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鳳来寺山で出会う石段、森、歴史ある寺社

鳳来寺山で出会う石段、森、歴史ある寺社

鳳来寺山は、奥三河の自然と信仰が重なる山岳スポット。石段が続く表参道、鳳来寺、鳳来山東照宮をめぐりながら、森の景観や歴史に触れられます。初めて訪れる人向けに、見どころ、歩き方、参拝時の注意点、出発前に確認したい情報をわかりやすく紹介します。

ひと目でわかるポイント

一言でわかる魅力

愛知・奥三河の鳳来寺山は、1,425段の石段と杉木立、歴史ある寺社が一体となった山岳信仰の聖地

見どころ

樹齢800年・高さ60mの傘杉、朱色の仁王門(重要文化財)、薬師如来を本尊とする鳳来寺、日本三東照宮の鳳来山東照宮

アクセス

新東名「新城IC」から車で約20分。公共交通はJR飯田線「本長篠駅」から豊鉄バスで「鳳来寺」下車(本数が少なく事前確認推奨)

料金・駐車場

鳳来寺山パークウェイ駐車場は普通車550円(繁忙期1,100円)、使用時間は8:00〜16:00(17:00までに出庫)

所要の目安

石段の登りは休憩を含め片道60〜90分、初訪問なら半日(3〜4時間)の行程が目安

混雑の傾向

紅葉シーズンの11月1日〜30日が繁忙期で駐車料金も上がるため、時間に余裕を持って訪れたい

体験できること

杉木立の参道歩き、山岳信仰の歴史散策、新緑・紅葉・コノハズクの声など四季の自然を体感

※最新情報は公式発表または現地でご確認ください。

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鳳来寺山は自然と信仰を歩いて感じるスポット

鳳来寺山(ほうらいじさん)は、愛知県新城市の奥三河エリアにそびえる標高695mの山岳信仰のスポットです。

山そのものが古くから信仰の対象とされ、山中の鳳来寺や鳳来山東照宮を訪ねながら、自然と歴史の両方に触れられます。

鳳来寺山は昭和6年(1931年)7月31日に国の名勝・天然記念物に指定され、約1,400万年前の火山活動で形成された岩肌や、温帯樹と暖帯樹が混じる豊かな植生が特徴とされています。

訪日旅行者にとっての魅力は、寺社だけを短時間で見るのではなく、参道を歩く体験そのものにあります。

森の音、石段の感触、山中の静けさを味わいながら、日本の山岳信仰に近づける場所です。

表参道の石段1425段で味わう奥三河の森

鳳来寺山を代表する歩き方が、表参道の石段を上るルートです。

麓から鳳来寺へ続く参道には1,425段の石段があります。

石段沿いには杉木立が続き、山に入るにつれて空気の印象も変わります。

街歩きとは違い、足元に集中しながら少しずつ高度を上げていくため、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。

