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由比ヶ浜海岸で何する?散歩・写真・海水浴の注意点とトビ対策

由比ヶ浜海岸で何する?散歩・写真・海水浴の注意点とトビ対策
由比ヶ浜海岸で海を眺め、砂浜を歩くための散策ガイド。写真の撮り方、季節や天気に合わせた服装、海水浴前の確認事項、野鳥やごみに関する基本マナーをまとめました。鎌倉観光と組み合わせる際の準備や帰りの身支度も押さえ、初めて訪れる人が無理なく海辺で過ごすために役立つ内容です。

ひと目でわかるポイント

由比ヶ浜海岸の魅力

鎌倉の由比ヶ浜海岸は、波音を聞きながらの砂浜散策や海の写真、夏の海水浴を自分のペースで楽しめる海辺。波を眺めて足を止めれば、寺社をめぐる街歩きとは違う景色を楽しめます。撮影では空・海・砂浜のどれを主役にするか決めると構図を考えやすくなります

歴史ある浜の見どころ

由比ヶ浜海岸は滑川と稲瀬川に挟まれた砂浜で、鎌倉時代は流鏑馬など武芸の場となり、源頼朝が身を清めたとされる古戦場でもある

アクセス

JR横須賀線・江ノ電の鎌倉駅から徒歩約15分、江ノ電の和田塚駅・由比ヶ浜駅・長谷駅からは徒歩約5分

海水浴の確認ポイント

由比ガ浜海水浴場の開設は7月1日〜8月31日の9時〜17時が基本で、当日は旗の色(青は遊泳可能・黄は遊泳注意・赤は遊泳禁止)を確認

混雑を避けるコツ

2025年の由比ガ浜海水浴場では7月より8月の来場者数が多く、落ち着いて過ごすなら平日か、開場して間もない午前中の早い時間に到着するのがおすすめ

トビ(鳶)対策

食べ物を手に掲げたり広げたまま放置したりせず、屋根のある場所で食べるか、大きな壁を背にして背後からの接近に備える

車いすでも楽しめる設備

ボードウォークや砂浜へ降りるスロープがあり、海水浴場の開設期間中の土日祝は水陸両用車いすで介助員の付き添いのもと波打ち際まで行ける

※最新情報は公式発表または現地でご確認ください。

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鎌倉・由比ヶ浜海岸で楽しむ海辺の散策

鎌倉の由比ヶ浜海岸(ゆいがはまかいがん)では、砂浜の散歩や海の写真、夏の海水浴など、海辺ならではの過ごし方を旅に取り入れてみましょう。

鎌倉観光の予定を組むときも、海辺で立ち止まる余白をつくると、寺社をめぐる街歩きとは違う景色を楽しめます。

この記事では、散歩や写真のコツに加えて、海水浴場の開設期間、トビ(鳶)への対策、現地のマナーまでまとめて紹介します。

波の音を聞きながら自分のペースで歩く

散策の楽しみは、遠くまで歩くことだけではありません。

波が寄せて引く様子を眺めたり、空と海の色を見比べたりと、足を止める時間も大切にしたいところです。

同行者と会話を楽しむなら、歩く距離を先に決めすぎず、風や足元の状態に合わせて折り返しましょう。

由比ヶ浜海岸の東端には滑川(なめりがわ)、西端には稲瀬川(いなせがわ)が流れ込んでいるので、川を目印にすると歩いた範囲をつかみやすくなります。

浜に着いたら周囲と帰り道を確かめる

砂浜へ下りる前に、出入口や案内板の位置を見ておくと、帰る方向を把握しやすくなります。

海辺には散歩をする人や海で活動する人もいるため、荷物を置く際は通り道を空けてください。

初めての場所では、明るいうちに周囲の様子を確かめ、無理のない範囲で過ごしましょう。

由比ヶ浜には常設の公衆トイレがあり、国道134号から海岸のトイレへ直接下りられるスロープ「由比ガ浜みんなのスロープ」も整備されています。

地震や津波警報のときはすぐに高い場所へ避難する

強い地震や、弱くても長い時間ゆっくりと続く揺れを感じたら、ただちに安全な高い場所へ避難してください。

揺れを感じなくても、津波警報などが発表されたら海水浴などを中止し、すぐに高い場所を目指してください。

