日本旅行を楽しもう!

旧芝離宮恩賜庭園で楽しむ静かな東京散歩

旧芝離宮恩賜庭園で楽しむ静かな東京散歩

旧芝離宮恩賜庭園は、浜松町駅近くで江戸初期の大名庭園を味わえる都立庭園です。潮入りの池の名残や石組、西湖の堤などを歩きながら、歴史ある庭園景観をたどれます。駅から歩きやすく、一周の目安もつかみやすいため、初めての東京庭園散策にも向いています。

ひと目でわかるポイント

一言でわかる魅力

旧芝離宮恩賜庭園は、浜松町駅から徒歩1分で江戸初期の大名庭園を味わえる国指定名勝の回遊式泉水庭園

主な見どころ

潮入りの名残を残す池、根府川石を使った勇壮な石組、中島の蓬莱山、中国・杭州の蘇堤を模した西湖の堤、枯滝の石組

アクセス

旧芝離宮恩賜庭園へは、JR浜松町駅北口から徒歩1分、都営大江戸線・浅草線の大門駅B2出口から徒歩3分。駐車場なし

入園料・決済

一般150円、65歳以上70円。小学生以下・都内在住在学の中学生は無料。電子マネー・クレジットカード・コード決済に対応

所要の目安

出入口は一か所で、池に沿って一周約40分。東京観光の移動日にも組み込みやすい

季節と庭園ガイド

旧芝離宮恩賜庭園は春の桜やフジ、秋の紅葉、冬のウメ・スイセン・ロウバイが見どころ。庭園ガイドは土日の14時から無料で実施(約45分〜1時間)、7月・8月は休止

園内マナー

ペット同伴不可、アルコール持込不可、喫煙所なし。レジャーシートは指定の芝生広場のみ利用可

※最新情報は公式発表または現地でご確認ください。

旧芝離宮恩賜庭園はどんな庭園?

旧芝離宮恩賜庭園は、JR浜松町駅から徒歩1分にある都立庭園です。

小石川後楽園とともに、東京に残る江戸初期の大名庭園の一つで、池を中心に歩いて楽しむ回遊式泉水庭園として知られています。

はじまりは、明暦の頃(1655〜1658年)に海面を埋め立てた土地を、延宝6年(1678年)に老中・大久保忠朝が4代将軍家綱から拝領し、藩地の小田原から庭師を呼んで庭園を造らせたことにあります。

庭園は「楽壽園」と呼ばれていました。

その後、幾人かの所有者を経て、幕末には紀州徳川家の芝御屋敷となり、明治には宮内省が買い上げて芝離宮となりました。

大正12年(1923年)の関東大震災で建物や樹木に大きな被害を受けましたが、翌年に昭和天皇のご成婚記念として東京市へ下賜され、復旧・整備を経て一般公開されました。

