日本旅行を楽しもう!

神奈川のおすすめ観光スポット15選|横浜・鎌倉・箱根の名所

神奈川のおすすめ観光スポット15選|横浜・鎌倉・箱根の名所
神奈川で初めて訪れたい観光スポット15か所を、横浜・鎌倉・箱根を中心に紹介。赤レンガ倉庫や鎌倉大仏、芦ノ湖に加え、江の島と小田原城も取り上げます。港町の散策、寺社巡り、自然やアートなど旅の目的に合わせた選び方と、参拝・撮影の注意点を押さえ、無理のない旅を計画できます。

ひと目でわかるポイント

神奈川観光の魅力

神奈川は横浜の港町、鎌倉の寺社、江の島の海、小田原の城、箱根の山と湖など、エリアごとに風景が変わる。観光スポット15か所の見どころや料金、アクセスの目安を比べ、見たい景色を軸に、食事や休憩、移動の余裕を残して旅先を選べる。

エリア別の代表スポット

神奈川の代表スポットは、横浜赤レンガ倉庫・横浜中華街・三溪園、鎌倉大仏(高徳院)・鶴岡八幡宮・長谷寺、江の島、小田原城、芦ノ湖・大涌谷・彫刻の森美術館など15か所

東京からのアクセス

鎌倉は東京から電車で約1時間(横浜から約30分)、箱根湯本駅へは新宿から小田急ロマンスカーで約85分

入場料・拝観料の目安

横浜赤レンガ倉庫(入館)・山下公園・鶴岡八幡宮(境内)は無料、鎌倉大仏300円、長谷寺400円、小田原城天守閣1,000円、彫刻の森美術館2,000円

季節の見頃

長谷寺のあじさいは5月下旬〜6月下旬、山下公園のバラは5月上旬〜6月中旬と10月中旬〜11月上旬、三溪園の紅葉は11月下旬〜12月上旬

坂道・雨の日の回り方

鶴岡八幡宮の大石段や江の島の高台、箱根神社の石段など坂や階段が多く、美術館も屋外移動を含むため、雨や歩く量に応じて訪問先を絞る

旅先でできる体験

横浜中華街で点心や中国料理、報国寺の竹の庭で抹茶、箱根海賊船で湖上から芦ノ湖を眺める、大涌谷の自然研究路を引率付きで歩く(要予約・日本語の説明を理解できることなどの参加条件あり)

※最新情報は公式発表または現地でご確認ください。

神奈川県の人気おすすめ記事

PR

旅をもっとスムーズに

近くに泊まると観光がぐっと便利に。現地ならではの体験もあわせてチェックしてみましょう。

神奈川の観光スポットはエリアで選ぶ|横浜・鎌倉・箱根の違い

神奈川の観光スポットは、横浜の港町、鎌倉の寺社、箱根の山と湖など、エリアによって楽しめる風景が大きく変わります。

旅の計画は、港町、寺社、山と湖のうち、いちばん見たい風景を軸にすると組み立てやすくなります。

この記事では、横浜・鎌倉・江の島・小田原・箱根から選んだおすすめの観光スポット15か所を、見どころや料金、アクセスの目安とあわせて紹介します。

15か所をすべて巡るのではなく、旅の目的に合う場所を選びましょう。

横浜・鎌倉・箱根を別々の拠点として考える|東京からのアクセス

横浜は港の風景と食、鎌倉は寺社と町歩き、箱根は自然と美術館を組み合わせたいときの候補です。

鎌倉は東京から電車で約1時間、横浜から約30分の距離にあります。

箱根の玄関口となる箱根湯本駅へは、新宿駅から小田急ロマンスカーで約85分、東京駅からは新幹線で小田原駅まで約35分、さらに箱根登山鉄道で約15分です。

初めてなら、主役にするエリアを決めてから周辺のスポットを加えると、移動だけで終わる旅を避けやすくなります。

江の島や小田原城も含め、地図で位置を確かめてから宿泊地や帰りの経路を決めてください。


雨の日や歩く量に合わせて観光スポットを絞る

庭園や寺社、美術館でも屋外を歩く場所があるため、施設名だけで雨の日向きと判断しないことが大切です。

鶴岡八幡宮の大石段や斜面に広がる長谷寺の境内、江の島の高台、箱根神社の石段など、坂道や階段を歩く場所も少なくありません。

訪問日の開館情報に加え、使う交通機関の運行状況と帰りの便も確認しましょう。

予定を調整するときは、次のように条件と対応を組み合わせて考えられます。

気になる条件 確認すること 予定の調整
雨が強い 屋外移動の範囲 散策を短くする
歩く量を抑えたい 坂道と階段 訪問先を絞る
帰りの便が決まる 乗り場と運行状況 戻る余裕を残す