海水浴場や海岸で赤と白の格子模様の「津波フラッグ」を見かけたときも、大津波警報・津波警報・津波注意報が発表された合図なので、すぐに避難を始めましょう。

津波は川をさかのぼるため、避難する際は海の方向や滑川などの川に近づかないことが大切です。

2025年7月下旬には海水浴場の開設期間中に津波警報が発表されたこともあるため、鎌倉市が公開している由比ガ浜・材木座から長谷・坂ノ下にかけての津波避難経路マップに目を通しておくと安心です。

由比ヶ浜海岸の場所・アクセス・歴史

由比ヶ浜海岸は鎌倉駅から歩いて行ける距離にあり、鎌倉時代から歴史の舞台となってきた浜です。

由比ヶ浜海岸はどこにある?浜の範囲と呼び名

由比ヶ浜海岸は鎌倉市由比ガ浜にある砂浜で、市内3か所の海水浴場の中では中央に位置しています。

由比ヶ浜はもともと稲村ヶ崎から材木座の飯島まで続く、全長3.2kmの海岸の総称でした。

現在は、稲瀬川と滑川の間を由比ヶ浜海岸、稲瀬川より西を坂ノ下海岸、滑川より東を材木座海岸と呼び分けています。

名前は由井郷という地域にあったことや、助け合いの組織を意味する「結(ゆい)」に由来するとされ、古くは「由井」「湯井」とも書かれました。

地名や海水浴場の名称では「由比ガ浜」と表記されるため、現地の案内板でこの表記を見かけても同じ場所を指しています。

国道134号沿いには、芝生広場のある鎌倉海浜公園(由比ガ浜地区)も広がっています。

鎌倉駅から徒歩約15分、江ノ電の3駅から徒歩約5分

由比ヶ浜海岸へは、JR横須賀線・江ノ電の鎌倉駅から歩いて約15分です。

江ノ電を利用する場合は、和田塚駅・由比ヶ浜駅・長谷駅のいずれからも徒歩約5分で浜に着きます。

由比ヶ浜駅は、鎌倉駅から江ノ電で2駅目にあります。

車で訪れる場合は、海岸近くの県営由比ガ浜地下駐車場(200台)を利用できます。

普通車の料金は30分210円で、7月1日〜8月31日の夏季は30分260円です。

営業時間は夏季が6時〜21時、それ以外の時期が9時〜18時です。

海水浴場には鎌倉市が管理する専用の駐車場がないため、夏に訪れるなら電車の利用がおすすめです。

鎌倉時代から続く由比ヶ浜の歴史

鎌倉時代の由比ヶ浜は「前浜(まえはま)」とも呼ばれ、浜には多くの家が建ち並んでいました。

流鏑馬(やぶさめ)や小笠懸(こがさがけ)、犬追物(いぬおうもの)といった武芸を磨く場でもありました。

源頼朝は「二所詣(にしょもうで)」と呼ばれる参詣に出発する際、この浜で身を清めたとされています。

1180年の三浦義澄と畠山重忠の対陣や、1333年の新田義貞による鎌倉攻めの舞台にもなった古戦場です。

1889年(明治22年)に横須賀線が開通すると、保養地や別荘地、海水浴場として人気が高まり、夏のにぎわいは「海の銀座」と呼ばれるほどでした。

由比ヶ浜で砂浜の散歩と海の写真を楽しむコツ

海辺の写真は、空・海・砂浜のどれを主役にするかを決めると、構図を考えやすくなります。

歩く場所は波と足元を見て選ぶ

波打ち際へ近づくときは、目の前の波だけでなく、その先から寄せてくる波にも目を向けましょう。

靴を濡らしたくない場合は、水際から余裕を持って離れ、足元を確かめながら歩くのがおすすめです。

貝殻や漂着物で足裏を傷つけるおそれがあるため、砂浜でも足元を確認し、歩きやすい履物を使いましょう。

撮りたい雰囲気に合わせて画面を整える

海を広く写したいときは、画面が傾いていないかを確認すると、水平線の広がりが伝わりやすくなります。

人物を入れる場合は、海の景色を残す余白をつくり、本人に声をかけてから撮影しましょう。

撮りたい印象に合わせた構図の考え方を整理すると、次のようになります。

残したい印象 画面のつくり方 意識すること
海の広がり 水平線を生かす 画面の傾き
空の表情 空を広めに入れる 雲と明るさ
旅の記念 人物と海を入れる 背景の余白

