日本旅行を楽しもう!

箱根1泊2日モデルコース|車なしで大涌谷・芦ノ湖・温泉を巡る

箱根1泊2日モデルコース|車なしで大涌谷・芦ノ湖・温泉を巡る
箱根を車なしで巡る1泊2日のモデルコース。箱根湯本から登山電車とロープウェイで大涌谷へ向かい、桃源台周辺の温泉宿に宿泊。翌日は芦ノ湖の船旅と箱根神社を楽しみます。乗り換えの順番、フリーパスの選び方、温泉のマナー、火山ガスの注意点や運休時の変更案もまとめました。

ひと目でわかるポイント

車なし箱根1泊2日の魅力

箱根を車なしで巡る1泊2日。初日は午前中に箱根湯本へ入り、登山電車とロープウェイで大涌谷の火山景観を楽しみ、桃源台周辺の温泉宿へ。翌日は箱根海賊船で芦ノ湖を渡り、箱根神社を参拝してバスで箱根湯本へ戻る。山と湖の景色を分けて楽しめる。

主な見どころ

大涌谷の噴気と展望エリア「ちきゅうの谷」、名物の黒たまご、箱根神社と芦ノ湖に立つ「平和の鳥居」

周遊ルート

箱根湯本から登山電車・ケーブルカー・ロープウェイで桃源台周辺の宿へ、翌日は海賊船とバスで湯本へ戻る一筆書き

箱根フリーパスの料金

2日券は小田原発大人6,000円・新宿発大人7,100円で、対象の8つの乗り物が乗り降り自由

移動時間の目安

箱根湯本〜強羅は登山電車約40分、強羅〜早雲山はケーブルカー約10分。ロープウェイは早雲山〜大涌谷約10分、大涌谷〜桃源台約20分。海賊船は桃源台港〜箱根町港・元箱根港約25〜40分、元箱根港〜箱根湯本駅のバスは路線により約30〜40分

ロープウェイの乗車制限

火山ガスのため、アレルギー性ぜん息、気管支・呼吸器・心臓の疾患がある方、心臓ペースメーカー装着者、体調不良の方は早雲山駅〜姥子駅間に乗車できない。妊娠中の方や新生児・乳幼児連れ、高齢の方、アレルギー体質の方などにも注意喚起がある

運休・悪天候時の代替案

ロープウェイ運休時は、運行を確認したうえで箱根湯本駅3番のりばから桃源台行きバスで宿へ向かう案も。代替交通も利用できるとは限らないため、大涌谷を外すなど行程を見直す

※最新情報は公式発表または現地でご確認ください。

神奈川県の人気おすすめ記事

PR

旅をもっとスムーズに

近くに泊まると観光がぐっと便利に。現地ならではの体験もあわせてチェックしてみましょう。

車なしで巡る箱根1泊2日モデルコースは山側から湖側へ

車なしで巡る箱根1泊2日の旅行は、初日に大涌谷と温泉、翌日に芦ノ湖と元箱根を組み合わせると、山と湖の景色を分けて楽しめます。

箱根湯本を起点に、強羅・早雲山・大涌谷を経て桃源台周辺に泊まり、翌日は船とバスで箱根湯本へ戻るプランです。

箱根登山電車、ケーブルカー、箱根ロープウェイ、箱根海賊船、路線バスを順に乗り継ぐため、車がなくても箱根の主要エリアを一筆書きのように移動できます。

乗り換えと宿泊地点が分かるよう、行程を日ごとに整理しました。

順番 エリア 過ごし方
初日・午前 箱根湯本 登山電車で強羅へ出発(約40分)
初日・昼 強羅・早雲山 昼食後にケーブルカーで早雲山へ(約10分)
初日・午後 大涌谷 ロープウェイ(約10分)で移動し噴気の景色を眺める
初日・夕方 桃源台周辺 ロープウェイ(約20分)で湖側へ下り温泉宿でくつろぐ
翌日・午前 芦ノ湖 箱根海賊船で元箱根港へ
翌日・午後 元箱根 箱根神社の参拝と湖畔散策
翌日・帰路 箱根湯本 バスで駅へ戻る(路線により約30〜40分)