昭和54年(1979年)に国の名勝に指定されています。

旧芝離宮恩賜庭園の見どころは石組と池の景色

潮入りの名残を感じる池

庭園の中心にある池は、もとは海水を引き入れた「潮入りの池」でした。

現在は淡水の池ですが、池を中心に景色が移り変わる構成に、江戸の庭園らしい発想が残っています。

歩く角度によって見え方が変わるので、急がず一周するのが向いています。

勇壮な石組と西湖の堤

旧芝離宮恩賜庭園では、石の使い方も大きな見どころです。

石組には藩地の小田原から運ばれた根府川石が多く使われており、中島の蓬莱山、飛石、山渓の滝を思わせる枯滝など、見どころが点在しています。

なかでも西湖の堤は、中国・杭州の西湖の蘇堤を模した石造りの堤で、庭園の世界観を感じやすい場所です。

旧芝離宮恩賜庭園をどう歩く?初めての回り方

園内の出入口は一か所で、一周の目安は約40分です。

まずは池の輪郭に沿ってゆっくり歩き、石橋や中島、堤の景色を順番に見ていくと流れがつかみやすくなります。

駅から近く、東京観光の移動日にも組み込みやすいのが特徴です。

庭園ガイドを使う方法

土曜・日曜の午後2時からは、無料の庭園ガイドが行われています。

所要は約45分から1時間で、気象状況によって中止になる場合があります。

7月・8月は熱中症予防のためガイドが休止されます。

参加したい場合は、当日の実施状況をサービスセンターに確認すると安心です。

アクセス・開園時間・入園料を確認

JR浜松町駅北口から徒歩1分、都営地下鉄大江戸線・浅草線「大門」駅B2出口から徒歩3分、ゆりかもめ「竹芝」駅から徒歩10分です。

駐車場はありません。

開園時間は午前9時から午後5時、最終入園は午後4時30分までです。

休園日は年末年始(12月29日〜翌年1月1日)で、イベント開催期間やGWに時間延長や休園日開園が行われる場合もあります。

入園料は一般150円、65歳以上70円です。

小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料です。

電子マネーやクレジットカード、コード決済にも対応しています。

季節の見どころ

旧芝離宮恩賜庭園はコンパクトながら、四季を通じて異なる表情を見せてくれます。

春(3月下旬〜4月)はソメイヨシノやサトザクラ、フジ、ツツジが彩りを添えます。

秋(11月中旬〜12月上旬)はモミジやケヤキの紅葉が池に映り、落ち着いた景観を楽しめます。

冬にはウメ、スイセン、ロウバイが咲き、冬の澄んだ空気の中で庭園散策を味わえます。

写真撮影と園内マナーで気をつけたいこと

スナップ撮影はできますが、ほかの来園者の迷惑にならない配慮が必要です。

庭園を一定時間、排他的に使うような撮影は、営利・非営利を問わず事前申込みが必要です。

撮影の申込みは希望日の2か月前から先着順で受け付けています。

また、ペットの同伴はできません。

園内ではコイなど生き物への餌やり、動植物の採取や持ち出しもできません。

文化財庭園のため、保存修理工事で一部が見られない場合もあります。

来園前に開園情報やお知らせを確認しておくと安心です。

飲食物の持ち込みはできますが、弁当はベンチ利用が基本です。

レジャーシートは指定の芝生広場のみで使え、アルコール類の持ち込みはできません。

喫煙所もありません。

まとめ|旧芝離宮恩賜庭園を静かに味わうコツ

旧芝離宮恩賜庭園は、駅から近い場所で江戸初期の庭園美に触れられるスポットです。

池の景色、石組、西湖の堤といった見どころを順にたどると、限られた時間でも庭園の魅力を感じやすくなります。

歴史ある文化財庭園だからこそ、ルールを守りながら静かに歩くと、この場所のよさがより伝わってきます。 

よくある質問

A. 旧芝離宮恩賜庭園は、江戸初期に造られた回遊式泉水庭園(池の周りを歩いて景色を楽しむ日本庭園)です。延宝6年(1678年)に老中・大久保忠朝が作庭し、1979年に国の名勝に指定されました。浜松町駅から徒歩1分と近く、短時間でも江戸の庭園美を味わいやすいのが魅力です。
A. 入園料は一般150円、65歳以上70円で、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料です。開園は9:00〜17:00、最終入園は16:30です。交通系電子マネーやクレジットカード、PayPay等のコード決済にも対応しているため、現金を持たない外国人観光客でもスムーズに入園できます。
A. JR浜松町駅北口から徒歩1分、都営大江戸線・浅草線「大門」駅B2出口から徒歩3分です。駐車場はありません。浜松町駅を出て右手にすぐ入口が見える距離感なので、羽田空港からモノレールで到着した直後や、新幹線乗り換え前のすき間時間にも立ち寄れる気軽さがあります。
A. ひと通り見て回る目安は約30〜40分で、急ぎ足ならさらに短く回れます。出入口は一か所で、池沿いをたどるだけで主要な石組や橋を順に見られるため、初めてでも迷いにくい庭園です。短時間でも見どころを拾いやすく、出張や乗り換えの合間にも組み込みやすい規模です。
A. 最大の見どころは中国・杭州の西湖を模した「西湖の堤」と、中島に組まれた蓬莱山の石組です。石組には藩地・小田原から運ばれた根府川石が多用されており、庭園の規模に対して見どころの密度が高い点が特徴です。池越しに東京タワーや高層ビル群が借景になる景観は、江戸と現代が重なる東京ならではの一枚になります。
A. 毎週土曜・日曜の午後2時からボランティアによる無料庭園ガイドが実施されています。所要は約45分〜1時間で、石組の意味や歴史的背景など、一人で歩いていては気づきにくい解説が聞けます。7〜8月は熱中症予防のため休止で、雨天も中止になるため、参加希望の場合は当日サービスセンターに確認しましょう。
A. 浜離宮は約25万㎡の広さで潮入りの池が現役、旧芝離宮は約4.3万㎡とコンパクトで池は現在淡水です。浜離宮は開放的な海辺の景観、旧芝離宮は石組の力強さと凝縮された庭園美が持ち味です。両園は徒歩約15分の距離にあるため、時間があれば両方をハシゴして作風の違いを比べるとより深く大名庭園を楽しめます。
A. 休憩しながら食事するなら、持参したものをベンチで食べる形が基本です。レジャーシートは園内裏山横の芝生広場のみで使え、その他の芝生地や園路では使えません。売店はないため、飲み物は入園前に用意しておくと散策中に動きやすくなります。

近くのおすすめスポット

この周辺のおすすめ記事をチェック

※ 記事内容は執筆時点の情報に基づいており、現在の状況と異なる場合がございます。また掲載内容は正確性・完全性を保証するものではありませんので、ご了承ください。