横浜のおすすめ観光スポット|港町・中華街・日本庭園を巡る

横浜では、港に残る歴史的な建物、海沿いの公園、食文化、日本庭園という異なる表情を楽しめます。

横浜赤レンガ倉庫、山下公園、横浜中華街はみなとみらい線の駅から歩ける海側のエリアにあり、三溪園は南側の本牧に位置します。

街歩きに食事や休憩を挟み、景色を眺める時間も確保しましょう。

1.横浜赤レンガ倉庫|明治・大正の歴史的な建物で買い物と食事

横浜赤レンガ倉庫は、港の倉庫として使われていた建物を、文化・商業施設として活用したスポットです。

2号館は1911年(明治44年)、1号館は1913年(大正2年)に完成した保税倉庫で、2002年に文化・商業施設として生まれ変わりました。

現在の1号館はホールや展示スペースを備えた文化施設、2号館はショップやカフェ、レストランが集まる商業施設として利用されています。

赤れんがの外観を眺めるだけでなく、館内のショップや飲食店に立ち寄ると、歴史ある建物を身近に感じられます。

外観の写真が目的なのか、買い物や食事も楽しみたいのかを決めると、滞在の仕方を選びやすくなります。

入館は無料で、営業時間は1号館が10:00〜19:00、2号館が11:00〜20:00ですが、一部の店舗やスペースは時間が異なります。

アクセスは、みなとみらい線の馬車道駅または日本大通り駅から徒歩約6分、JR・市営地下鉄の桜木町駅から徒歩約15分です。



2.山下公園|バラ園と氷川丸を眺めて海沿いを散策

山下公園は、横浜港の景色を眺めながら歩ける海沿いの公園です。

関東大震災のがれきを埋め立てて造られ、1930年(昭和5年)に開園しました。

園内にはバラを楽しめる花壇があり、海側には歴史ある船「氷川丸」が係留されています。

氷川丸は1930年に竣工した貨客船で、1961年から山下公園前に係留保存され、2016年に国の重要文化財に指定されました。

氷川丸の前に広がる「未来のバラ園」には約160種1,900株のバラが植えられ、春は5月上旬〜6月中旬、秋は10月中旬〜11月上旬が見頃の目安です。

港の風景を撮るだけでなく、花壇や記念碑にも目を向けると散歩に変化が生まれます。

園内には「赤い靴はいてた女の子像」や、在日インド人協会から寄贈された「インド水塔」などがあります。

買い物や館内見学の合間に、屋外で過ごす時間を取りたい人に向いています。

みなとみらい線元町・中華街駅の4番出口から徒歩約3分で、公園の散策は無料で楽しめます。



3.横浜中華街|600軒以上が集まる中国料理と点心の街

横浜中華街は、中国料理の食事や点心、菓子などを楽しみたいときに選びたい街です。

600軒以上の店がひしめき、街の各所には風水思想に基づいて建てられた門「牌楼(パイロウ)」が立っています。

商売繁盛の神様として関羽を祀る「関帝廟」や、海の女神・媽祖を祀る「媽祖廟」もあり、街の信仰の場として親しまれています。

店内で落ち着いて食べるか、テイクアウトを選ぶかを先に決めると、店を探しやすくなります。

テイクアウトは通行を妨げない安全な場所で立ち止まって味わい、購入先以外の店先を占有しないようにしましょう。

みなとみらい線の元町・中華街駅から徒歩約1分、JR石川町駅から徒歩約5分です。



4.三溪園|日本庭園と重要文化財の歴史建築を味わう

三溪園(さんけいえん)は、実業家の原三溪が造った日本庭園で、京都や鎌倉などから移築された歴史的な建物が点在します。

1906年(明治39年)に外苑が公開され、約17万5,000㎡の園内には、旧燈明寺三重塔をはじめとする17棟の古建築があり、そのうち10棟が国の重要文化財に指定されています。

