広島のおすすめ観光スポット15選を選ぶポイント
広島観光は、歴史や平和を学ぶ旅、瀬戸内海の景色を楽しむ旅、古い町並みを歩く旅、自然の中で過ごす旅に分けると計画しやすくなります。
まず旅の目的を決め、その目的に合うエリアを一つずつ組み合わせる方法が向いています。
広島の定番と穴場をエリア別に整理
広島市と宮島には初めての旅行で訪れやすい定番が集まり、尾道・福山・竹原や県北には町歩きや自然を深く味わえる穴場があります。
全スポットの特徴を、旅のテーマと一緒に整理しました。
| 名称 | エリア | 特徴 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| 原爆ドーム | 広島市 | 平和の象徴 | 歴史を学びたい |
| 平和記念公園 | 広島市 | 慰霊の空間 | 静かに歩きたい |
| 平和記念資料館 | 広島市 | 被爆資料を展示 | 背景を知りたい |
| 広島城 | 広島市 | 城跡と復興史 | 城郭が好き |
| 縮景園 | 広島市 | 回遊式庭園 | 庭園を歩きたい |
| 嚴島神社 | 宮島 | 海辺の社殿 | 日本文化を体感 |
| 弥山 | 宮島 | 森と岩の景観 | 自然を楽しみたい |
| 大聖院 | 宮島 | 山麓の古刹 | 寺院を巡りたい |
| 千光寺公園 | 尾道 | 坂の町を展望 | 写真を撮りたい |
| しまなみ海道 | 尾道周辺 | 島と橋の道 | 自転車旅が好き |
| 鞆の浦 | 福山 | 歴史ある港町 | 町歩きが好き |
| 大久野島 | 竹原 | 島の自然と歴史 | 動物に会いたい |
| 竹原町並み保存地区 | 竹原 | 町家の景観 | 静かに散策したい |
| 三段峡 | 安芸太田 | 渓谷と遊歩道 | 山歩きをしたい |
| 帝釈峡 | 庄原周辺 | 峡谷と湖 | 雄大な自然派 |
一度の旅行で詰め込みすぎない
広島県は東西にも南北にも広いため、十五か所を一度に巡るより、広島市と宮島、尾道と鞆の浦、竹原と大久野島など、近いテーマを組み合わせるほうが落ち着いて観光できます。
船、ロープウェー、登山道、渓谷の渡舟は天候や点検、通行規制の影響を受けることがあるため、出発前に運営主体の公式案内を確認してください。
広島市中心部で訪れたい定番の観光スポット5選
広島市中心部では、平和について考える場所と、城下町の歴史や庭園文化に触れる場所を、徒歩や路面電車で続けて巡れます。
展示施設では内容を急いで消費せず、自分のペースで向き合う時間を確保することが大切です。
1.原爆ドーム|建物が伝える被爆の記憶
原爆ドームは、被爆前に広島県産業奨励館として使われていた建物の遺構で、平和を願う象徴として保存されています。
ユネスコの世界文化遺産に登録されており、平和記念公園の対岸にある元安川沿いから外観を見学できます。
外から見学する場所であり、柵の内側へ入らず、周囲の慰霊空間に配慮して静かに見学しましょう。
2・3.平和記念公園と広島平和記念資料館|祈りと学びをつなぐ
公園と資料館は近接していますが、役割は異なるため、両方を訪れると広島の歴史を立体的に理解しやすくなります。
平和記念公園
平和記念公園には慰霊碑やモニュメントが点在し、原爆死没者を慰霊し、恒久平和を願う場として整備されています。
原爆死没者慰霊碑から原爆ドームを望む軸線上には「平和の灯」があり、写真撮影だけを目的にせず、碑文や案内にも目を向けると、この場所が持つ意味を受け取りやすくなります。
広島平和記念資料館
資料館では、被爆者の遺品、写真、資料などを通して、原子爆弾による被害と広島の歩みを伝えています。
音声ガイドや一部の展示解説は多言語に対応しており、海外からの旅行者も展示の背景を理解しやすくなっています。
展示には心を強く揺さぶる内容が含まれるため、鑑賞後に休める時間を設け、子ども連れは展示内容を事前に確認すると安心です。
4.広島城|外観と城跡から広島の歩みを知る
広島城は毛利輝元によって築かれた城を起点とし、被爆と戦後復興の歴史も伝える場所です。
