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岡城跡の見どころと歩き方|石垣と景色を楽しむ竹田観光

岡城跡の見どころと歩き方|石垣と景色を楽しむ竹田観光

大分県竹田市の岡城跡は、高石垣と断崖の地形が印象的な国指定史跡です。築城伝説から近世城郭への改修、瀧廉太郎ゆかりの話、主な見どころ、季節ごとの景色、見学前に押さえたい注意点や入城の基本を、初めて訪れる海外旅行者にもわかりやすくまとめました。

ひと目でわかるポイント

一言でわかる魅力

大分県竹田市の岡城跡は、標高325mの尾根に築かれた断崖と高石垣が圧巻の国指定史跡で、「難攻不落の城」と称された山城跡を巡れる名所

見どころ

岡城跡では、三の丸北側から二の丸にかけて続く高石垣、大手門跡、本丸跡・二の丸跡・西の丸跡などの主要曲輪、断崖縁の石垣造形が必見

アクセス

JR豊肥本線・豊後竹田駅から車で約5分、駐車場は無料(一般車140台・バス9台)

入城料金

高校生以上300円、小・中学生150円(20名以上は高校生以上200円・小中学生100円)、岡城年間城主パスポートは高校生以上3,000円・小中学生1,500円

所要の目安

本丸ルート30〜40分、西の丸ルート40〜60分、一周ルート90〜120分

季節の楽しみ方

春は4月の桜まつりで桜と石垣のコントラスト、秋は11月中旬〜下旬の紅葉と「竹楽」イベント、冬は石垣の輪郭が際立つ構造美

注意点

坂道や石段が多く滑りやすい、石垣上に柵がなく雨天は危険、ベビーカー・車椅子は段差多数で困難、ドローン使用は原則禁止

※最新情報は公式発表または現地でご確認ください。

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岡城跡とはどんな場所?

岡城跡(おかじょうあと)は、大分県竹田市にある国指定史跡で、険しい地形を生かした山城として知られています。

標高325mの尾根上に築かれ、南を白滝川、北を稲葉川が流れる険しい地形と、断崖の上に続く石垣が大きな特徴です。

建物は廃城後に取り払われましたが、石垣や門跡、曲輪(くるわ)の構成が今もよく残っており、歩きながら城の規模や防御の工夫を感じやすいスポットです。

歴史好きはもちろん、景色を見ながら屋外を歩きたい人にも向いた、竹田観光で訪れたい見どころです。

岡城跡の見どころは石垣と曲輪の広がり

まず見たいのは大手門跡と高石垣

岡城跡で印象に残りやすいのは、やはり石垣です。

とくに三の丸北側から二の丸にかけて続く高石垣は、岡城の見どころのひとつで、断崖の縁に沿って積み上げられた姿が印象的です。

大手門跡は城の正面玄関で、防御施設としての役割も担っていました。

現在も石垣や礎石が残り、城の入り口にふさわしい重厚な雰囲気を感じられます。

本丸跡・二の丸跡・西の丸跡も歩きたい

本丸跡は城の中心部で、かつては御三階櫓(ごさんがいやぐら)が建てられ、政治と儀礼の場として機能していました。

二の丸跡には休憩所があり、城下や山並みを眺めながら一息つけるスポットになっています。

西の丸跡は城内でも特に広い曲輪で、藩主中川氏の居館(御殿)が置かれた場所として知られています。

見学では、石垣だけでなく、本丸・二の丸・三の丸・西の丸といった曲輪の配置にも注目すると、岡城のつくりがより立体的に見えてきます。

岡城跡の歴史を知ると散策がもっと面白い

岡城は、1185年(文治元年)に緒方三郎惟栄(おがたさぶろうこれよし)が源義経を迎えるために築いたと伝えられています。

その後、志賀氏の居城となり、1586年(天正14年)には18歳の志賀親次(しがちかつぐ)がわずかな兵で島津氏の大軍を撃退し、「難攻不落の城」として全国にその名を知られるようになりました。

近世には1594年(文禄3年)に中川秀成(なかがわひでしげ)が入部し、「土の城」から総石垣造りの城へ大きく改修され、現在につながる岡城の姿が形づくられました。

そして1936年(昭和11年)12月16日に「岡城跡」として国の史跡に指定されています。

「荒城の月」と瀧廉太郎ゆかりの地としても知られる

岡城跡には瀧廉太郎像があり、少年時代を竹田で過ごした瀧廉太郎が、岡城の印象から名曲「荒城の月」を作曲したと伝えられています。

城下町には瀧廉太郎記念館もあり、城跡とあわせて訪れると、その世界観をより深く感じられます。

城跡の景色と音楽の記憶が結びつく場所として歩くと、史跡の見え方も少し変わります。

季節ごとの景色で岡城跡を楽しむ

春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は石垣の表情が際立ち、四季それぞれに違った魅力があります。

岡城跡からは阿蘇山やくじゅう連山を望めるため、城跡そのものだけでなく、周囲の山並みも見どころです。

春は4月に「岡城桜まつり」が行われ、城内に咲く桜と石垣のコントラストが楽しめます。

秋は11月中旬〜下旬にかけて紅葉が見頃を迎え、城下町では同時期に「たけた竹灯籠 竹楽(ちくらく)」が開かれることもあります。

冬は空気が澄み、葉が落ちることで石垣の輪郭がはっきりと浮かび上がり、城本来の構造美を味わえます。

イベント目的で訪れるときは、事前にお知らせを確認しておくと安心です。

見学前に知っておきたい入城の基本

入城受付時間は9:00〜17:00です。

休城日は12月31日〜1月3日で、入城料金は高校生以上300円、小・中学生150円です(20名以上の団体料金は高校生以上200円、小・中学生100円)。

年間フリーパス「岡城年間城主パスポート」(高校生以上3,000円、小・中学生1,500円)や、「竹田まち歩き城下町パスポート」(高校生以上800円、小・中学生500円、発行日から2日間有効)も用意されています。