宿泊地は芦ノ湖畔の桃源台周辺を前提にする

この順路では、翌朝に箱根海賊船へ乗り継ぎやすい桃源台周辺を宿泊地にします。

桃源台駅ではロープウェイのりばが2階、海賊船のりば・きっぷ売り場が地下2階にあり、館内で乗り継げます。

同じ芦ノ湖周辺でも、桃源台側と元箱根側では宿の位置が異なるため、予約時は最寄り駅や港までの移動方法を確認しましょう。

箱根湯本や強羅に泊まる場合は、その宿へ戻る移動を含めて行程を組み直す必要があります。


箱根フリーパスの料金と対象交通・追加料金を確認する

箱根フリーパスは、箱根登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、箱根海賊船、指定区間のバスなどを利用できる周遊券です。

対象となる8つの乗り物が乗り降り自由で、約70カ所の観光施設で優待割引も受けられます。

2日券は、小田原発が大人6,000円・小児1,500円、新宿発が大人7,100円・小児1,600円です。

3日券も用意されているため、旅行日数と出発駅に合う券を選び、予定する移動を個別に購入する場合と比較しましょう。

比較の目安として、箱根ロープウェイの片道は区間にかかわらず大人2,000円の均一運賃、箱根海賊船の桃源台港〜元箱根港は片道大人1,700円です。

チケットはアプリ「EMot」などで購入できるデジタルチケットと、小田急線各駅などで購入できる紙のチケットから選べます。

特急ロマンスカーを利用する場合は別に特急券が必要で、海賊船の特別船室も割引はあるものの追加料金がかかります。

主要駅・港の無料Wi-Fiと観光案内所・コインロッカー

箱根湯本駅、強羅駅、早雲山駅、大涌谷駅、姥子駅、桃源台、箱根町港、元箱根港の8拠点では、無料の「ODAKYU HAKONE FREE Wi-Fi」を利用できます。

SSID「ODAKYU-HAKONE_FREE」に直接接続すれば登録なしで使えるため、乗り換え前に運行情報を確かめるときに便利です。

箱根湯本駅周辺には英語・中国語・韓国語で観光案内を行う箱根町総合観光案内所があり、中国語・韓国語の対応は担当スタッフの出勤状況によります。

早雲山駅や桃源台駅にはトイレとコインロッカーがあり、元箱根港にもトイレや売店が設けられています。


1日目午前|箱根湯本から登山電車とケーブルカーで強羅・早雲山へ

箱根湯本から強羅までは箱根登山電車、強羅から早雲山までは箱根登山ケーブルカーを利用します。

箱根登山電車は箱根湯本〜強羅間の8.9kmを約40分で走る山岳鉄道で、80‰(パーミル)の急勾配を上ります。

途中の出山信号場、大平台駅、上大平台信号場の3カ所では、進行方向を切り替えながら坂を上るスイッチバックを行います。

標高や気候で時期は前後しますが、6月中旬頃からは沿線のあじさいが咲き始め、初夏ならではの車窓も楽しめます。

山あいの車窓を楽しみながら進むため、移動そのものを観光の時間として考えましょう。

箱根湯本駅で周遊の準備を整える

新幹線などで小田原に到着したら、箱根湯本方面の電車に乗り換えます。

新宿から箱根湯本行きの特急ロマンスカーを利用すれば、乗り換えなしで向かえます。

初日は午前中に箱根湯本へ入る計画にして、登山電車に乗る前に、その日のロープウェイの運行情報まで確認しておくと判断しやすくなります。

荷物は持ち運べる量にまとめ、預かりや配送を利用する場合は、受付条件と宿で受け取れる時刻を事前に確認してください。

箱根湯本駅の「箱根キャリーサービス」は、当日8:30〜12:00に受け付けた荷物を提携する宿へ届けるサービスで、宿では15時以降に受け取れます。

料金は片道1個あたり、普通サイズ(3辺合計140cm・15kg以内)が1,500円、大型サイズ(3辺合計200cm・30kg以内)が2,500円で、配送先は提携施設に限られます。