天守はコンクリートの劣化や設備の老朽化により閉城し、内部観覧を終えているため、外観、石垣、堀、二の丸周辺を中心に見学し、今後の整備状況は公式案内で確認してください。
5.縮景園|池を巡りながら景色の変化を味わう
縮景園は広島藩主浅野家の別邸の庭として1620年ごろに築かれ、池、橋、島、茶室などを歩きながら眺める回遊式庭園です。
同じ場所でも見る方向によって景色が変わるため、池の周囲を急がず歩き、建物や植栽が重なる構図を探す楽しみがあります。
宮島で巡りたい文化と自然の定番観光スポット3選
宮島は嚴島神社だけでなく、背後の弥山や山麓の寺院まで含めて歩くと、島全体が信仰と自然に支えられてきたことを感じられます。
潮位、天候、船やロープウェーの運行状況によって見え方や動き方が変わるため、当日の公式情報を基準にしてください。
6.嚴島神社|潮の満ち引きで表情が変わる社殿
嚴島神社は海辺に社殿が連なり、大鳥居と背後の山々が一体になった景観で知られ、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。
満潮時は社殿が海に浮かぶように見え、干潮時は大鳥居の近くまで歩けるなど印象が異なりますが、立入可能な場所は現地表示に従い、参拝者の通行を妨げる撮影は避けましょう。
7.弥山|森と巨岩に包まれる宮島の山
弥山は標高約535メートルの霊峰で、原始的な植生や大きな岩がつくる景観に触れられ、寺院や展望地点を結ぶ山歩きも楽しめます。
ロープウェーを使う場合でも山頂までは坂道や階段が残るため、歩きやすい靴を選び、飲み物と天候への備えを整えてください。
8.大聖院|山麓で仏教文化に触れる寺院
大聖院は弥山の麓にある真言宗御室派の大本山で、宮島で最も歴史が古い寺院とされ、境内には複数の堂宇や仏像が配置されています。
嚴島神社周辺より落ち着いた雰囲気を感じやすく、坂や石段を上りながら、宮島の仏教信仰に触れたい人に向いています。
尾道・福山で町と海の景色を楽しむ観光スポット3選
広島県東部では、坂道から海を眺める尾道、島々を橋で結ぶしまなみ海道、港町の面影を残す鞆の浦が異なる表情を見せます。
広島市からの日帰りだけでなく、東部に宿泊して歩くと、朝夕の静かな町並みにも出会いやすくなります。
9.千光寺公園|尾道水道と坂の町を見渡す
千光寺公園は千光寺山の山頂から中腹に広がり、尾道水道、島々、市街地を見渡せる展望スポットです。
山頂へはJR尾道駅近くから千光寺山ロープウェイで約3分で上がれ、景色を眺めた後に寺院や細い坂道を通って町へ下ると、尾道らしい高低差と生活風景を体感できます。
10.しまなみ海道|島と橋をつなぐ瀬戸内のサイクリングルート
しまなみ海道は広島県尾道市と愛媛県今治市を全長約60キロメートルの自動車専用道路で結び、サイクリングロードは約70キロメートルにわたる広域ルートで、自転車、車、公共交通を組み合わせて楽しめます。
海峡を自転車や徒歩で渡れる貴重な道として「サイクリストの聖地」とも呼ばれています。
全区間の走破にこだわらず、広島側の向島や因島を選んで散策やサイクリングを楽しむと、初心者でも旅程を整えやすくなります。
11.鞆の浦|常夜燈と路地が残る港町
鞆の浦は福山市にある港町で、常夜燈、寺社、商家、細い路地が重なる歴史的な景観を歩いて楽しめます。
生活道路は幅が狭い場所もあるため、道の中央で立ち止まらず、住民や車両の通行を優先しながら散策してください。
瀬戸内の島と古い町並みを味わう穴場の観光スポット2選
竹原周辺では、船で渡る島の自然と、町家が連なる保存地区を一つの旅で組み合わせられます。
動物との距離や住宅地での撮影など、観光客側の行動が地域環境に影響しやすい場所でもあります。
12.大久野島|うさぎと島の歴史に向き合う
大久野島は竹原市の忠海港からフェリーで渡る瀬戸内海の島で、うさぎの姿だけでなく、毒ガス製造の戦争遺構や自然環境を通して複数の歴史を学べます。
島全域は瀬戸内海国立公園に指定されています。