撮影中も周囲から目を離さない

スマートフォンの画面に集中したまま後ろへ下がると、人や荷物にぶつかったり、波に近づいたりすることがあります。

構図を変えるときはいったん画面から目を離し、足元と進む方向を確認してください。

通行する人が来たら道を譲り、同じ場所を長く使い続けない配慮も大切です。

由比ヶ浜海岸へ行く日の服装と持ち物

海辺の服装は、季節の名前だけで決めず、当日の気温・風・日差しに合わせて調整しましょう。

暖かい日も涼しい日も天気に合わせて備える

日差しのある日は帽子や日焼け止めを用意し、飲み物を持って、休憩を挟みながら過ごすとよいでしょう。

風がある日や冷えを感じる日は、さっと羽織れる上着があると、歩くときと立ち止まるときの調整に役立ちます。

2025年の海水浴場の開設期間(7月1日〜8月31日)に記録された気温の平均は32.6℃で、30℃以上を記録した日が54日ありました。

真夏に訪れる場合は、帽子や飲み物に加えて、こまめに休憩をとるなど熱中症への備えを意識しましょう。

天気ごとに優先したい準備は、次のように分けて考えられます。

当日の様子 服装・持ち物 過ごし方の調整
日差しが強い 帽子・日焼け止め 休憩を増やす
風が気になる 風を防ぐ上着 荷物をまとめる
冷えを感じる 重ね着できる服 滞在を短めにする
雨が降りそう 雨具・防水の袋 予定を見直す

砂や水への備えを小さくまとめる

砂浜を歩いた後のことまで考えて荷物を整えると、その後の街歩きへ移りやすくなります。

スマートフォンや財布は砂へ直接置かず、口を閉じられるバッグにまとめておきましょう。

由比ガ浜海水浴場では置き引きの被害も発生しているため、貴重品の管理に注意しましょう。

泳いでいる間や撮影に夢中になっている間も、荷物から目を離さないようにしましょう。

身支度や持ち帰りに使う小物は、取り出しやすい場所へ入れておくと便利です。

  • 手や足を拭くためのタオル
  • 濡れた物と乾いた物を分ける袋
  • 包装やごみを持ち帰るための袋
  • 必要に応じた替えの靴下

由比ガ浜海水浴場で海水浴を予定するときに確認したいこと

泳ぐ予定がある場合は、開設期間・遊泳区域・当日の案内を事前と現地の両方で確認することが大切です。

由比ガ浜海水浴場の開設期間と時間

由比ヶ浜海岸では毎年夏に鎌倉市が由比ガ浜海水浴場を開設しており、材木座・腰越と並ぶ市内3か所の海水浴場のひとつです。

開設期間は7月1日〜8月31日、開場時間は9時〜17時を基本としています。

2024年は9月1日まで開設されたように、年によって期間が変わることがあるため、訪れる年の発表を確認しましょう。

開設期間中はライフガードによる監視に加えて、ドローンによる監視や、離岸流(りがんりゅう)をAIカメラで自動的に検知する仕組みも取り入れられています。

由比ガ浜海水浴場は、2016年に若狭和田ビーチとともにアジア・日本で初めて国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得し、その後も毎年認証を受けています。

