんごは、渓流の対岸から籠で届く体験型の名物です。籠に代金を入れて木槌で板を叩くと、だんごとお茶が運ばれてきます。ゴマ・あん・醤油の3本セットにお茶が付いて600円。営業は9:30頃〜15:00頃で売り切れ次第終了、冬期は休業するため、渓谷散策の締めに味わうなら午前中の到着が確実です。
A. 猊鼻渓の舟下りは往復約90分で、料金は大人2,000円、小学生900円、幼児200円です。折り返しの三好ヶ丘で約20分の散策時間があります。船頭が竿一本で操りながら唄う「げいび追分」が渓谷にこだまするのが見どころで、冬季12〜2月頃はこたつ舟が運航され、雪化粧した断崖を暖まりながら見上げられます。
A. 浄土ヶ浜の青の洞窟(八戸穴)へは、地元漁師の小型船「さっぱ船」に乗ると入れます。料金は1人2,000円、所要約20分でライフジャケットとヘルメットを着用し、予約不要の当日受付です。エメラルドグリーンに輝く海面は、日差しが差し込む午前中ほど発色が鮮やかになります。宮古うみねこ丸は湾内周遊向けです。
A. 龍泉洞の入洞料は大人1,100円、小中学生550円で、8:30から営業し年中無休です。日本三大鍾乳洞のひとつで、水深98mの第三地底湖など「ドラゴンブルー」と呼ばれる透明度の高い水が最大の見どころ。洞内は年間を通じて約10度と肌寒く、通路が濡れて滑りやすいため、夏でも羽織るものと滑りにくい靴があると快適に歩けます。
A. 八幡平ドラゴンアイは、鏡沼の雪解けが進む時期だけ見られる自然現象です。例年5月下旬〜6月上旬頃に雪と水が龍の眼のように見えます。山頂駐車場から鏡沼まで徒歩約20分の道は雪道になるため、中心の雪解け具合を見たい人は長靴か滑りにくい靴を用意すると安心です。
A. 北山崎・鵜の巣断崖はいずれも田野畑村にあり、三陸鉄道リアス線の田野畑駅から車で約15〜20分です。列車の発着に合わせた予約制の観光乗合タクシーが便利で、出発の1時間前までに電話予約が必要です。高さ約200mの断崖は展望台から眺めるのが基本で、鵜の巣断崖は北山崎より人が少なく、5列に連なる崖を静かに味わえます。
A. 碁石海岸の雷岩は、波が洞穴に打ち込むと雷のような重低音「ズドーン」が響く岩で、「日本の音風景100選」に選ばれています。この音を間近で聞くなら碁石海岸穴通船が最適で、3つの穴が貫通した穴通磯まで約40分、料金は2名以上で1人2,500円ほど。地名の由来になった黒い玉砂利の浜は、波に洗われた石が碁石のように丸く艶やかです。

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