うさぎには触れず、手から直接餌を与えず、道路上で餌を広げないなど、環境省と地域が示すルールを守って観察してください。
13.竹原町並み保存地区|町家の意匠を静かに見る
竹原町並み保存地区は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、格子や漆喰壁を備えた町家、寺院、酒造に関わる建物などが残り、落ち着いた町歩きを楽しめます。
公開施設と一般住宅を区別し、玄関先や窓越しの撮影では住民のプライバシーに配慮しましょう。
島と町歩きで意識したい行動を整理しました。
| 場面 | 心がけたいこと | 避けたいこと |
|---|---|---|
| 船の利用 | 運航を事前確認 | 最終便の見落とし |
| うさぎ観察 | 離れて見守る | 抱く・追い回す |
| 町並み撮影 | 生活動線を空ける | 私有地へ入る |
広島の自然を深く歩く渓谷の穴場観光スポット2選
県北や山間部へ足を延ばすと、瀬戸内の穏やかな海とは異なる、岩壁、清流、森林の景観に出会えます。
自然地形では安全が最優先となるため、都市観光と同じ感覚で予定を固定せず、現地の規制や天候に合わせて変更できる計画にしてください。
14.三段峡|清流沿いを歩く特別名勝
三段峡は安芸太田町にある全長約16キロメートルの渓谷で、国の特別名勝に指定され、切り立った岩壁、森林、滝や淵がつくる景観を遊歩道から楽しめます。
黒淵などの渡舟や通行可能区間は天候や増水で変わることがあるため、公式サイトの案内を確認し、通行止め区間には入らないでください。
15.帝釈峡|雄橋と神龍湖を巡る峡谷景観
帝釈峡は庄原市と神石高原町にまたがる比婆道後帝釈国定公園の景勝地で、上帝釈エリアと神龍湖周辺などに見どころが分かれ、石灰岩地形、高さ約40メートルの天然橋である雄橋、湖畔の風景を楽しめます。
見たい景観によって入口や移動方法が異なるため、現地マップを確認し、歩く範囲を先に決めておくと迷いにくくなります。
訪日旅行者が広島観光を組み立てるコツ
旅程はスポットの知名度だけでなく、興味、移動手段、天候への強さを基準に組み立てると無理がありません。
都市、島、町並み、渓谷では必要な準備が異なるため、一日の中に性格の違う場所を詰め込みすぎないことがポイントです。
旅の目的からエリアを選ぶ
初めての広島なら広島市と宮島、写真と町歩きなら尾道と鞆の浦、静かな滞在なら竹原、自然重視なら三段峡や帝釈峡が候補になります。
旅行タイプ別の組み合わせ方を整理しました。
| 旅行タイプ | 中心エリア | 組み合わせ例 |
|---|---|---|
| 初めての広島 | 広島市・宮島 | 平和と信仰 |
| 町歩き中心 | 尾道・福山 | 坂道と港町 |
| 島を楽しむ | 竹原・尾道 | 船と島景色 |
| 自然を歩く | 県北・山間部 | 渓谷と森林 |
公式情報で当日の可否を確認する
営業時間、料金、休業、予約、船やロープウェーの運行、登山道や遊歩道の規制は変更される可能性があります。
検索結果の古い情報だけで判断せず、施設、自治体、観光協会、交通事業者の公式サイトを出発前と当日に確認してください。
文化施設と生活空間に配慮する
慰霊施設や寺社では静かに行動し、立入禁止表示や撮影ルールに従うことが基本です。
古い町並みでは観光地の中に日常生活があることを意識し、大声、道路の占有、私有地への立入りを避けましょう。
まとめ|広島の観光スポットを定番と穴場から旅の目的で選ぼう
広島には、原爆ドームや嚴島神社のような定番だけでなく、尾道や鞆の浦の町並み、大久野島と竹原、三段峡や帝釈峡など、地域ごとに異なる魅力があります。
初めての旅行では広島市と宮島を中心にし、興味と日程に合わせて県東部や山間部を加えると、広島の多様な風景を無理なく味わえます。
運営状況と現地ルールを公式情報で確認し、祈りの場、生活空間、自然環境への配慮を忘れずに旅を楽しんでください。













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