ブルーフラッグは、水質、環境教育と情報、環境マネジメント、安全性・サービスの分野で30以上の基準を満たした海辺に与えられ、毎年審査が行われます。

夏の混雑を避けるコツ

2025年の由比ガ浜海水浴場の海水浴客数は342,250人で、市内3か所の海水浴場の合計446,320人のうち7割以上を占めました。

月別では、7月の153,690人に対して8月は188,560人と、8月のほうが多くの人が訪れています。

2025年に3か所の合計で最も人出が多かったのは、日曜日だった7月20日の25,330人でした。

落ち着いて過ごしたい場合は、週末や祝日を避けて平日に訪れるか、開場して間もない午前中の早い時間に到着する計画を立てるとよいでしょう。

海へ入る前にその日の遊泳案内を見る

天候や潮の状況によっては、遊泳できる時間帯でも海へ入れない場合があります。

現地の掲示や旗、係員の指示を確認し、遊泳禁止と案内されているときは、海へ入らないでください。

表示の意味が分からない場合は、周囲の人の行動をまねて判断せず、係員に確かめましょう。

鎌倉の海水浴場では、旗の色でその時点の遊泳状況が示されます。

旗の色と意味は、次のとおりです。

旗の色 遊泳状況 泳ぐときの目安
青 遊泳可能 遊泳区域の中で泳ぐ
黄 遊泳注意 余裕をもって足の着く範囲で泳ぐ
赤 遊泳禁止 海へ入らない

2025年の開設期間中は、日中の状況変化を重複計上した記録で、遊泳可能が延べ40日、遊泳注意が延べ46日、遊泳禁止が延べ2日あり、黄色の旗が出る日も少なくありません。

開設期間中の旗の色は出発前にも確認しておくと、予定を立てやすくなります。

遊泳区域とソフトボードエリアの決まり

海水浴場の開場時間中は、サーフボードやボール類、バット、フライングディスクなどの危険な遊具を使わないよう定められています。

由比ガ浜海水浴場には、子どもがマリンスポーツを学べるソフトボードエリアが設けられています。

ソフトボードエリアで使えるのは、リーシュコードを付けたソフトサーフボード、ソフトニッパーボード、フィン付きのボディボードに限られ、泳ぐことはできません。

ソフトボードエリアでは漁船の出入りが優先されるため、船が近づいてきたときは進路を空けてください。

着替えや荷物の保管方法を先に決める

海水浴を旅程に入れるなら、着替える場所と、貴重品を保管する方法まで考えておきたいところです。

更衣室やシャワーなどを利用する予定の場合は、営業の有無と利用条件を出発前に確認してください。

海の家は海浜組合に所属する民間の事業者が営業しているため、着替えや荷物の預かりといったサービスの内容や料金は各店に確認しましょう。

海水浴場には公共トイレのほか、既設トイレの併設と監視所前の3か所に無料の公共シャワーが設けられています。

現地で使える設備を確かめたうえで持ち物を決めると、到着してからの戸惑いを減らせます。

車いすでも楽しみやすいバリアフリー設備

由比ガ浜海水浴場では、海の家などをつなぐ木製の通路「ボードウォーク」が整備され、車いすの車輪が砂に取られにくくなっています。

車いすのまま砂浜へ降りられるスロープもあり、常設の公衆トイレには障害のある人も使いやすいトイレが設けられています。

開設期間中の土日祝日には、監視所で水陸両用車いすの貸し出しがあり、利用介助員2人が波打ち際まで付き添います。

見た目の穏やかさだけで安全を判断しない

波が小さく見えても、自分で海の状態を判断して沖へ進むことは避けましょう。

特に注意したいのが、岸から沖へ向かって流れる「離岸流」で、幅は10〜30m程度ですが、沖へ数十mから数百mに及ぶことがあります。

離岸流に流されたときは、流れに逆らって岸へ泳がず、岸と平行に泳いで流れから抜け出してから岸へ向かいましょう。

飲酒後や疲れているときは海へ入らず、子どもと訪れる場合は水際で目を離さないようにしてください。

お酒を飲んだら泳がず、保護者は子どもから離れずに、ライフジャケットを着用させましょう。

体調や天気が気になるときは、海を眺める過ごし方へ切り替える余裕を持ちましょう。

由比ヶ浜のマナーとトビ対策・自然への配慮

気持ちよく海辺を使うためには、周囲の人の過ごし方と、浜の自然の両方に気を配ることが基本です。

トビ(鳶)に食べ物を取られないための対策

海辺で飲食するときは、トビなどの野鳥に注意し、食べ物を手に掲げたり、広げたまま放置したりしないようにしましょう。

海岸や公園では、トビに手から直接食べ物を持ち去られる被害が起きています。

トビは上空を旋回しながら食べ物を探し、人の斜め後方から音もなく飛んできます。

翼を広げると150〜160cmほどになる大きな鳥で、食べ物を取られる際に爪でけがをする被害も起きています。

主な対策は、次のとおりです。

  • 傘などで食べ物を上空から見えないようにする
  • 屋根のある場所で食べる
  • 大きな壁などを背にして、背後からの接近を防ぐ
  • 複数人のときは見張り役を決め、トビの動きを見る
  • 撮影のために食べ物を地面に置いたり、食べ物を持った手を伸ばしたりしない