2007年には、古建築と周囲の自然環境が一体となった庭園全域が国の名勝に指定されました。

建物だけを順に見るより、池や木々と建築が重なる景色に注目すると、庭園全体の魅力を感じられます。

桜は3月下旬〜4月上旬、紅葉は11月下旬〜12月上旬ごろが見頃の目安です。

季節の花や紅葉を目的にする場合は開花・色づきの情報を確認し、散策そのものを楽しむ余裕も残しておきましょう。

開園時間は通常9:00〜17:00(入園は16:30まで、行事による時間延長あり)、入園料は大人(高校生以上)900円、小・中学生200円で、12月26日〜31日は休園日です。

園内には車いすのまま入れるトイレが4か所あり、Wi-Fiを利用できるエリアや英語・中国語・韓国語のパンフレットも用意されています。

横浜駅東口から市営バスで約40分の「三溪園入口」で降り、徒歩約5分です。



鎌倉のおすすめ観光スポット|大仏と寺社の風景を訪ねる

鎌倉の寺社は、歴史的な見どころであると同時に、今も祈りの場です。

写真だけを目的に急いで回らず、それぞれの境内の雰囲気を味わいながら参拝しましょう。

鶴岡八幡宮は鎌倉駅の東口側、高徳院と長谷寺は江ノ電の長谷駅周辺、報国寺は鎌倉駅からバスで約12分の浄明寺エリアにあります。

5.鶴岡八幡宮|源頼朝ゆかりの鎌倉の中心で参拝

鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)は、源頼朝によって現在の場所に祀られ、鎌倉の中心として親しまれてきた神社です。

始まりは1063年(康平6年)に源頼義が由比ガ浜近くに創建した社で、1180年(治承4年)に頼朝が現在の地へ移しました。

境内には本宮へ続く大石段や源平池、神苑ぼたん庭園など、鎌倉の歴史と季節を感じられる見どころがあります。

若宮大路などの街路と鶴岡八幡宮の位置関係に注目すると、街と神社のつながりを感じられます。

鎌倉駅東口から徒歩約10分で、境内の参拝は無料、楼門の開門時間は6:00〜20:00です。

境内では周囲の参拝者に配慮し、立ち止まって撮影するときも人の流れを遮らないようにしてください。



6.高徳院|屋外に座す国宝・鎌倉大仏を拝観

高徳院の本尊は、鎌倉大仏として知られる国宝の銅造阿弥陀如来坐像です。

造立が始まったのは1252年(建長4年)で、像高は約11.3m、重量は約121tあります。

かつての大仏殿は失われ、現在は屋外に座す「露坐の大仏」として拝観できます。

大仏を納めていた堂は、1334年と1369年の大風、1498年の大地震によって損壊したと記録されています。

空を背景にした全体の姿を眺めた後、表情や衣の表現へと視線を移すと、写真だけでは気づきにくい造形にも目を向けられます。

拝観料は中学生以上300円、小学生150円で、大仏の内部に入れる胎内拝観は別途50円です。

拝観時間は4月〜9月が8:00〜17:30、10月〜3月が8:00〜17:00(入場は閉門15分前まで)で、胎内拝観は通年8:00〜16:30(入場は16:20まで)です。

