わんぱくらんどは地形ごと遊び場になる公園
小田原こどもの森公園わんぱくらんどは、久野の丘陵に広がる総合公園です。
自然の中で子どもがふれあい、学び、遊びを創造できる場として整備されました。
平らな広場だけでなく、坂、谷、橋、斜面が遊びの場をつないでいるため、最初に地図を見て回る範囲を決めると過ごしやすくなります。
この公園は2000年(平成12年)4月に開設されました。
12.5ヘクタールの広さを先に把握する
公園面積は12.5haです。
入口からすべての施設が見渡せる規模ではなく、目的の遊具まで坂道を歩く場面もあります。
大型遊具をいくつも巡る計画より、子どもの年齢に合う場所を2〜3か所選び、余裕があれば範囲を広げる考え方が向いています。
遊具と自然観察を一日の中で切り替える
小田原城をイメージした遊具、ローラー滑り台、芝の斜面など、体を大きく動かす場所が点在します。
一方で、林の陰、季節の草花、眺めの開ける丘も園内体験の一部です。
遊具から遊具へ急ぐだけでなく、木陰で音を聞いたり、坂の上から景色を確かめたりすると、興奮と休息のリズムをつくれます。
入口で当日の利用状況を確かめる
遊具や乗り物は、点検、天候、生き物の飛来などによって利用を止める場合があります。
ハチの飛来が確認された際は、安全のため一部施設が使用禁止となることがあります。
入口の掲示や当日の運行・利用情報を見て、使えない場所があれば別の広場へ切り替えましょう。

大型遊具を特徴で選ぶ
遊具の名前だけでは、必要な体力や動き方までは分かりません。
登る、滑る、渡る、走るという動作で分けて考えると、子どもが今楽しみたい場所を選びやすくなります。
小田原城アドベンチャーで登る動きを楽しむ
小田原城アドベンチャーは、城を思わせる外観の中に複数の遊びを組み合わせた大型遊具です。
入口と出口が一つとは限らず、子どもが視界から外れる場面もあります。
保護者は遊具の周囲を先に確認し、待ち合わせ位置を決めてから遊ばせると合流しやすくなります。
ローラー滑り台とみどりのゲレンデで斜面を味わう
ローラー滑り台は高低差を移動する爽快感があり、みどりのゲレンデでは芝の斜面そのものが遊びになります。
同じ動きを続けると疲れやすいため、滑った後に上り直す体力まで見込んで回数を調整しましょう。
芝滑りに段ボールなどを使う場合は、持ち込んだ物を必ず持ち帰ります。
わんぱく大橋とターザンロープでバランスを試す
長い橋やロープ系の遊具では、地面の上とは違う揺れや速度を感じます。
前の子との間隔を空け、逆向きに進まないなど、現地の利用表示を守ることが基本です。
怖がるときは無理に挑戦させず、橋を外から眺める、短い遊具から始めるという選択も遊びの一部です。

年齢と体力に合わせて順番を組む
広い公園では、遊具の難しさだけでなく、そこへ着くまでの移動も負担になります。
到着直後に予定を詰めず、その日の体調、気温、混雑を見て順番を変えましょう。
幼児は見通しのよい場所を拠点にする
小さな子どもと過ごすときは、保護者から動きを追いやすく、休憩場所へ戻りやすい広場を拠点にします。
年上向けの大型遊具が近くにある場合も、対象年齢や注意表示を確認してください。
兄弟で遊びたい場所が異なるなら、大人の見守り範囲を先に相談しておくと安全です。
小学生は挑戦と休憩を交互に置く
登る、滑る、走る遊びを連続させると、本人が気づかないうちに疲れがたまります。
大きな遊具の後に水分補給や自然観察を入れ、次へ進む前に顔色や発汗を見ましょう。
できた回数を競うより、初めて通ったルートや見つけた景色を言葉にすると、体験の幅が広がります。
家族で中止の合図を決める
転倒、暑さ、雷、急な雨など、外遊びには予定変更がつきものです。
「靴が滑る」「水分がなくなった」「大人の声が届かない」といった具体的な状態を中止の合図にすると判断しやすくなります。
疲れた人だけを責めず、全員で安全な場所へ移動する約束にしておきましょう。
| 遊びの動き | 主な場所 | 見守りの視点 |
|---|---|---|
| 登る・くぐる | 小田原城アドベンチャー | 合流場所と対象年齢を確認 |
| 滑る | ローラー滑り台、みどりのゲレンデ | 上り直す体力も見込む |
| 渡る・揺れる | わんぱく大橋、ロープ遊具 | 間隔を空けて一方向へ進む |
| 休む・観察する | 広場、木陰、見晴らしの丘 | 水分と体調を確かめる |