小さな子どもを連れているときは、保護者が特に気を配ってください。

鳥を近くで見たい場合も、食べ物で呼び寄せず、距離を取って観察してください。

野鳥への餌付けは避け、パンくずなどを与えることも控えましょう。

ごみは持ち帰り、自然はそのままにする

袋や包装は風で飛ばされないように管理し、帰る前には自分が使った場所を見回しましょう。

海水浴場の開設期間中は鎌倉市がごみ箱を設置していますが、ごみ箱以外の場所に捨てることは禁止されています。

植物を踏んだり、生き物を持ち帰ったりせず、浜で見つけた自然はその場で観察する楽しみ方がおすすめです。

たばこの吸い殻を砂へ埋めることも避け、ごみを残さないようにしてください。

人の写真と音の扱いに気を配る

周囲の人を大きく写すときは了承を得て、特に水着姿や子どもの撮影では慎重に行動しましょう。

動画の撮影や通話も、周りで休んでいる人の妨げにならない声量を意識してください。

海辺の音を楽しむ人もいるため、音楽を周囲へ流す行為は控えるとよいでしょう。

海水浴場の開設期間中は、電源をつないだスピーカーや楽器などの音響機器を使うことが禁止されています。

飲酒・喫煙・ペットなど海水浴場のルールを確認する

飲酒・喫煙・火気・ペットの同行を考えている場合は、利用できる場所や条件を事前に確かめてください。

鎌倉市では「鎌倉市海水浴場のマナーの向上に関する条例」によって、海水浴場の開設中に禁止される行為が定められています。

主な禁止行為は、次のとおりです。

  • 砂浜での飲酒(海の家は対象外)
  • バーベキューなど火の使用(海の家は対象外)
  • 入れ墨やタトゥーシールの露出
  • 決められた喫煙所以外での喫煙
  • 遊泳区域内の海にペットを入れること

由比ガ浜では、開場時間の9時〜17時に、滑川の河口から、その西側の稲瀬川・美奈能瀬川付近までの砂浜(おおむね海の家が並ぶエリア)にもペットを入れないよう求められています。