江ノ電の長谷駅から徒歩約7分で、鎌倉駅からバスを利用する場合は「大仏前」バス停で降りてすぐです。



7.長谷寺|十一面観音と海を望む境内、あじさいの名所

長谷寺は、木彫の十一面観世音菩薩像を本尊とし、季節の花でも親しまれる寺院です。

本尊は高さ9.18mの木彫仏で、721年(養老5年)に造立されたと伝わります。

山の斜面に広がる境内では、参拝に加えて、海光テラスから海や鎌倉の街を眺める楽しみがあります。

海光テラスからは由比ガ浜や三浦半島まで見渡せ、天気がよければ伊豆大島が見えることもあります。

あじさいは例年5月下旬〜6月下旬が見頃で、40種類以上・約2,500株が眺望散策路(あじさい路)を彩ります。

あじさいを目当てにする場合は、開花状況だけでなく散策路の入場案内も確認しましょう。

あじさいが5分咲きになってから見頃を過ぎるまでは拝観料とは別に「あじさい券」(小学生以上500円)が必要で、時間指定のネット予約も受け付けています。

花、仏像、眺望のどれを重視するか考えておくと、境内での過ごし方を決めやすくなります。

拝観料は大人400円、小学生200円で、拝観受付は通常8:00〜16:30(4月〜6月は17:00まで)です。

江ノ電の長谷駅から徒歩約5分です。



8.報国寺|竹の庭と抹茶で静かな時間を過ごす

報国寺(ほうこくじ)は、本堂の奥に広がる竹の庭で知られる寺院です。

1334年(建武元年)の創建で、足利家時を開基、仏乗禅師天岸慧広を開山とします。

竹は季節や天気、時間帯によって見え方が変わり、差し込む日差しや風に揺れる音も楽しめます。

竹を眺めながら抹茶をいただける「休耕庵」もあり、庭の鑑賞とお茶の時間を組み合わせられます。

抹茶は混雑状況によって受付を休止することがあるため、希望する場合は拝観とあわせて受付状況を確かめましょう。

竹の庭の拝観時間は9:00〜16:00、拝観料は高校生以上400円、小・中学生200円です。

休耕庵の抹茶(干菓子付き)は600円で、受付は9:00〜15:30です。

12月29日〜1月3日は拝観休止となるほか、天候などにより休止する場合もあります。

JR鎌倉駅から京浜急行バスで約12分の「浄明寺」で下車して徒歩約3分、タクシーなら鎌倉駅から約7分です。

寺社や庭園では、次のような振る舞いを意識すると、周囲への配慮と見学を両立できます。

場面 心がけること 控えること
参拝中 静かに順番を待つ 祈る人を遮る
写真撮影 可否表示を確認 禁止場所で撮る
庭園の散策 決められた道を歩く 植栽へ踏み込む



江の島・小田原のおすすめ観光スポット|海辺の島と城を選ぶ

海辺の散策を加えるなら江の島、城の建築や歴史に触れたいなら小田原城が候補です。

同じ散策圏として詰め込まず、旅の経路に合わせて訪問日を考えましょう。

9.江の島|江島神社の参道とシーキャンドルの高台

江の島では、弁財天仲見世通りの風景や江島神社の社殿が見どころです。

江島神社は辺津宮・中津宮・奥津宮の三宮からなり、安芸の宮島、近江の竹生島とともに日本三大弁財天のひとつに数えられています。

高台には江の島サムエル・コッキング苑や展望灯台の江の島シーキャンドルがあり、どこまで歩くかによって過ごし方が変わります。

サムエル・コッキング苑は9:00〜17:00の利用が無料(イベントのない日は終日無料)ですが、イベント開催時の17:00以降の退苑は大人500円、小人250円で、シーキャンドルの入場料は別途大人800円、小人400円です(大人は中学生以上、小人は小学生)。

上りの移動を助ける江の島エスカーは上り専用なので、帰りの徒歩移動も考えて歩きやすい靴を選びましょう。

エスカーは3区間からなる国内初の屋外エスカレーターで、全区間の料金は大人500円、小人250円です。

エスカー、サムエル・コッキング苑、シーキャンドルがセットになった「江の島シーキャンドルセット券」(大人1,100円、小人550円)もありますが、イベント開催時の17:00以降の退苑料は含まれません。