登り切るまでの所要時間は休憩を含めて片道およそ60〜90分が目安で、体力に不安がある場合は時間に余裕を持って計画しましょう。

途中で見たい傘杉と仁王門

参道の見どころのひとつが「傘杉(かさすぎ)」です。

傘杉は、樹齢800年、高さ60mにもなる杉として紹介されています。

また、参道の中ほどには朱色が印象的な仁王門もあります。

徳川三代将軍・家光によって慶安4年(1651年)に建立された仁王門は、国の重要文化財です。

門の前後では立ち止まって、彫刻や木組みをじっくり眺めてみるとよいでしょう。

鳳来寺と鳳来山東照宮をめぐる参拝の見どころ

石段を上った先にある鳳来寺は、鳳来寺山の信仰を知るうえで中心となる場所です。

鳳来寺は今から約1,300年前の大宝3年(703年)に利修(りしゅう)という仙人によって開山されたと伝えられています。

本尊は薬師如来で、古くから修験者の聖地、真言・天台密教の道場として栄えてきた歴史があります。

鳳来寺からさらに参道を進むと、杉木立の中に鳳来山東照宮へ向かう道が続いています。

鳳来山東照宮で見る重要文化財

鳳来山東照宮は、徳川家康公を御祭神とし、家光の命によって慶安4年(1651年)に創建された神社です。

本殿・拝殿・幣殿・中門・水屋・左右透塀の6棟が、昭和28年11月14日に国の重要文化財に指定されています。

日光東照宮、久能山東照宮と並んで「日本三東照宮」と称されることがあります。

境内では建物の彫刻や屋根の形、森の中に建つ社殿の雰囲気を落ち着いて見てみましょう。

写真を撮る場合も、参拝者の動線をふさがず、祈りの場であることを意識すると安心です。

季節ごとに変わる鳳来寺山の楽しみ方

鳳来寺山は、寺社参拝だけでなく、季節の自然も楽しめる場所です。

春から初夏にかけては新緑が深まり、夏は森の中を歩くと涼やかな空気を感じられます。

秋は山の色づきが印象的で、紅葉の名所としても知られています。

鳳来寺山パークウェイ駐車場の繁忙期に11月1日〜11月30日が含まれるため、この時期は紅葉観賞の目安になります。

また、鳳来寺山は愛知県の県鳥であるコノハズク(「声の仏法僧」とも呼ばれる)の生息地としても知られ、初夏には鳴き声が聞こえることもあります。

ただし、自然の見え方は天候や時期によって変わります。

花や紅葉を目的に訪れる場合は、出発前に自治体や観光協会の案内を確認しておくとよいでしょう。

訪日旅行者が知っておきたい歩き方とマナー

鳳来寺山は、観光地であると同時に、寺社と山の自然が重なる場所です。

にぎやかに過ごすよりも、周囲の参拝者や自然環境に配慮しながら歩くと、場所の魅力が伝わりやすくなります。

歩く前に意識したいこと

石段や山道では、足元が不安定に感じられる場所もあります。

歩き慣れたスニーカーや軽登山靴を選び、雨天後や落ち葉の多い季節は、急がずに進みましょう。

飲み物や軽食は事前に用意し、季節によっては防寒着や雨具も持参すると安心です。

寺社の境内では、大声での会話を控え、建物や文化財に触れないようにします。

立入禁止の表示や案内がある場合は、その場の指示に従ってください。

交通・駐車場情報は出発前に確認

鳳来寺山パークウェイ駐車場や公共交通でのアクセス案内が用意されています。

鳳来寺山パークウェイ駐車場は、普通車1日550円(繁忙期は1,100円)です。

営業時間は8:00〜18:00で、時間外は入出庫できません。

公共交通の場合、JR飯田線「本長篠駅」から豊鉄バス田口新城線「鳳来寺」バス停下車、またはSバス鳳来寺山もっくる新城線の利用を確認するとよいでしょう。

運行本数が限られるため、事前に時刻表を確認しましょう。

新東名高速「新城IC」からは車で約20分です。

道路の通行止めなどの案内が掲載されることがあります。

車で訪れる場合も、直前に公的情報を確認しておくと安心です。

まとめ|鳳来寺山を落ち着いて楽しむコツ

鳳来寺山は、1,425段の石段の参道、鳳来寺、鳳来山東照宮、奥三河の森を一度に体験できるスポットです。

ただ見るだけでなく、歩きながら少しずつ山の雰囲気に入っていくことが、この場所らしい楽しみ方です。

初めて訪れるなら、歩きやすい服装で、半日(およそ3〜4時間)程度の余裕を持って計画しましょう。

寺社では静かに参拝し、自然の中では足元と周囲に気を配ることで、鳳来寺山の歴史と景観をより深く味わえます。

よくある質問

A. 鳳来寺山は愛知県新城市にある標高695mの霊山で、1931年に国の名勝・天然記念物に指定されています。約1,400万年前の火山活動でできた荒々しい岩肌と、温帯樹と暖帯樹が入り混じる珍しい植生が特徴で、山全体がまるごと天然記念物という全国的にも稀有な存在です。
A. 703年に利修仙人が開いたと伝わる修験道の聖地で、徳川家康ゆかりの伝承も残る山です。三代将軍家光が鳳来山東照宮の造営を計画し、その遺志を継いだ家綱の代に1651年創建された格式の高さも知名度の理由です。
A. 表参道には1,425段の石段が続き、本堂まで休憩を含めて片道60〜90分が目安です。石段の素材は上部に向かうにつれ流紋岩から松脂岩・凝灰岩へと変わり、地質の変化を足元で観察できる「歩く博物館」のような道のりとなっています。
A. 車の場合は新東名「新城IC」から約20分、公共交通ではJR飯田線「本長篠駅」から豊鉄バス田口新城線で「鳳来寺」バス停下車です。バスは運行本数が限られ運休区間が出る時期もあるため、本長篠駅から地元の「Sバス」を併用するルートも事前に確認しておくと安心です。
A. 普通車は通常期550円・繁忙期1,100円、二輪車は通常期220円・繁忙期440円で、営業時間は8:00〜18:00です。繁忙期は紅葉シーズンの11月とGW・お盆・年末年始に設定されており、紅葉の見頃と重なる土日は朝9時前には満車になることもあるため、早朝着が確実です。
A. 鳳来寺山パークウェイの山頂駐車場まで車で上がれば、本堂までは徒歩約15分で到着できます。膝や体力に不安がある場合や小さな子ども連れの場合は、山頂駐車場発着で東照宮と本堂のみを巡る半日プランにすると、見どころを無理なく押さえられます。
A. 見頃は例年11月中旬〜12月上旬で、同時期に「鳳来寺山もみじまつり」が11月の1か月にわたって開催されます。仁王門周辺と石段沿いのモミジが特に色づき、朝の斜光が石段の朱色とモミジを照らす8〜9時頃が、人も少なく写真映えする時間帯です。
A. 鳳来山東照宮の境内拝観は無料で、御朱印(参拝記念の墨書き)は鳥居をくぐった左手の社務所で授与されます。徳川家の三つ葉葵紋が入った大判サイズの御朱印帳もあり、「日本三東照宮巡り」の記念に選ぶ参拝者もいます。

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