これは、ペットを立ち入らせないことがブルーフラッグの認証基準になっているためです。

現地の掲示を見る際は、禁止事項だけでなく、対象となる区域や期間にも目を向けましょう。

ほかの人が行っていることを、その場所で認められている行為だと判断しないことも大切です。

由比ヶ浜と鎌倉観光を組み合わせる日の歩き方

由比ヶ浜海岸への立ち寄りは、次の予定へ移る準備まで含めて考えると、無理のない旅程にしやすくなります。

出発前に帰路と荷物の扱いを決める

地図では海岸の位置だけでなく、利用する交通機関と浜への出入口を合わせて確認しておきましょう。

大きな荷物がある場合は、預け先を確保できるかを先に調べると、砂浜での移動が楽になります。

鎌倉駅周辺はコインロッカーの数が限られているため、鎌倉市観光協会が鎌倉駅西口すぐの江ノ電ビル4階で手荷物預かりを行っています。

料金は1個1日につき、各辺40cm以内の荷物が300円、いずれかの辺が40cmを超える荷物が700円で、予約なしで利用できます。

受付時間は9時〜17時で、17時を過ぎると追加料金がかかり受け取りも翌日になるため、浜で夕方まで過ごす予定なら時間に注意しましょう。

夕方に訪れる予定なら、暗くなる前に帰る道を確認し、後の食事や移動に余裕を残してください。

街へ戻る前に砂と濡れを整える

靴や服についた砂は、周囲の人にかからない場所で落とし、濡れた物は袋へ分けて入れましょう。

公共交通機関や飲食店へ移る前に身支度を整えておくと、海辺で過ごした後も落ち着いて行動できます。

足の疲れや服の濡れが気になるときは、その後の予定を詰め込まず、休憩を優先してください。

まとめ

鎌倉の由比ヶ浜海岸では、海を眺める、砂浜を歩く、写真を撮るといった楽しみを、自分のペースで組み合わせてみましょう。

当日の天気に合わせて服装を整え、泳ぐ場合は由比ガ浜海水浴場の開設期間と当日の旗の色を確認することが、無理なく過ごすための準備になります。

トビへの対策や周囲の人と自然への配慮を忘れず、帰りの身支度まで含めて、鎌倉での海辺の時間を楽しんでください。

よくある質問

A. 由比ヶ浜海岸は、鎌倉市の滑川と稲瀬川に挟まれた砂浜で、散歩や写真撮影、夏の海水浴を楽しめる海辺です。写真では空・海・砂浜のどれを主役にするかを先に決め、水平線の傾きを確かめると景色の広がりが伝わります。人物を入れるときは本人に声をかけ、移動するときはいったん画面から目を離して足元も確かめてください。
A. 由比ヶ浜は鎌倉時代に「前浜(まえはま)」と呼ばれ、流鏑馬(やぶさめ:馬上から矢を射る武芸)などの稽古場だった浜です。1180年の三浦義澄と畠山重忠の対陣や、1333年の新田義貞による鎌倉攻めの舞台にもなりました。1889年(明治22年)に横須賀線が開通すると別荘地・海水浴場として人気が高まり、夏のにぎわいは「海の銀座」と呼ばれたほどです。
A. ブルーフラッグは、水質や安全、環境管理などの基準を満たした海辺に与えられる国際環境認証です。由比ガ浜海水浴場は、2016年に若狭和田ビーチとともにアジアで初めて取得しました。4分野で30以上の基準があり、毎年審査されます。現地の旗は水質だけの賞ではなく、環境や利用マナーも含む取り組みの証しと捉えると、案内表示の意味も理解しやすくなります。
A. 鎌倉駅から由比ヶ浜海岸までは徒歩約15分で、江ノ電の和田塚駅・由比ヶ浜駅・長谷駅からはいずれも徒歩約5分です。歩く場合は浜に下りる出入口と帰りに使う駅を先に控えておきましょう。到着後は案内板の位置を見ておくと、同行者と離れて歩くときも、戻る方向や待ち合わせ場所を共有できます。
A. 由比ガ浜海水浴場は例年7〜8月に開設され、開場時間は9時〜17時が基本です。年によって期間が変わり、時間内でも天候や潮の状況で泳げない場合があります。青旗は遊泳可能、黄旗は注意、赤旗は遊泳禁止の合図です。赤と白の格子模様の津波フラッグを見たら直ちに避難し、海岸や川から離れて安全な高い場所へ向かってください。
A. 混雑を避けるなら、由比ガ浜海水浴場へは平日の開場直後を候補にするとよいでしょう。土日祝より平日を選び、9時の開場に合わせて出発時刻を決めると、到着後の着替えなどにも余裕を取れます。静かに散歩することが目的なら、人が通る場所を空け、立ち止まる場所も周囲の動きに合わせて選ぶのが配慮です。
A. 由比ヶ浜では帽子・日焼け止め・飲み物を基本に、風や冷えに備えた上着も用意しましょう。砂浜でも貝殻や漂着物で足を傷つけるおそれがあるため、歩きやすい履物で足元を確かめます。タオルや替えの靴下、濡れた物を分ける袋を小さくまとめておくと、海から街歩きへ移る前の身支度に役立ちます。
A. 由比ガ浜の海の家は、使いたい設備と料金、利用条件を比べて選びましょう。海の家(海水浴客向けの季節営業施設)にはシャワーや更衣室、ロッカーなどがあります。予約の可否や荷物預かりの条件を先に相談し、泳いだ後に必要なサービスまで決めておくと、到着後に探し回る手間を減らせます。開設期間中は無料の公共シャワーも利用できます。

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