郡上八幡城とは?日本最古級の木造再建城
岐阜県郡上市に位置する郡上八幡城(ぐじょうはちまんじょう)は、八幡山の山頂にそびえ立つ城です。
1933年(昭和8年)に木造で再建された天守は、木造再建城として日本最古級として知られています。
城からの眺望は「天空の城」を思わせる雰囲気があり、季節や気象条件によっては雲海のような景色が見られることもあります。
建築物としての美しさだけでなく、戦国時代にさかのぼる歴史的な背景や、城下に広がる水の町の散策も魅力の一つです。
特に秋の紅葉シーズンには周囲が色づき、紅葉ライトアップなどが行われることもあります。

郡上八幡城の歴史
郡上八幡城は、戦国時代に八幡山に築かれた城郭を起源とし、その後の城主交代を経て城下町が形成されました。
明治維新後の廃城により建物は取り壊されましたが、1933年(昭和8年)に木造の模擬天守などが再建され、現在は城下町を見守るシンボルとなっています。
- 城の特徴
- 木造建築の天守は、歩くときしむ音がするなど木造ならではの趣が感じられます。
- 白壁の天守閣と奥美濃の山々が織りなすコントラストが、訪れる人々の心を魅了します。
- 天守閣は郡上市有形文化財に指定されています。

郡上八幡城の見どころ
天守閣からの絶景
郡上八幡城の天守閣最上階は展望フロアとなっており、郡上八幡の城下町を一望できます。
晴れた日には町の中央を流れる吉田川や、重なり合う奥美濃の山々まで見渡せる絶景ポイントです。
- 季節ごとの楽しみ
- 春は新緑と桜、夏は青空、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々の風景が楽しめます。
城内の展示
城内には郡上八幡城や郡上の歴史に関する資料展示があり、城下町の成り立ちを学べます。
展示内容は入替や企画展示となることもあります。

郡上八幡城周辺の観光スポット
郡上八幡の城下町
郡上八幡城の麓には、水路が張り巡らされた「水の町」として知られる城下町が広がっています。
吉田川沿いの商店街や、風情ある路地を散策しながら、城下町の歴史と文化を楽しむことができます。
- 郡上おどり
- 毎年夏に開催される郡上おどりは、郡上八幡を代表する伝統行事です。
- お盆の時期には夜通し踊り明かす「徹夜おどり」が行われる日もあります。
- 宗祇水(そうぎすい)
- 環境省の「名水百選」に選ばれている湧き水スポットで、城下町散策の立ち寄り先として人気です。
温泉
郡上市内には、日帰りで楽しめる温泉がいくつかあります。
城下町散策や城見学で歩いた後は、大自然に囲まれた温泉に浸かって疲れを癒すのに最適です。

郡上八幡城へのアクセス
公共交通機関でのアクセス
- 名古屋から
- 高速バスで郡上八幡方面へ向かい、城下町エリアから徒歩で登城するルートが一般的です。
- 鉄道利用の場合
- 長良川鉄道「郡上八幡駅」から路線バスなどを利用し、城下町エリアへ向かいます。
車でのアクセス
- 名古屋から
- 東海北陸自動車道を利用し、郡上八幡ICから城下町方面へ向かいます。
- 金沢から
- 東海北陸自動車道を利用し、郡上八幡方面へ向かいます。
山頂付近の駐車スペースは台数に限りがあるため、混雑期は城下町側の駐車場を利用して徒歩で登城するのがおすすめです。
郡上八幡城の入場料と営業時間
- 入場料
- 大人(高校生以上):400円、子供(小・中学生):200円
- 郡上八幡博覧館との共通券:大人750円、子供400円
- 営業時間
- 通常(3〜5月、9〜10月):9:00〜17:00
- 夏季(6〜8月):8:00〜18:00
- 冬季(11〜2月):9:00〜16:30
- ※最終入場は閉城の15分前まで
- 休館日
- 12月20日〜1月10日
- 所要時間の目安
- 天守閣の見学は約30分〜1時間。城下町散策と合わせて半日が目安です。

郡上八幡城を訪れる際の注意点
季節ごとの準備
- 春・秋
- 山頂は平地より気温が低いため、軽い上着を持参しましょう。
- 夏
- 日差しが強いので、帽子や飲み物を忘れずに。
- 冬
- 雪が降ることもあるため、滑りにくい靴で訪れると安心です。
マナーとルール
- 城内では火気厳禁・危険区域立入禁止・ドローン禁止です。
- 展示物に触れないよう注意してください。
- 城内は史跡のためバリアフリーが整っていない箇所があります。
郡上八幡城は、木造天守の趣と城下町の散策をあわせて楽しめるスポットです。
季節ごとに表情が変わる景色とともに、郡上八幡の魅力を体験してください。