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清澄庭園で味わう東京の日本庭園|見どころと散策のポイント

清澄庭園で味わう東京の日本庭園|見どころと散策のポイント

清澄庭園は、池を中心に名石や涼亭を眺めながら歩ける東京の日本庭園です。清澄白河駅から近く、初めてでも回りやすいのが魅力。この記事では、清澄庭園の見どころ、歩き方、所要の目安、撮影時の注意点、現地で迷いにくいポイントをわかりやすく紹介します。

ひと目でわかるポイント

一言でわかる魅力

清澄庭園は、池・磯渡り・名石を眺めながら歩ける東京都指定名勝の回遊式林泉庭園。清澄白河駅から徒歩約3分で気軽に訪れられる

主な見どころ

三つの中島を配した大泉水、石を飛び飛びに渡る磯渡り、全国から集められた名石(佐渡赤玉石など)、数寄屋造りの涼亭、築山「富士山」、芭蕉の句碑

アクセス

清澄庭園へは、都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線の清澄白河駅から徒歩約3分。駐車場はなし

入園料

一般150円、65歳以上70円。小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料

所要の目安

庭園を一周する目安は約40分。開園は9時〜17時、入園は16時30分まで

季節と庭園ガイド

清澄庭園は春の桜、6月中旬〜下旬のハナショウブ、秋の紅葉、冬のスイセンやロウバイが見どころ。庭園ガイドは土日祝の11時・14時に実施(各回約60分)、7月・8月は休止

撮影ルールと注意点

記念写真・風景写真は申請不要。前撮り・ポートレートなど場所を一定時間使う撮影は申請が必要。ペット連れの入園は不可

※最新情報は公式発表または現地でご確認ください。

清澄庭園とはどんな場所?

清澄庭園は、東京都江東区に位置する回遊式林泉庭園で、泉水・築山・枯山水を主体とした構成が特徴です。

明治11年(1878年)に岩崎弥太郎がこの地を買い取り、庭園造成に着手しました。

明治13年(1880年)に「深川親睦園」として竣工した後も造園工事は進められ、隅田川の水を引いた大泉水や全国の名石を配した景観が整えられました。

現在は東京都指定名勝として公開されており、入園料は一般150円、65歳以上70円です。

小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料で入園できます。

都会の中で静かに景色を味わえる庭園

この庭園の中心は、三つの中島を配した大きな池(大泉水)です。

水面に木々や建物が映り、歩く場所によって見える景色が少しずつ変わるため、立ち止まりながら眺める楽しさがあります。

最寄りの清澄白河駅から徒歩約3分と、都心からのアクセスがよく、初めての方でも気軽に訪れやすい日本庭園です。

清澄庭園の見どころは池・磯渡り・名石

初めて訪れるなら、まずは泉水、磯渡り、名石の組み合わせに注目すると、清澄庭園らしさがつかみやすくなります。

池の景色を楽しむ

園の要である泉水(大泉水)は、かつて隅田川から水を引いていた池です。

潮の干満によって池の景観が微妙に変化したといわれていますが、現在は雨水でまかなわれています。

広い水面と島、樹木、建物の取り合わせが、この庭園らしい落ち着いた景観をつくっています。

磯渡りを歩いて視点を変える

池の端に石を飛び飛びに置いた「磯渡り」は、歩くたびに見え方が変わるのが魅力です。

園内には複数の磯渡りがあり、それぞれ異なる角度から池を楽しめます。

写真を見るだけでなく、実際に渡って景色の変化を感じると、庭園のつくりがよりわかりやすくなります。

全国から集められた名石を見る

園内には、岩崎家が全国の産地から集めた石が数多く配置されています。

なかでも佐渡赤玉石は、当時高価な石として伝えられています。

派手な演出ではなく、石や松、水面の調和を見ると、この庭園の個性が伝わってきます。

涼亭や築山に注目して歩く

池の景色に目が向きやすい場所ですが、建物や地形にも清澄庭園らしい見どころがあります。

涼亭

涼亭は、池に突き出すように建つ数寄屋造りの建物です。

明治42年(1909年)に、国賓として来日した英国キッチナー元帥を迎えるために岩崎久弥が建てたものです。

関東大震災と東京大空襲をくぐり抜けた園内唯一の建物で、昭和60年(1985年)に全面改築工事が行われました。

平成17年(2005年)には東京都選定歴史的建造物に選ばれています。

富士山と芭蕉の句碑

園内で最も高い築山「富士山」や、松尾芭蕉の句碑も見逃せません。

歩く途中でこうしたポイントを拾うと、景色を見るだけでなく庭園の構成そのものも楽しめます。

季節ごとの見どころ

清澄庭園は「松と石の庭園」として知られていますが、四季を通じてさまざまな植物が楽しめます。

春は3月上旬のカンヒザクラに始まり、ソメイヨシノ、サトザクラと、4月末頃まで花見を楽しめます。

6月中旬〜下旬には花菖蒲田でハナショウブが見頃を迎え、時期によって関連イベントが行われることもあります。

秋は11月下旬〜12月上旬がモミジやハゼノキの紅葉の見頃で、池の水面に映る色づいた木々が印象的です。

冬にはスイセンやロウバイが咲き、静かな庭園の風情が際立ちます。

初めてでも回りやすいアクセスと所要の目安

清澄庭園は、都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線の清澄白河駅から徒歩約3分です。

庭を一周する目安は約40分で、初めてでも比較的予定に組み込みやすい庭園です。

現地で役立つ基本情報

  • 開園時間は午前9時〜午後5時、入園は午後4時30分までです。
  • 休園日は年末年始(12月29日〜翌年1月1日)です。
  • 入園料は一般150円、65歳以上70円です。
  • 駐車場はありません。
  • 園内マップは日本語のほか、English、Korean、中文(簡体字・繁体字)、French、Espanol版も公開されています。

