広島の竹原と大久野島を1泊2日で巡る
広島県東部の竹原と大久野島を組み合わせると、歴史ある町並みと瀬戸内海の島景色を一度の旅で味わえます。
1日目は竹原の町並みをゆっくり歩く
初日は竹原駅から町並み保存地区へ向かい、格子窓や白壁が連なる通りを歩きながら、公開施設や寺社を無理のない順序で巡ります。
2日目は忠海港から大久野島へ渡る
翌朝は竹原または忠海周辺から港へ移動し、フェリーで大久野島へ渡って、自然、歴史、うさぎの観察を落ち着いて楽しみます。
有名観光地から離れた瀬戸内の時間を楽しむ
どちらも休日や行楽期には混雑することがありますが、移動時間を先に固めて朝から歩けば、広島市中心部とは異なる穏やかな旅を組み立てやすくなります。
| 日程 | 主な場所 | 移動 | 旅の軸 |
|---|---|---|---|
| 1日目 | 竹原駅・町並み保存地区 | JR・徒歩 | 歴史と暮らしに触れる |
| 2日目 | 忠海港・大久野島 | JR・徒歩・船 | 自然と島の記憶をたどる |
出発前に宿と船の時刻を決める
このコースでは列車と船の接続が旅全体を左右するため、観光スポットより先に宿泊地と2日目の往復便を決めます。
宿は竹原駅周辺か忠海への移動で選ぶ
1日目の町歩きを重視するなら竹原駅周辺が便利ですが、2日目の早い船を使う場合は忠海への移動時間も含めて比較しましょう。
往路と復路の船を一組で確認する
忠海港と大久野島を結ぶ船は運航日や時期により時刻が変わる可能性があるので、往路だけでなく帰りの候補便まで運航案内で確認します。
JR呉線の接続には余白を持たせる
列車の本数や接続は時間帯で異なるため、港への徒歩移動と乗船手続きを含め、乗り換えに余裕のある計画にします。
1日目午前は竹原駅から町並み保存地区へ
竹原駅に着いたら荷物を預ける方法を確保し、駅前から商店街を抜けて町並み保存地区へ向かいます。
道の駅たけはらを散策の起点にする
町並み保存地区の入口にある道の駅では観光情報や地図を入手できるため、公開施設の営業状況や工事による通行情報を確かめる起点に向いています。
本町通りでは建物の意匠に目を向ける
竹原は製塩や酒造、廻船業を背景に発展した町で、通りを歩くと商家の構えや格子など、地域の歴史を伝える細部に出会えます。
竹原地区の町並みは1982年(昭和57年)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
生活の場であることを忘れずに歩く
町並み保存地区には個人所有の住宅があり、現在も暮らしが続いているため、私有地へ入らず、大声や通行を妨げる撮影を避けましょう。
写真は道をふさがない位置から撮る
細い通りでは通行する住民やほかの来訪者を優先し、三脚を広げたり建物へ寄りかかったりせず、立ち止まる時間を短くして撮影します。
1日目午後は公開施設と高台の景色を選ぶ
午後は開館している施設から2つほど選び、町並みの背景を知ってから、体力と天候に応じて高台へ足を延ばします。
歴史民俗資料館などで町の成り立ちを知る
保存地区周辺には歴史や文化に触れられる施設がありますが、休館日や公開時間が施設ごとに異なるため、当日の開館案内を確認してください。
西方寺・普明閣周辺では足元に注意する
階段や坂を上った先から町並みを見渡せる場所もあるので、雨天時は滑りやすさを考え、歩きやすい靴で無理をせず訪れます。
夕食と翌朝の買い物を先に済ませる
夜や早朝は利用できる店が限られる場合があるため、島へ持参する飲み物や軽食も含め、営業中の店で早めに準備しておくと安心です。
宿では翌朝の列車と出発時刻を再確認する
夕方以降は竹原で食事を取り、翌朝に利用する列車、港までの徒歩経路、乗船前に必要な準備を確かめて早めに休みます。
2日目は忠海港から大久野島へ渡る
2日目は船の出航時刻から逆算して宿を出発し、忠海駅から港までの徒歩移動と切符購入の時間を確保します。
忠海港では運航状況をもう一度確認する
天候や船舶の都合で変更が生じる可能性があるため、港に着いたら掲示や公式サイトで運航状況と乗り場を確認します。
大きな荷物は持ち込まず身軽にする
島内は徒歩移動が中心になるので、利用可能なロッカーや宿の預かりを事前に確認し、貴重品、飲み物、雨具など必要な物だけを携帯します。
島では帰りの便を基準に歩く範囲を決める
大久野島は海岸沿いの道や高低差のある場所があり、すべてを急いで回らず、帰港時刻に間に合う範囲で見どころを選びましょう。
| 確認項目 | 確認先 | 注意点 |
|---|---|---|
| 船の時刻・運航 | 忠海港の運航案内 | 往復便と乗り場を確認 |
| 島内施設 | 竹原市・各施設 | 臨時休館や公開範囲を確認 |
| うさぎとの接し方 | 休暇村大久野島 | 安全と健康を優先 |
| 自然・散策情報 | 環境省ビジターセンター | 天候と歩道状況を確認 |
欠航時は竹原や忠海の散策へ切り替える
強風や荒天で船が利用できない場合は無理に渡島せず、竹原の未訪問施設や忠海周辺など陸上の候補へ変更できるよう予備案を用意します。
大久野島では自然と歴史の両方に触れる
大久野島はうさぎで知られますが、国立公園の自然と戦争の歴史を伝える場所でもあり、複数の視点で歩くと旅の理解が深まります。
ビジターセンターで島の自然を知る
環境省の大久野島ビジターセンターでは瀬戸内海の自然環境や島の歴史を紹介しているため、散策の前後に立ち寄ると景色の見方が広がります。
大久野島は瀬戸内海国立公園に含まれる島です。
毒ガス資料館では静かに歴史と向き合う
島にはかつての毒ガス製造に関する資料館があり、開館状況を確認したうえで見学すると、観光地の明るい印象だけでは見えない歴史に触れられます。
海辺と島影を眺める時間を残す
展望地点や海岸へ向かう場合は帰りの船と体力を考え、景色を急いで撮るだけでなく、瀬戸内の島々を眺める休憩を行程に入れましょう。
遺構は立入可能な場所から見学する
島内に残る遺構の周辺では案内板と立入表示に従い、柵を越えたり傷んだ構造物へ近づいたりせず、安全な散策路から静かに見学します。
うさぎと島の環境を守る歩き方
島のうさぎには触れず、動物の安全と島の環境を損なわない距離から観察することが大切です。
道路脇や建物の入口では立ち止まらない
島内のバスや自転車との接触を避けるため、道路、道路脇、建物の玄関前ではうさぎとふれあわず、安全な場所へ移動します。
手から直接餌を与えない
かまれる事故や体調不良を防ぐため、手から直接餌を与えず、パンや菓子など人向けの食べ物も与えないようにします。
ごみと持ち物はすべて持ち帰る
包装や釣り糸などは動物が誤って口にする危険があるため、風で飛ばされないよう管理し、持ち込んだ物は責任を持って回収します。
まとめ|竹原の暮らしと大久野島を丁寧に歩こう
竹原と大久野島を巡る1泊2日は、初日に竹原の町並み保存地区、翌日に忠海港から大久野島を訪れ、列車と船の時刻に余裕を持たせることで、歴史、自然、地域の暮らしに配慮した瀬戸内の旅になります。







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