強羅駅周辺で昼食や休憩を入れる

強羅では乗り換えを急がず、昼食や休憩を挟むと、午後の大涌谷を落ち着いて楽しめます。

食事の店は当日の営業を確認し、待ち時間が長い場合は、宿への到着を優先して別の候補を選びましょう。

初めての箱根では寄り道を増やしすぎず、大涌谷で景色を見る時間を残す組み方がおすすめです。

強羅駅の改札周辺でも無料Wi-Fiを使えるため、休憩中にロープウェイの運行状況を見直しておくと安心です。


早雲山駅で箱根ロープウェイに乗り換える

強羅からケーブルカーで早雲山へ進み、箱根ロープウェイの大涌谷方面へ乗り換えます。

箱根登山ケーブルカーは強羅〜早雲山間の1.2km・標高差209mを約10分で結び、2020年3月に登場した5代目車両は傾斜に合わせた階段状の車内が特徴です。

ケーブルカーは地上の線路を走り、ロープウェイは空中を進む乗り物なので、案内表示では名称を区別すると分かりやすくなります。

早雲山駅ではケーブルカーのホームが地下1階、改札が1階、ロープウェイのりばが2階にあり、ロープウェイ乗り場近くの展望テラスからは連なる山々を見渡せます。

箱根ロープウェイは18人乗りのゴンドラが通常約1分間隔で運行し、営業時間は2〜11月が9:00〜17:00、12〜1月が9:00〜16:15です。

次の移動を夕方ぎりぎりに寄せず、見学後に桃源台へ進めるよう、ロープウェイの営業終了時刻も確認しておきましょう。



1日目午後|大涌谷の火山景観と富士山の眺めを楽しむ

大涌谷では、噴気が立ち上る山肌と、谷を越えるロープウェイの眺めが旅の見どころになります。

大涌谷は約3,000年前の火山活動によって生まれた場所で、早雲山駅からロープウェイで約10分、標高1,044mの大涌谷駅に到着します。

湖畔とは異なる火山の景色を、開放されている見学エリアから眺めましょう。

大涌谷駅には2025年4月25日に展望エリア「ちきゅうの谷」が開業し、360°のパノラマを望む「風の輪テラス」やガラス床越しに足元の噴気を感じる「息吹のデッキ」などが設けられました。

駅舎内にはショップ「谷のマルシェ」やレストラン「OWAKUDANI KITCHEN」もあり、景色を眺めた後の休憩場所として利用できます。

大涌谷の噴気の風景と名物の黒たまごを味わう

早雲山から大涌谷へ向かう途中は谷底の景色が広がり、晴れて見通しのよい日には大涌谷周辺から富士山を望めることもあります。

大涌谷くろたまご館で販売する黒たまごは、温泉池の成分などによって殻が黒くなるゆで卵です。

気孔の多い殻に温泉池の成分が付着して黒くなる仕組みで、「1個食べれば7年寿命が延びる」という言い伝えから延命長寿の象徴とされています。

価格は4個入り500円(税込)で、売り切れになる場合もあります。

販売状況を見て休憩に取り入れ、景色と土地ならではの食べ物を一緒に楽しむとよいでしょう。

大涌谷自然研究路は事前予約の引率入場制で、小学生以上で日本語の説明を理解できることや健康状態・自力避難などの参加条件があり、自由散策はできないため、この基本コースには含めていません。

天候や火山の状況により中止となる場合がある引率入場は、箱根町観光協会のウェブサイトで事前予約が必要で、1日4回・各回定員30名、所要約40分、安全対策協力金は1人800円(キャッシュレス決済のみ)です。