バリアフリー

池の半周にはフラットな車椅子ルートがあり、貸出用の車椅子も用意されています。

移動に不安がある人と一緒でも、事前にルートを確認しておくと歩きやすいです。

撮影・マナーで気をつけたい点

清澄庭園は、文化財として静かに観賞することが大切にされている庭園です。

急いで回るよりも、周囲の観賞を妨げない歩き方を意識すると、この場所の良さを感じやすくなります。

写真撮影のルール

記念写真や風景写真は、サービスセンターへの申請なしで撮影できます。

一方で、一定の場所を一定時間使う撮影や、前撮り・ポートレートのような人物中心の撮影は申請が必要です。

入園前に知っておきたいこと

  • 有料庭園のため、ペット連れでの入園はできません
  • 庭園ガイドは土日祝の午前11時・午後2時に行われています(各回約60分)。
  • 7月と8月はガイドが休止です。
  • 気象状況により中止になる場合もあるため、実施状況は当日の案内を確認しておくと安心です。

清澄庭園の周辺スポット

清澄白河エリアは、庭園だけでなくアートやカフェの街としても知られています。

徒歩圏内には東京都現代美術館や深川江戸資料館があり、庭園の散策と組み合わせて半日ほど楽しむことができます。

また、隣接する清澄公園(無料)には芝生広場やじゃぶじゃぶ池があり、家族連れにも人気のスポットです。

まとめ|清澄庭園を静かに味わうコツ

清澄庭園は、駅から行きやすく、それでいて池や名石、涼亭がつくる落ち着いた景色を味わえる庭園です。

はじめて訪れるなら、泉水を中心に歩き、磯渡りや涼亭、築山を順に見ていくと流れよく楽しめます。

写真を撮るときも、文化財庭園らしい静けさを大切にしながら歩くと、清澄庭園の魅力がより伝わってきます。

開園情報や撮影条件は、来園前に確認しておくと安心です。 

よくある質問

A. 清澄庭園は東京都江東区にある回遊式林泉庭園(池の周りを歩いて景色を楽しむ日本庭園)で、東京都指定名勝です。明治11年(1878年)に岩崎彌太郎が土地を取得し、全国から集めた名石と大泉水を中心に整えました。江戸の大名庭園の手法を明治に受け継ぐ、石景の美しさが際立つ庭園です。
A. 入園料は一般150円、65歳以上70円で、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料です。開園は9:00〜17:00、最終入園は16:30です。都立9庭園共通の年間パスポート(一般4,000円)を使えば、浜離宮や六義園なども含めて何度でも入れるため、都内庭園めぐりを計画しているなら検討する価値があります。
A. 都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線の清澄白河駅A3出口から徒歩約3分です。A3出口を出たら清澄通りを渡り、方向表示に従って右折すると庭園の外壁が見えてきます。駐車場はないため公共交通機関での来園が前提となります。
A. 庭園をひと通り歩く目安は約40分、写真を撮りながらなら約1時間です。磯渡りでは立ち止まる場面が増えるため、時間に余裕を見ておくと落ち着いて回れます。見どころが池の周囲に凝縮されているので、短時間の観光でも満足しやすく、前後の予定に組み込みやすい庭園です。
A. 最大の見どころは大泉水(池)・磯渡り・全国から集めた名石の三点セットです。なかでも佐渡赤玉石は当時「家が1〜2軒建つ」ほど高価だったと伝わる貴重な石で、石の色味に注目しながら歩くと庭園の奥深さを実感できます。
A. 紅葉の見頃は例年11月下旬〜12月上旬で、モミジやハゼノキが色づきます。池の水面に紅葉が映り込む景色が印象的で、特にハゼノキの深紅は園内でも目を引きます。平日の午前中は比較的静かで、色づいた木々と池の落ち着いた雰囲気をゆっくり味わいやすい時間帯です。
A. 涼亭は貸切利用できる集会施設で、明治42年(1909年)に建てられた数寄屋造り(和風建築様式)の建物です。英国のキッチナー元帥を迎えるために造られ、現在は東京都選定歴史的建造物に指定されています。池にせり出す配置なので、水辺に浮かぶような眺めも魅力です。
A. 園内では個人利用のスナップ撮影が可能で、撮影条件は現地掲示の案内が優先です。磯渡りの上は足元が不安定なので、スマホやカメラを片手で構え続けず、立ち止まって撮るほうが安全です。三脚は通行の妨げになりやすく、混雑時は特に周囲への配慮が欠かせません。

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