小田急線の片瀬江ノ島駅からシーキャンドルまでは徒歩約20分です。




10.小田原城|復興天守の歴史展示と相模湾の眺望

小田原城の現在の天守閣は、江戸時代の姿をもとに外観を復元した復興天守です。

1960年(昭和35年)に市制20周年の記念事業として、宝永年間の再建時に作られた模型や設計図をもとに復興されました。

内部では小田原の歴史や武家文化に関する資料を見学でき、最上階からは相模湾の眺めを楽しめます。

館内には甲冑や刀剣、絵図、古文書などが並び、標高約60mの最上階からは、よく晴れた日に房総半島まで見えることもあります。

外観の撮影で終わらせず展示も見ると、城を拠点とした人々や地域の歴史への理解が深まります。

天守閣の開館時間は9:00〜17:00(入館は16:30まで)で、休館日は12月31日〜1月1日と12月の第2水曜日です。

一般の入館料は大人(高校生以上)1,000円、小・中学生300円で、天守閣の入館券でSAMURAI館も利用できます。

小田原駅から徒歩約10分で、新幹線や在来線を使って訪れやすい立地です。



箱根の自然を楽しむ観光スポット|芦ノ湖と大涌谷

箱根では、湖、森に囲まれた神社、噴気が上がる火山の風景を見比べられます。

眺望や屋外見学は天候に左右されるため、当日の案内を優先して訪問先を調整してください。

11.芦ノ湖|富士山を望むカルデラ湖の湖畔を散策

芦ノ湖(あしのこ)は、箱根火山のカルデラ湖です。

約3,100年前に大涌谷付近で起きた噴火の土砂が川をせき止めてできた湖で、標高724m、周囲約19km、最深部は43.5mあります。

湖畔では周囲の山々と水面がつくる景色を楽しめ、天候や見る場所によっては富士山を望めます。

湖上では「箱根海賊船」が桃源台港から箱根町港・元箱根港までを約25〜40分で結び、湖の上から景色を眺めることもできます。

富士山が見えることだけを目的にせず、湖畔の散歩や季節の木々にも目を向けると、景色の楽しみ方が広がります。



12.箱根神社|杉並木の参道と湖畔の平和の鳥居

箱根神社では、杉に囲まれた参道や石段を進むと、森の中に朱色の社殿が現れます。

757年(天平宝字元年)に万巻上人が芦ノ湖畔の現在地に祀ったと伝わる古社で、参道には樹齢600年を超える老杉が並びます。

芦ノ湖畔に立つ「平和の鳥居」も境内の見どころですが、鳥居の撮影だけでなく社殿への参拝も旅に組み込みましょう。

写真を撮る場所では現地の案内に従い、参拝や通行のための空間を空けてください。

「元箱根」または「箱根神社入口」バス停から徒歩約10分で、宝物殿の拝観受付は9:00〜16:00で、展示替えなどによる臨時休館があります。



13.大涌谷|噴気が上がる火山の景観と自然研究路

大涌谷(おおわくだに)は、白い噴気が立ち上る様子から箱根の火山活動を感じられる場所です。

周辺では硫化水素や二酸化硫黄などの火山ガスが発生しており、火山を間近に感じられる一方で注意も必要です。

見学時は立入規制などの案内を確認し、指定された範囲から景色を眺めましょう。

通常の周辺見学と「自然研究路」の引率入場は別で、自然研究路は事前予約が必要です。

自然研究路は大涌谷園地から1周約700mのコースで、監視員の引率のもと約40分かけて噴気地帯の近くを歩きます。

実施は1日4回(10:00、11:30、13:00、14:30)で各回の定員は30名、協力金は1人800円で、支払いはキャッシュレス決済のみです。

自然研究路は日本語の説明を理解できることが参加条件であり、小学生以上で緊急時に自力で走って避難できることなど、年齢や健康状態の条件も予約前に確認してください。

気象条件や火山の状態によっては中止となるため、当日の運営情報もあわせて確かめましょう。

大涌谷へは箱根ロープウェイや路線バスでアクセスできますが、混雑期などにはバスが大涌谷を経由しない日があります。