箱根ロープウェイの火山ガスによる乗車制限を確認する

大涌谷を通るロープウェイには、火山ガスによる乗車制限があります。

アレルギー性ぜん息、気管支・呼吸器・心臓の疾患がある方、心臓ペースメーカーを装着している方、体調不良の方は、早雲山駅から姥子駅までの区間に乗車できません。

妊娠中の方、新生児・乳幼児連れの方、高齢の方、アレルギー体質の方などにも注意喚起があるため、乗車を見合わせることも含めて乗車条件を確認してください。

箱根ロープウェイは常にガス濃度を計測して運行しており、濃度によっては全線で運転を休止する場合もあります。

現地では立入禁止表示や係員の指示を守り、行程を終えるために無理をしないことが大切です。


1日目の夜|芦ノ湖畔・桃源台周辺の温泉宿で過ごす

大涌谷駅では桃源台方面ののりばに乗り換え、ロープウェイで湖側へ下ります。

大涌谷駅から姥子駅を経て桃源台駅までは約20分で、ゴンドラからは芦ノ湖の眺めも楽しめます。

宿に到着したら観光をひと区切りにし、温泉と夕食を楽しむ時間に切り替えましょう。

温泉宿の夕食付きプランと入浴条件を確認する

桃源台周辺には、温泉を備えた「箱根・芦ノ湖 はなをり」などの宿があります。

「箱根・芦ノ湖 はなをり」は桃源台駅から徒歩約3分の立地で、芦ノ湖ビューと庭園ビューの男女入れ替え制の2種類の大浴場や足湯カウンターを備えています。

このコースでは、駅や港からの道順に加えて夕食の有無も宿選びの軸にすると、到着後の予定を決めやすくなります。

夕食付きで予約する場合は、チェックインの期限と食事の開始時刻を確認し、遅れる見込みがあれば宿へ連絡してください。

タトゥーの扱い、貸切風呂の有無、利用予約の方法は施設ごとに確認し、貸切なら条件なしで利用できるとは考えないようにしましょう。

温泉の大浴場では入浴マナーを守ってくつろぐ

共用の温泉では、湯船は体を洗う場所ではなく、静かに湯につかる場所です。

脱衣所や浴室では撮影を控え、ほかの利用者のプライバシーを尊重しましょう。

入浴中の基本的な行動を、場面別に整理しました。

場面 すること 控えること
湯船に入る前 体を洗い泡を流す 泡を湯船へ持ち込む
湯につかる時 髪をまとめる 髪やタオルを浸す
会話をする時 声を落として話す 大声で騒ぐ
脱衣所へ戻る時 体の水分を拭く 床をぬらしたまま歩く

飲酒の直後や体調がすぐれないときの入浴は避け、長湯をせずにこまめな水分補給を心がけましょう。



2日目|箱根海賊船で芦ノ湖を渡り箱根神社と元箱根へ

翌日は桃源台港から箱根海賊船に乗り、元箱根港を目指します。

前日の山の景色から湖上の眺めへ切り替わり、同じ箱根でも違う表情を楽しめる行程です。

桃源台港で箱根海賊船の行き先を確かめて乗船する

箱根海賊船は桃源台港と箱根町港・元箱根港を結ぶ船で、湖上から周囲の山々を眺められます。

桃源台港から箱根町港・元箱根港までの所要時間は約25〜40分で、箱根フリーパスでも乗船でき、特別船室を使う場合は追加料金が必要です。

このコースでは元箱根港へ行ける便を確認し、箱根町港と下船先を取り違えないようにしましょう。

朝食とチェックアウトの時刻を踏まえて乗る便を決め、港では発着案内に従って並びます。



元箱根港から徒歩で箱根神社へ参拝する

元箱根港周辺から箱根神社へは徒歩で向かえ、所要時間は約10分が目安です。

箱根神社は、天平宝字元年(757年)に万巻上人(まんがんしょうにん)が芦ノ湖畔の現在地に社殿を建立したと伝わる古社で、源頼朝や徳川家康など武家の崇敬も集めました。