支払いは現金のほか、各種クレジットカード、電子マネー、QRコード決済が利用可能です。

駐車場は一般車両140台、バス9台分が用意されており、無料で利用できます。

また、時間と体力に合わせて、本丸ルート(目安30〜40分)西の丸ルート(目安40〜60分)、一周ルート(目安90〜120分)の3つの散策ルートが紹介されています。

最寄り駅はJR豊肥本線の豊後竹田駅で、駅からは車で約5分が目安です。

現地までの詳しい移動方法や交通事情は、出発前に確認しておくのが確実です。

岡城跡を歩くときの注意点

岡城跡は山城らしく、坂道や石段が多い場所です。

石垣上には柵がないこと、石垣の縁や断崖絶壁の近くは危険であること、雨の日とその翌日は滑りやすいことが注意事項として示されています。

歩きやすいスニーカーやトレッキングシューズで、足元を見ながら進みましょう。

ベビーカーや車椅子での移動は段差や坂道のため難しい区間があるので、事前に経路を確認しておくと安心です。

また、未整備エリアは立入禁止です。

清水谷や地獄谷など、危険箇所として示されている場所には入らず、案内された見学エリア内で楽しむことが大切です。

撮影やルールも事前に確認

テレビ・映画・取材などの撮影や、写真・動画を出版物などのメディアに掲載する場合は、申請が必要です。

ドローンの使用は原則禁止とされているので、撮影目的で訪れる場合は事前確認が欠かせません。

史跡内は禁煙で、火気の使用も禁止です。

瓦片などを持ち帰らないこと、自転車等を使用しないこと、植物採取や動物捕獲をしないことも守る必要があります。

岡城跡とあわせて楽しみたい竹田の周辺観光

岡城跡を訪れたら、城下町の竹田もあわせて散策するのがおすすめです。

豊後竹田駅から徒歩圏内には、「荒城の月」の作曲者である瀧廉太郎が少年時代を過ごした「瀧廉太郎記念館」や、岡藩中川家の歴史にゆかりのある武家屋敷通り、藩主のために掘られたとされる「キリシタン洞窟礼拝堂跡」など、歴史散策が楽しめるスポットが点在しています。

名水で知られる竹田は飲食店や和菓子店も多く、散策の合間に地元の味を楽しむこともできます。

まとめ

岡城跡は、断崖の地形と高石垣、そして約800年に及ぶ長い歴史が重なって魅力を生む城跡です。

大手門跡から本丸、西の丸へと歩くだけでも見どころが多く、季節によって景色の印象も変わります。

初めて訪れるなら、まずは場内マップと利用案内を確認し、自分の体力に合ったルートを選ぶのがおすすめです。

安全に気をつけながら歩けば、岡城跡の石垣、眺望、そして竹田の歴史を落ち着いて味わえます。 

よくある質問

A. 岡城跡は大分県竹田市の海抜325mの岩山に築かれた、総石垣の山城跡です。国指定史跡で、日本100名城や日本さくら名所100選にも選ばれています。坂や石段を登った先に石垣と眺望が広がるため、到着直後に地図で本丸・二の丸・西の丸の位置を確認すると歩きやすくなります。
A. 「難攻不落」と呼ばれる理由は、断崖と川に守られた地形と高い石垣にあります。1586年の豊薩合戦では、城主・志賀親次が島津軍を退けたと伝わります。現地では石垣の高さだけでなく、攻め上がる側の視点で坂道を見ると、天然要害としての強さを実感しやすいです。
A. 瀧廉太郎が竹田で過ごした少年期の記憶が、「荒城の月」の着想につながったといわれます。二の丸跡には朝倉文夫作の瀧廉太郎像があり、城跡の景色とあわせて曲の世界を感じられます。静かな時間帯に歩くと、石垣と空の余白が歌の雰囲気と重なって見えます。
A. 入城料は高校生以上300円、小・中学生150円で、受付時間は9:00〜17:00です。休城日は12月31日〜1月3日で、年間城主パスポートは高校生以上3,000円です。キャッシュレス決済にも対応しているため、現金を多く持たない旅行者でも利用しやすいです。
A. JR豊肥本線の豊後竹田駅から岡城跡までは約2km、車で約5分です。徒歩では30〜40分ほどで、最後に登り坂があります。駅前からタクシーを使うと体力を温存でき、到着後に石垣や本丸方面をゆっくり歩きやすくなります。
A. 本丸ルートは30〜40分、西の丸ルートは40〜60分、一周ルートは90〜120分が目安です。短時間なら本丸、眺望まで楽しむなら西の丸、石垣をじっくり見るなら一周が向いています。午前中は石垣の陰影が出やすく、写真にも立体感を出しやすいです。
A. 桜は例年3月下旬〜4月上旬、紅葉は例年11月中旬ごろが目安です。春は岡城桜まつり、秋は石垣と紅葉の組み合わせを楽しめます。季節の見頃は天候で前後するため、花や紅葉だけに絞らず、城下町散策も組み合わせると予定を調整しやすいです。
A. 岡城跡は坂道と石段が多いため、滑りにくい靴で訪れるのが基本です。公式サイトでも急な石段や手すりが十分でない箇所、石垣端への接近に注意が必要と案内されています。夏は飲み物、雨の日は両手が空く雨具を用意すると、山城歩きに集中しやすいです。

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