箱根の美術館と史跡|自然とは違う魅力に触れる

アートや昔の旅に関心があるなら、美術館と関所跡も候補に加えたい場所です。

自然の風景だけで終わらせず、作品や建物をじっくり見る時間を設けましょう。

14.彫刻の森美術館|約120点の屋外彫刻を歩いて鑑賞

彫刻の森美術館は、屋外の彫刻と室内の展示を組み合わせて鑑賞できる美術館です。

1969年に開館し、約7万㎡の敷地に近代・現代を代表する彫刻家の名作約120点が常設展示されています。

作品を周囲の自然とともに眺めたり、位置を変えて見比べたりすると、立体作品ならではの発見があります。

1984年に開館した「ピカソ館」では、ピカソの娘マヤ・ピカソから購入した陶芸作品188点を中心とするコレクションを紹介しています。

敷地内の源泉を使った「森の足湯」もあり、鑑賞の合間に休憩できます。

撮影は私的利用に限り認められ、撮影禁止の表示がある作品は撮れません。

室内展示場でのフラッシュ撮影や動画撮影、三脚や自撮り棒の使用なども禁止されています。

屋外の移動も含むため、雨の日は足元や雨具を準備し、屋内だけで完結する施設と考えないようにしましょう。

開館時間は9:00〜17:00(入館は16:30まで)で荒天時などを除き年中無休、入館料は一般2,000円(WEBチケットは1,800円)です。

箱根登山鉄道の彫刻の森駅から徒歩約2分で、無料のコインロッカー(100円返却式)や車いす・ベビーカーの貸し出しもあります。



15.箱根関所|江戸時代の姿を復元した芦ノ湖畔の史跡

箱根関所は、芦ノ湖畔で、江戸時代の旅と交通の管理に触れられる史跡です。

歴史資料をもとに建物が復元されており、湖の景色とともに、当時の関所がどのような場所だったかを考えながら見学できます。

江戸末期の解体修理の報告書「相州御関所御修復出来形帳」の発見をきっかけに、江戸後期の姿が高度に復元され、2007年(平成19年)に全面公開されました。

敷地には大番所や獄屋を内部に備えた足軽番所、遠見番所などが並び、箱根関所資料館では関所の歴史をテーマごとに学べます。

景色を眺める散歩から歴史を学ぶ見学へ切り替えたい人に向き、芦ノ湖を中心にした旅にも取り入れやすい場所です。

開館時間は9:00〜17:00(12月〜2月は16:30まで、入場はいずれも閉館30分前まで)、観覧料は大人500円、小学生250円です。

「箱根関所跡」バス停から徒歩約2分、箱根海賊船の箱根町港から徒歩約5分です。


神奈川の観光スポット15選の料金・アクセス早見表

ここまで紹介した15か所の料金とアクセスの目安を、エリアごとに一覧にまとめました。

料金は大人1人分の通常の個人料金です。

スポット エリア 料金の目安 アクセスの目安
横浜赤レンガ倉庫 横浜 入館無料 馬車道駅・日本大通り駅から徒歩約6分
山下公園 横浜 無料 元町・中華街駅から徒歩約3分
横浜中華街 横浜 散策無料 元町・中華街駅から徒歩約1分
三溪園 横浜 900円 「三溪園入口」バス停から徒歩約5分
鶴岡八幡宮 鎌倉 境内の参拝は無料 鎌倉駅東口から徒歩約10分
高徳院 鎌倉 300円(胎内拝観は別途50円) 長谷駅から徒歩約7分
長谷寺 鎌倉 400円 長谷駅から徒歩約5分
報国寺 鎌倉 400円(抹茶は600円) 鎌倉駅からバスで約12分、「浄明寺」下車徒歩約3分
江の島 藤沢 エスカー全区間500円、シーキャンドル800円 片瀬江ノ島駅からシーキャンドルまで徒歩約20分
小田原城 小田原 天守閣1,000円 小田原駅から徒歩約10分
芦ノ湖 箱根 湖畔に無料の散策エリアあり 元箱根港・箱根町港・桃源台港が湖畔の拠点
箱根神社 箱根 境内の参拝は無料 「元箱根」バス停から徒歩約10分
大涌谷 箱根 自然研究路は協力金800円(要予約) 箱根ロープウェイまたは路線バス
彫刻の森美術館 箱根 2,000円 彫刻の森駅から徒歩約2分
箱根関所 箱根 500円 「箱根関所跡」バス停から徒歩約2分