芦ノ湖の湖上に立つ「平和の鳥居」は昭和27年(1952年)に建立され、昭和39年(1964年)に吉田茂元首相の揮毫による「平和」の扁額が掲げられました。

老杉に囲まれた正参道の石段は90段ほどで、御社殿の横には九頭龍神社新宮も祀られています。

参拝と湖畔散策を組み合わせると、船上から眺めた風景を陸側からも楽しめます。

写真を撮るときは参拝や通行を妨げない場所を選び、現地の掲示に従ってください。

宝物殿の拝観受付は9:00〜16:00なので、見学したい場合は時間に余裕を持って訪れましょう。

歩くことに疲れたら参拝と散策の範囲を絞り、元箱根で昼食や休憩を取る時間を残しましょう。



元箱根港から箱根登山バスで箱根湯本駅へ戻る

帰りは元箱根港から、箱根湯本駅方面へ向かう箱根登山バスを利用します。

同じ箱根湯本駅方面でも経由地の異なる路線があるため、乗り場と行き先を確認してください。

元箱根港のバスのりばでは、1番のりばから芦の湯・小涌園・宮ノ下駅経由のH路線、2番のりばから箱根町港・箱根新道経由のR路線が、箱根湯本駅・小田原駅方面へ発着します。

元箱根港から箱根湯本駅までのバスの所要時間は、路線により約30〜40分が目安です。

帰りの列車を予約する場合は、バスを降りてすぐ乗り継ぐ前提にせず、道路状況や駅での移動に備えた余裕を持たせましょう。

宿から箱根キャリーサービスで荷物を送る場合は、宿での受付が朝10:00まで、箱根湯本駅での受け取りが13:30〜18:30です。



箱根旅行の雨天・運休に備えるコース変更と持ち物

ロープウェイは強風や雷、台風の接近などの悪天候や定期点検などで運休する場合があるため、出発前だけでなく、現地でも運行情報を確認しましょう。

予定どおりに進めない日は、すべての見どころを取り戻そうとせず、宿への到着と帰路を優先します。

ロープウェイ運休時は大涌谷や船旅を外す選択肢を持つ

初日に大涌谷へ行けない場合は、運行を確認したうえで、箱根湯本から桃源台行きのバスで宿へ向かう案があります。

桃源台行きの箱根登山バスは、箱根湯本駅の3番のりばから宮ノ下駅・宮城野・仙石を経由して運行しています。

変更が必要な場面と、優先する行動を整理しました。

状況 優先すること 見直す予定
ロープウェイ運休 宿へのバス経路確認 大涌谷の見学
海賊船の欠航 陸路の運行確認 湖上移動と元箱根
初日の到着が遅い 宿へ到着時刻を連絡 途中の寄り道