こども列車とロードトレインを移動に生かす
園内には有料のこども列車と園内周遊車両があります。
乗ること自体を楽しめるだけでなく、起伏のある園内で歩く量を調整する手段にもなります。
乗車を先に約束せず運行状況を見る
乗り物は休園日、点検、混雑、天候などで運行条件が変わります。
過去の時刻や料金を前提にせず、訪問日の運行情報と現地掲示を確認してください。
到着後すぐに「必ず乗れる」と伝えるより、運行を確かめてから選択肢に加えるほうが予定変更に対応できます。
往路か復路のどちらで使うか決める
元気なうちは歩いて地形を楽しみ、帰りに乗り物を使う方法があります。
反対に、先に奥の遊び場へ移動し、帰路を歩きながら気になる場所へ寄る組み方もできます。
乗降場所と遊びたい施設の位置を地図で結び、歩行距離を減らしたい区間に使いましょう。
待ち時間を別の遊びへ切り替える
混雑時は次の便を待つことがあります。
列に並ぶ大人と、近くで休む子どもの役割を分ける場合は、互いの位置が分かる範囲に留めます。
待ち時間が長いと感じたら、乗車を目的に固定せず、近くの広場や散策へ切り替える判断も有効です。
| 使い方 | 向いている場面 | 事前確認 |
|---|---|---|
| 移動の前半に乗る | 奥の遊び場へ体力を残したい | 乗降場所と運行案内 |
| 帰路に乗る | 遊んだ後の歩行を減らしたい | 最終便と混雑 |
| 乗らずに歩く | 自然や地形をゆっくり見たい | 坂道と所要時間 |

休憩と持ち物を遊びの計画に入れる
外遊びの満足度は、遊具の数より休憩を取れるかどうかに左右されます。
園内設備を頼りつつ、季節と家族構成に合う持ち物を準備します。
管理棟周辺の子育て設備を確認する
東・西の管理事務所横に授乳室があり、おむつ交換設備やベビーキープを備えたトイレもあります。
必要な設備の位置を入園時に確かめ、限界になる前に戻れるようにしましょう。
設備の利用状況や提供内容は現地表示を優先します。
食事と水分は持ち運びやすくする
昼食は気温に応じて傷みにくい物を選び、密閉できる容器に入れます。
飲み物は子ども自身が扱える容器にし、大人の予備も用意すると安心です。
ごみはまとめて持ち帰り、食べ物を地面へ放置して野生動物や虫を引き寄せないようにします。
靴と着替えを優先する
坂道や土の場所を歩くため、足を覆えて滑りにくい靴が基本です。
汗、泥、急な雨に備えた着替えとタオルがあれば、帰路まで快適に過ごせます。
両手を使う遊具が多いので、荷物は背負える形にまとめ、ひもや飾りが遊具へ絡まない服装を選びましょう。
| 準備 | 役立つ場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| 飲み物・軽食 | 遊具間の休憩 | 温度管理とごみの持ち帰り |
| 着替え・タオル | 汗、泥、雨への対応 | 濡れ物を分ける袋も用意 |
| 帽子・上着 | 日差しと気温差 | 遊具では引っ掛かりに注意 |
| 園内マップ | 合流と帰路の確認 | 家族で目印を共有 |
アクセスと安全情報を出発前に更新する
公共交通では小田原駅西口から「いこいの森」方面のバスを利用し、終点付近から向かう案内があります。
車では有料駐車場を利用できますが、台数や料金、入出庫時間は変更される場合があるため、訪問日の駐車場情報を確認してください。
いこいの森(わんぱくらんど)行きのバスは、箱根登山バスが運行しています。
公共交通は帰りの便まで調べる
山側の公園では、市街地のように次の便がすぐ来るとは限りません。
往路だけでなく帰りの時刻と乗り場を保存し、遊びを終える時刻を逆算します。
混雑期や荒天時は運行情報も確かめ、無理な徒歩移動へ切り替えないようにします。
雨上がりと生き物への注意を共有する
雨天や雨上がり直後は床面、階段、手すりなどが滑りやすく、遊具の利用が中止される場合があります。
ハチなどを見つけたときは刺激せず、その場から静かに離れて職員へ知らせます。
遊具の閉鎖表示を越えず、現地の判断を優先することが家族全員の安全につながります。
こどもの森わんぱくらんどのまとめ
こどもの森わんぱくらんどは、大型遊具、橋、斜面、広場を自然の起伏の中で結んだ公園です。
年齢に合う遊び場を絞り、こども列車やロードトレインを歩行の調整に使い、休憩を先に予定へ入れると無理なく楽しめます。
遊具と乗り物の利用状況、交通、天候を訪問日の情報で確認し、その日の安全な選択を重ねましょう。





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