出発前に各施設の利用案内で、料金や営業時間、予約の要否を確かめてください。

まとめ|神奈川の観光スポットは見たい風景から選ぶ

神奈川の観光スポットは、横浜の港町、鎌倉の寺社、江の島の海、小田原の城、箱根の自然と文化から、興味に合わせて選べます。

訪問先を増やすよりも、見たい景色や体験を絞り、食事や休憩、移動の余裕を残すことをおすすめします。

開館・運行情報と各施設のルールを確認し、自分のペースで神奈川の旅を楽しんでください。

よくある質問

A. 神奈川の人気観光地は、港町の横浜、寺社の鎌倉、海辺の江の島、城下町の小田原、温泉と火山の箱根の5エリアです。横浜は赤レンガ倉庫や中華街、鎌倉は鎌倉大仏や鶴岡八幡宮、箱根は芦ノ湖や大涌谷が代表格。施設名と最寄り駅を地図に並べて比較すると、市街地の徒歩観光と山間部の乗り継ぎが必要な観光の違いがつかめます。
A. 神奈川では、初夏のあじさい、晩秋の紅葉、冬の富士山など、季節ごとに違う景色を楽しめます。長谷寺のあじさいは6月頃、三溪園の紅葉は11〜12月頃が目安です。芦ノ湖では冬の晴れた朝に富士山を望めることがあり、風が弱い日は湖面の映り込みも狙えます。山と水面を一緒に収める構図にすると、冬の澄んだ景色が写真に伝わります。
A. 鎌倉へは東京駅からJR横須賀線で約1時間、箱根湯本へは新宿駅から小田急ロマンスカーで約85分です。新幹線なら東京駅から小田原駅まで約35分、箱根登山電車に乗り継いで約15分。ロマンスカーは全席指定で、特急券は乗車日1か月前の10:00に発売されます。展望席を希望する場合は、発売日時を予定表に入れ、希望列車と座席位置も先に決めておきましょう。
A. 鎌倉大仏が屋外にあるのは、大仏殿が1334年・1369年の大風や1498年の大地震で損壊したためです。高徳院では、像高約11.3mの大仏を露坐(屋外に座る姿)で拝めます。回廊の大わらじ(わらで編んだ履物)は長さ約1.8m・重さ約45kgで、茨城県の子どもたちが1951年から贈ってきたもの。自分の靴の大きさを思い浮かべながら眺めると、数字だけでは伝わりにくい巨大さも実感できます。
A. 神奈川の雨の日観光なら、横浜赤レンガ倉庫、小田原城天守閣、箱根関所資料館など屋内で過ごせる施設が候補です。赤レンガ倉庫は館内で買い物や食事ができ、小田原城天守閣では甲冑(武士の防具)や刀剣を見学できます。箱根ロープウェイは悪天候で運休する場合があります。屋内施設を先に見学し、移動の前に駅の運行掲示を確認する段取りなら、雨の強さに応じて予定を調整できます。
A. 大涌谷の自然研究路は事前のWeb予約制で、1日4回・各回30名の監視員引率ツアー(約40分)でのみ歩けます。協力金は1人800円でキャッシュレス決済のみ、説明は日本語のみです。受付は大涌谷インフォメーションセンターで行い、その後に研究路入口へ移動します。予約時刻と一緒に受付場所を地図へ保存し、同行者にも共有しておくと集合時の行き違いを減らせます。
A. 江の島は坂や階段が多く、上りの負担を減らすなら江の島エスカー(上り専用エスカレーター)が便利です。全3区間大人500円で上り専用となり、奥津宮や岩屋方面ではさらに上り下りが続きます。帰りにべんてん丸(大人500円・現金のみ)を使うと稚児ヶ淵から弁天橋まで約6分ですが、海況で欠航するため、船に頼らず戻れる体力と時間を残しましょう。
A. 日帰りなら1〜2エリアに絞るのが現実的で、横浜・鎌倉・箱根の3エリアを1日で巡ると移動時間がかさみます。組みやすいのは江ノ電で約25分の鎌倉と江の島で、午前に鎌倉大仏や長谷寺、午後に江の島で夕日を眺める流れがおすすめです。大型連休には江ノ電鎌倉駅の外まで乗車待ちの列が伸びることがあるため、帰りの時間には余裕を持たせてください。

PR

旅をもっとスムーズに

近くに泊まると観光がぐっと便利に。現地ならではの体験もあわせてチェックしてみましょう。

近くのおすすめスポット

この周辺のおすすめ記事をチェック

※ 記事内容は執筆時点の情報に基づいており、現在の状況と異なる場合がございます。また掲載内容は正確性・完全性を保証するものではありませんので、ご了承ください。
PR本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含む場合があります。リンクを経由したお申込みで運営者が手数料を得ることがあります。