代替交通も利用できるとは限らないため、移動前に運行案内や係員の情報を確かめ、徒歩で無理に区間をつながないでください。



乗り換えに備えて荷物を軽くし服装を整える

服装は歩きやすさを重視し、屋外で過ごす時間に合わせて調整できるものを選びましょう。

大涌谷駅は標高1,044mの高所にあるため、箱根湯本より肌寒く感じることがあり、季節を問わず羽織れる上着があると安心です。

  • 歩き慣れた靴と着脱しやすい上着
  • 雨具と荷物をぬらさないための袋
  • 充電器と宿の連絡先の控え

乗り物の中では荷物で通路や座席をふさがず、乗り降りする人を先に通すと移動がスムーズになります。



まとめ|車なしの箱根1泊2日モデルコースで山・湖・温泉を満喫

箱根の1泊2日旅行は、箱根湯本から大涌谷を経て桃源台周辺に泊まり、翌日に芦ノ湖と元箱根を巡ると、山・湖・温泉をつなげられます。

宿の場所、ロープウェイの利用条件、当日の運行情報を押さえ、景色を見る時間と休憩を残して車なしの箱根旅を楽しみましょう。



よくある質問

A. 箱根ゴールデンコースは、登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船・バスで一周する定番ルートです。1泊2日なら初日に箱根湯本から強羅・大涌谷を経て桃源台周辺に泊まり、翌日に海賊船で元箱根へ渡ると乗り継ぎを2日に分けられます。宿の到着予定時刻から逆算して、初日の各立寄り時間を決めておくと組み立てやすくなります。
A. 2日券は小田原発が大人6,000円・小児1,500円、新宿発が大人7,100円・小児1,600円です。大人の早雲山〜桃源台片道2,000円と桃源台港〜元箱根港片道1,700円の合計は3,700円で、これだけでは小田原発の2日券代に届きません。残る電車・ケーブルカー・バス代と、訪れる場合の箱根強羅公園(大人650円)の無料特典も合算して比べましょう。
A. スイッチバックは、列車が進行方向を切り替えながら急斜面をジグザグに上る方式です。箱根登山電車では出山信号場・大平台駅・上大平台信号場の3カ所で行われ、そのたびに運転士と車掌が前後の運転台を入れ替わる様子は間近で見られる光景。出山信号場では少し前に渡った早川橋梁を見下ろせ、水平距離1,000mで80m上る最大80‰(パーミル)の急勾配を体感できる点も見逃せません。
A. 黒たまごは大涌谷くろたまご館で4個入り500円(税込)で販売されています。温泉池の成分が殻に付着して黒くなり、中は白いゆで卵です。「1個で7年長生き」の伝承は、弘法大師(平安時代の高僧)作と伝わる延命地蔵尊(長寿や子育てを願う仏像)に由来します。食べる際は殻と白身の色を見比べると、温泉の働きがわかります。販売は16:40頃までで、季節変動や売り切れもあります。
A. 営業時間は2〜11月が9:00〜17:00、12〜1月が9:00〜16:15です。火山ガスのため、アレルギー性ぜん息、気管支・呼吸器・心臓疾患、心臓ペースメーカー装着、体調不良に該当する人は早雲山〜姥子間に乗れません。妊婦・新生児・乳幼児・高齢者・アレルギー体質など敏感な人も乗車見合わせを含め検討が必要です。該当する人は箱根湯本駅3番のりばの桃源台行きバスを使う旅程にできます。
A. 歩きやすい靴と上着が基本で、標高の高い大涌谷では湯本より冷え込むことがあります。箱根湯本駅は標高約96m、大涌谷駅は1,044mで、約950mの標高差に気温減率(100mで約0.6℃)を当てはめると約6℃差の計算です。実際の気温は天候にも左右されます。風を受ける大涌谷駅の展望テラスや海賊船のデッキでは、小さく畳める薄手のウインドブレーカーが重宝します。
A. 箱根湯本駅の「箱根キャリーサービス」なら、荷物を当日中に提携宿へ届けてもらえます。受付は8:30〜12:00、宿での受取は15:00以降です。1個片道で普通サイズ(3辺計140cm・15kg以内)1,500円、大型(200cm・30kg以内)2,500円。モバイルバッテリーは手荷物へ移し、オンラインで事前予約すると窓口の手続きを減らせます。
A. 翌朝の海賊船に乗り継ぎやすい、芦ノ湖北岸の桃源台周辺が便利です。「箱根・芦ノ湖 はなをり」には大浴場や足湯(足だけ湯につかる設備)、和洋ビュッフェがあります。桃源台ビューレストランは16:00閉店(食事注文15:30まで)のため、夕食付き宿泊か食事先の予約を計画しましょう。大浴場では湯船に入る前に体を洗い、タオルを湯につけないのが基本のマナーです。

PR

旅をもっとスムーズに

近くに泊まると観光がぐっと便利に。現地ならではの体験もあわせてチェックしてみましょう。

近くのおすすめスポット

この周辺のおすすめ記事をチェック

※ 記事内容は執筆時点の情報に基づいており、現在の状況と異なる場合がございます。また掲載内容は正確性・完全性を保証するものではありませんので、ご了承ください。
PR本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含む場合があります。リンクを経由したお申込みで運営者が手数料を得ることがあります。